淫蝶
二次元世界の調教師:作

■ 12

「そうです教頭先生、この欲求不満な青蝶のマドンナを満足させるには、いくらペニスがあっても足りないくらいなのですよ。一度出したくらいでくじけられては困ります。私と力を合わせて、吉野先生の淫らな体を鎮めて差し上げようではありませんか」
「わかりました!」

 そう言って私の口から若返ったような立派な男根を引き抜かれた教頭先生は、先程までのオドオドした態度が消えて、シャンとしておられました。男性自身の回復が自信を持たせるのでしょうか。私は自分のご奉仕で元気になられた教頭先生に、なぜだか胸がキュンとなってしまいました。

「ではまずお尻の中をキレイに掃除して差し上げましょう」

 教頭先生はいつになく快活な口調でそんなとんでもないことをおっしゃると、私をさらに辱めるおぞましいお浣腸道具の準備に掛かられました。

「吉野先生、教頭はアナルを責めるのが得意技なのです。ふふふ、嬉しくてゾクゾクしていらっしゃるのでしょう」
「そんな……嫌です! やめて下さい……」
「嘘を付いてはいけません。あなたはお尻の方がおま○こよりも感じてしまって、いつも狂ったように何度もイキまくられるではありませんか……」
「青蝶のマドンナが、お尻でされるのがお好みとは……校長先生、私は本当に生きてて良かったです……」
「あはあんっっ!!」

 教頭先生が大きな注射器を手に取りアナルに押し当てて来ると、羞ずかしいことにその部分も火のように疼かせてしまっていた私は抵抗もなく受け入れてしまい、感極まったような淫声が出てしまいました。冷たいガラス管の感触だけで疼き上がる尻穴から背徳の快感が打ち響いて来るのです。

「ははは、体は正直のようですな、吉野先生。嫌と言ったくせに、どうしてそんな嫌らしい声を聞かせるのですか」
「校長先生、もっとお尻に聞いてみましょう」

 自信を持った教頭先生までそんな言葉嬲りを掛けられ、ゆっくりと浣腸液を注入して来ました。

「あ、あ、あ〜っっ!!」

 チュルチュルと生暖かい液体がアナルの中に入り込んで来る感触はいたたまれないと言う表現がピッタリです。私はもう嫌らしいよがり声を張り上げるのも制御出来ず、おぞましい浣腸液をタップリ注ぎ込まれてしまいました。そしてすぐに効き始めた液のおかげで、ぎゅるるる〜と不穏な音が下腹部から聞こえて来ます。

「さあお腹の中の物を遠慮せずひり出して下さい」

 教頭先生が大きな金だらいを私のお尻の下に用意されると、私はもう観念してウッと目を閉じました。大量の浣腸液の洗礼を受けて生身の人間が排泄を堪え切れるわけはないのですから。

「教頭先生、蝶をいらってサービスしてやりましょう」
「ダメえ〜っっっ!!!」

 再びお2人の手が私を狂わせる淫蝶に伸びると、ついに決壊した下品な破裂音に負けない絶叫を私は校長室中に響かせました。人として最も羞ずかしい排泄を晒すと同時に、気をやらされてしまうなんて……私は本当にお腹の中が空っぽになりそうなくらい大量の汚物を吐き出しながら、凄まじい勢いで連続アクメに身を焼いていたのです。 

「ははは、悪い物をタップリひり出してスッキリしましたかな。お美しいマドンナが体の中に汚物を溜め込んでいてはいけませんぞ」
「こんな美人の出したものでも、臭いものは臭いですね。鼻がひん曲がりそうですよ」

 教頭先生は金だらいを処理しに出て行かれ、待っている間に汗と涙でベトベトになった私の顔を引き寄せた校長先生は、優しく唇を合わせて下さいました。

――ああ、私、こんなひどいことされてるのに……

 どうしてこんな鬼畜みたいな男の人たちに、私は心を許してしまうのでしょう。自分の地位を悪用し、娘を人質にとるかのような形で卑劣な脅迫をして、主人ある身の私に陵辱の限りを尽くしているのです。舌を噛み切って自害しても不思議ではありません。

 それなのに私は校長先生に唇を預けてしまい、ウットリと舌まで絡め合わせてしまうのです。そして処理を終えて戻って来られた教頭先生が、私のお尻の処理まで始め突き入れた指を奥深くでクニクニと蠢かせると、私はこれは現実に起こっていることなのか、悪い夢ではないのかと、意識がもうろうと混濁して来ました。

「吉野先生、サンドイッチファックを味わうのです。女性にとって最高の感激と言いますぞ」

 校長先生がそんなことをおっしゃられたのは、意識の片隅に残っています。アナルのお好きな教頭先生がお尻の方を貫かれ、邪魔な淫蝶をむしり取った校長先生が前から犯して来られると言う「サンドイッチファック」は強烈極まりないもので、私は何もかも忘れて狂ったように泣き叫びながら次々に達し、完全に意識を失ってしまいました。

 その夜私は気を取り戻した後校長先生に車で送って頂いたのですが、娘2人にはお仕事で遅くなったから、と言い訳をしました。もう11時を回っていたのに、今年から学年主任のお役まで回って来た主人は帰宅しておりませんでした。多忙で命を絶たれる方が増えているそうですが、公立学校の先生ってどうしてこんなに激務なのでしょう。私は主人がいなくてホッとすると共に、こんな生活が続くのかしら、と複雑な思いにもなりました。

――ああ、あんな事を承知してしまった……

 そしてこの日も又、車の中で校長先生と重大な約束をしてしまいました。それはもうすぐ始まる夏休みに、私の体に校長先生のご趣味でちょっとした装飾を施すと言うものです。ずっと抱かれながらしつこくお願いされていたのですが、主人のある体にそんなことをするなんて、常識では考えられないことでした。ですが、校長先生はおっしゃるのです。

「私でもめったに家内を抱くことなどありません。教頭に至っては20年くらい夜の生活はないそうですよ。あなたも今のままセックスレスでやり過ごすことは可能でしょう」

 そうすれば女の秘め所に装飾を施していても絶対にバレることはない、と言うのです。確かに主人の様子を見ていると、退職するまで多忙極まりない暮らしであろうことは容易に想像が付きます。真面目一筋で融通が効かず、決して仕事の手を抜くような人ではありませんから。現在主任ですから校長まで出世することを考えればなおさらです。仮に彼が求めて来ることがあっても、私が断れば絶対に無理強いする人でもありません。

「まりあさんは、少し勉強についていくのに苦労しておられるようですな」

 そして迷う私に決心を促したのは、又してもまりあをだしにした脅迫でした。まりあの特待生を打ち切ることを暗ににおわされて、私はついに肉体装飾を承諾してしまったのです。

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