淫蝶
二次元世界の調教師:作

■ 5

"Good afternoon everybody! How have you been doing these days? You know, we'll have a summer vacation
......"

――んああ! ……た、たまらない……

 私は午後の授業中、刻一刻と耐え難くなって来る体の疼きに耐え兼ねて懊悩し、流暢な英語が詰まってしまいました。

" What seems to be the problem, Ms.Yoshino? "
" Oh, I'm sorry. No problem! Don't worry......"

 さっそく生徒たちが何事かと心配してくれましたが、私はもちろんこの優秀な女の子たちに絶対体の異変を悟らせるわけにはいきません。しかし色素が薄く真っ白な私の顔は熱っぽく朱に染まり、目は潤み小鼻が膨らんで物凄く嫌らしいメスの表情を晒しているであろうと思うと、気が気ではありませんでした。ハアハアと密かに吐息を荒げてしまい、発する言葉が慄えてぎこちなくなってしまうのも、もうどうしようもありません。

――ああ、お乳が……

 募る欲情を堪え切れず、胸部をブルンと揺さぶってしまうと、淫らな「蝶」のバイブレーションが一瞬強まって心地良い電流に両乳首をズンと貫かれました。

――ヒイッ!

 ウッと目を閉じ、陶然と表情を緩めて天を仰ぎ天国に到達してしまいそうな醜態を晒してしまった私。どれだけの生徒がそのわずかな一瞬に気付いてしまったことでしょう。すぐに誤魔化そうとoral intoroductionを続けた私ですが、大人しく優秀な女生徒たちを前におぞましい興奮はますます募り、体内で燃えさかる淫情の炎は耐え難くなる一方でした。

" How will you spend the summer vacation? What are you planning to do, Ms...... "

 生徒を指名して時間を稼ぎ、淫らに堕ちようとしている体を立て直そうとした私。その生徒がたどたどしく答えている内容は、耳に入ってもほとんど頭には入っていませんでした。3点の「花の種」に止まった淫蝶がジーッと心地良い振動を間断なく送り込んで来て、授業中だと言うのに私を天国へと誘うのです。

 ですがこの淫蝶たちがいなければ、私の体を途方もない欲情に駆り立てる、媚薬クリームによる強烈な疼きを我慢することは出来なかったでしょう。今日も休憩時間毎に駆け込んだトイレで、何度指を使って慰めようと思ったか知れません。とても羞ずかしいのですがオシッコをしてしまうと、排泄の快感とないまぜに素晴らしい性的快感も覚えてしまい、下手をするとイッテしまいそうでした。そしてその水流の掛かったプラスチック製の青い蝶も、濡れまみれた部分も後始末することは許されていないのです。

「あなたは今後一切1人えっちなどしてはいけませんよ。したがってトイレの後始末もしてはなりません」

 初めて校長先生がそんなことをおっしゃった時は、ご冗談かと思いました。ですが、日1日と媚薬に対する耐性が弱まり四六時中体を発情させてしまっている今ならわかります。オシッコの後始末で拭いてしまったら最後、私は絶対に1人えっちで女の部分を慰めてしまうことが我慢出来ないでしょう。校長先生は同じクスリだとおっしゃいますが、クリームの効果はどんどん強烈になって来て、今では校長先生が塗って下さる指で気をやらないよう、唇を噛み締めて耐えねばならないくらいです。

「吉野先生はどんどん淫らなイイ女になっていきますね」

 校長先生のお言葉は全く否定出来ません。私の体は日毎に浅ましく快感を貪ることを求めてやまない淫らなものに作り変えられているのです。今お乳の先に止まった蝶の誘惑に負けて胸部を揺さぶり、強まった蝶のバイブの旋律に身を任せてしまいそうになった私は、厳粛な授業中だと言うのにオナニーまがいの行為ではしたない歓びを貪ってしまう淫らな女です。

――ああっ! ちょ、蝶が……

 そして一度蝶の誘惑に負けてしまった淫らな体はもう止まりません。しっかり自分の指で包皮を剥いた「花の種」に止まった淫蝶が密かにはばたいて私を悩ませ、アソコの奥深くから火のように熱く吹き上げて来る欲情が限界を超えた私は、とうとうタイトスカートに包まれた腰を嫌らしくくねらせてしまいました。

「先生っ!」
「だ、大丈夫よ……先生、ちょっとおトイレに行って参りますから、静かに自習してて下さい」

 腰を動かしてしまったおかげで淫蝶のバイブが強まって、私はウッと下腹部を抑えて教壇の上でしゃがみ込んでいました。ビックリした生徒も英語で話し掛ける余裕はないようでしたが、何と蝶の一撃でアクメに到達してしまった私も、ごまかすように自習を指示すると足早にトイレへと向かいました。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊