寄生虫
二次元世界の調教師:作

■ 5

「アン、イクッ! ね、ねえ、先生またイッチャウの! あああ、イクッ! イクウウッッ!!」

 私がついに連続した絶頂に襲われ始めると、マユミさんは下から回した手でうねり狂う私の腰の動きを止め、肉ヒモの刺激も緩めて一息付かせてくれました。でもそれは私を休ませるためでなく、2人でさらなる高みに昇り詰めるためだったのです。

「先生だけ気持ち良くなっちゃってズルイよ。私の方も、もっと気持ち良くして」

 マユミさんはそう言うと、小型の「おチンポ」を住まわせていた、ロリータ女子高生らしからぬ雄大な胸の膨らみを両手で持ち突き出して見せました。

「ねえ、アタシのおっぱいモミモミして」

 口をとんがらせてはしたないおねだりを口にするマユミさんに言われるままに、私が白くて柔らかそうな乳房に手を掛けると、彼女はそれだけで背筋をグンと反らせて歓びの声を上げました。まるで演技みたいな恐れ入る感じ易さでしたが、マユミさんは本当に感じているのです。マシュマロのような膨らみをゆっくりと揉み上げていると、マユミさんんのよがり声はどんどん慎みのないものに変わり、先端の乳首がプリプリのグミの実みたいにググッと勢いを増して膨れ上がって来ました。女同士なのでマユミさんの気持ちが手に取るようにわかり、触って欲しそうなピンクの実を指でコロコロと転がしてあげると、先生、いい〜っっ!! と大声で張り上げるマユミさんを、とても愛おしく感じてしまいました。

「チュッチュして! お乳首チュッチュしてよ、お願い!」

 夢中で叫ぶマユミさんの乳首に唇を被せてチューッと強く吸い上げてあげると、彼女はついにアクメを叫んで背筋をグンと弓なりにそらせたのですが、その瞬間乳首からビュッと液体が噴出したので、私は驚きました。それは母乳ではなく、やはりあの私を狂わせる香しい媚薬のようでした。

――一体どうなってるの、この子のカラダ……

「先生、おチンポ様におっぱいを吸われてると、こんなに感じ易くてお乳が出ちゃうようになるんだよ」

 ベッドの脇で蠢いていた小型の「おチンポ」がキイキイとざわめいて、マユミさんの言葉に反応していました。彼女は股間に寄生されているのみならず、乳房にも寄生虫に取り付かれて乳首を吸われ、こんなバケモノの体に作り替えられてしまったのです。

 ところがマユミさんはウットリと幸福そうに微笑みを浮かべながら、そんな言葉を口にし、みじんも嫌がっている素振りはありませんでした。体だけでなく心までも取り憑かれた寄生虫に支配されているのです。私の頭を又チラリと恐怖がかすめましたが、乳房の愛撫に満足したマユミさんが股間の肉ヒモの悪戯を再開させて、私のお尻をポンと叩くと、それが合図のように腰が勝手に上下運動を再開して、私は余計なことは何一つ考えられずただ肉体の歓びに支配される淫らな人形に戻ったのでした。

「先生、種付けしちゃいますよ」

――ええっっ!?

「おチンポ」との激しい交合で再びめくるめく快楽の虜になっていた私は、マユミさんの「種付け」という恐ろしい言葉の意味を図り兼ねながらも、メスの本能がはっきりと理解していました。

――「おチンポ様」の子供を宿すのね……

 おぞましいバケモノに種付けされるのはとても耐えられないことであるはずですが、その時私はごく自然にその事実を受け入れようとしていました。そして「おチンポ」が私の中で又もや大量の粘液を吐き出したのですが、それは濃緑色の媚薬と異なっていて、とても冷たい感触の液体を子宮にまで浴びせかけられたような気がしました。

「おチンポ様はすぐに生まれるわ」

 そんなことを言ったマユミさんが、私の中で子種を大量に噴出したらしき寄生虫ペニスを引き上げていくと、驚くべきことに私の下腹部があっと言う間に膨れ上がって来たのです。私は妊娠の経験はありませんが、それは確かに妊婦のように巨大なおなかでした。でも全く苦痛は感じず、バケモノの子供を宿したと言うのに、私はとても満ち足りた幸福な気持ちを感じていました。もう私の体も心も、この不気味な寄生虫の支配が完了しつつあったのです。

「生まれるわよ!」

 マユミさんにそう言われた私は、自然とトイレで力むような体勢を取っていました。そして全く苦痛のない、そろどころか素晴らしく満ち足りた心地良い分娩が始まり、しばらくすると私は、とても小さな「おチンポ」の赤ちゃんを産み落としていたのです。

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