狂った果実
二次元世界の調教師:作

■ 8

「今から、男をたぶらかす淫乱な女どもに制裁を加える」

 そんな、無口ないじめられっ子だったとは信じられない、ひどい言葉を言い放った翔太は、衆目の中拳銃を片手に文江の股間に入り込み、再び銃口を女性器に向けた。

――こ、こいつ、何てかわいそうなことをしやがるんだ……

 俺は自分たちが翔太に行った非道な行為は棚に上げ、やつの手にした銃口が何と文江のワレメの中にズブズブと侵入していく信じられない光景を横目で眺めていた。5人の男の愛撫によがり狂い体を燃え上がらせていた文江は、肉体的な苦痛こそ感じないようだったが、まかり間違えれば命取りになる危険でアブノーマルな行為に、童顔を引きつらせていた。

「遠慮せず、ピストルに感じればいい。ほうら、こんなイヤらしい音がするよ。べちょべちょに潮を吹きまくってるから、えらくスムーズだ……」

 翔太は銃口を男性器代わりに文江のアソコに出し入れし、ぴちゃぴちゃと卑猥な水音をさせていた。

「さあみんな、さっきのおさらいだ。ど淫乱な中島さんが拳銃で気をやれるように、ナメナメしてやってくれ」

 すると文江担当の5人が彼女の巨乳と銃口を埋められた股間に口を付けていったのだからたまらない。文江は再び性の歓びに溺れてよがり泣き、ピストルをぐちゅぐちゅとストロークされながら、とうとう感極まって絶頂を張り上げていたのだった。

「お待たせしました。今度は香奈子さんの番ですよ。みんな準備して」
「お、お願い、やめて……」

――こいつ、マジでやるつもりか?

 文江の股間から銃を引き抜いた翔太が、想いを寄せて無惨に裏切られたクラスのアイドルに、妙に丁重な口調で近付いていく。クラス全員を恐怖のどん底に突き落としている忌まわしい拳銃で処女を破ろうと言う翔太のやり口に、さすがの俺も戦慄を覚え、香奈子も堪え切れず無駄とわかっても必死で懇願していた。

「私のこと好きだったんでしょ、今宮君! お願いだから、そんなひどいことしないで……せめて……あなたのでして……」
「その言葉をもっと早く聞きたかったです。昨日僕がやめてくれと言ったら、あなたはやめてくれましたか、香奈子さん……ゲラゲラ笑いながら僕にオシッコを掛けて、シモの毛をぶちぶち引っこ抜いて、薄汚い包茎チンポにケリを入れてくれたじゃないですか……」

 翔太はこれまでの思いを全てぶつけるかのように、途中から泣き声になっていた。

「制裁を加えさせてもらいます」

 静かにそう言った翔太は容赦のない銃口で香奈子の股間を抉り処女の鮮血を散らすと、5人のクラスメイトの淫靡な協力で、堕ちたアイドルに屈辱のアクメを味わわせていた。続いてアッコTのバージンも拳銃で奪ってしまった翔太の目には完全に狂気の色が宿り、続いて下した命令は、妙におかしな機械のごとき感情に乏しい口調だった。

「今度は1人ずつ順番に犯すこと。男はありったけの精液をま○この中に注ぎ込むこと。女は、男が枯れ果てるまでありったけの精液を搾り取ること」

 翔太の命令を聞いたクラスメイトたちはまるで操り人形のようにわらわらと俺たちを取り囲み、非現実的な悪夢のごとき性の狂宴が始まった。俺の所に来た名前すら思い出せない大人しそうな女の子も、きっぱりとスカートの下の下穿きを脱ぎ捨てると、セーラー服のままどうにも戻らない勃起しっ放しの俺のペニスの上に腰を下ろして、繋がって来た。

「い、痛い……」

 どうやら処女だったらしいその子はしかし、すっかり興奮していたのか出血したアソコをジュクジュクに潤わせており、そのまま繋がって腰を上下させ歓びを貪るのに支障がないようだった。

――狂ってる。俺も、この腐れ切ったクラスのやつらも……

 1人目の子がアクメに到達して離れるとすぐさま新たなバージンのま○こがやって来て、さらに3人目のま○こが上から繋がり積極的に蠢き始めた頃、俺の意識は朦朧としてわけがわからなくなって来た。

「ばーっか!」

 最後に俺の意識に残ったのは、狂ったように乱交に励むクラスメイトたちに小便をぶっかけた翔太が、見たこともない明るい笑顔で一言そう言い残すと拳銃を放り投げて寄越し、警察に投降するため自ら教室を出て行く姿だった。

〜おしまい〜

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