トライアングル
二次元世界の調教師:作

■ 2

――こんなになってる……

 おっぱいがバーンと張り出し、乳首がビックリするくらいコチコチに固まり大きく膨らんでいました。ソコを夢中で摘み上げると、下手すればイッテしまいそうな強烈な快美の電流がビーンと流れます。そして正彦くんのためにはいた、フリル付きの小さなセクシーショーツの下は、とんでもない状態になっていました。アソコの花びらがふっくらと膨らみ、ジクジクとお洩らししたかのごとくえっちなお汁が溢れ出して太股を伝い落ちる勢いです。花びらの合わせ目の一番感じてしまうクリちゃんは、乳首以上に凝り固まって包皮からハミ出し、ソコと乳首を同時に指でクリクリすると、あっと言う間に私はアクメに達して背筋を弓なりに反らしていました。

――あん、欲しい! もっと欲しいの、正彦くん……

 私はホントにイケないえっちな女の子です。まずは敏感な先端部を弄って軽く気をやった後、もはや自制の利かなくなった指を2本揃えてアソコに突っ込むとくちゅくちゅとかき混ぜて歓びを貪ってしまったのですが、その時私ははっきりと「正彦くんのおちんちん」を入れて貰っていると頭の中で想像していたのです。1年生の時に彼と付き合い始めてまだ半年もたっていません。バージンを捧げたのは2年になってすぐの頃ですから、ホンの数ヶ月前です。それまでオナニーすらしたことのなかった私は、正彦くんのおかげでこんなに淫らな女の子になってしまいました。

 こうしてさらに二度も三度も気をやってようやく欲情が治まった私は、とてもそのまま教室に戻る勇気がなく、保健室に行って体調不良を訴えました。私は5回も絶頂に達し真っ赤な顔をして激しく息を切らしていましたから、まだ若くてとても優しい養護の先生は、何の疑いも持たずに私がベッドで寝ることを許可してくれたのです。

 数学の授業は4時間目だったのでお昼休みになりましたが、全身の火照りが消えず猛烈な気怠さを覚えていた私は、そのままベッドで横になっていました。すると恐ろしいことに、執拗な痒みがぶり返して体が又ウズウズとざわめき始め、私はベッドの布団の下で再び胸と股間に手を忍ばせてしまいました。

「どうしたの急に。気分でも悪くなったのか?」

 正彦くんが訪ねて来た時、私は慌てて手悪さをやめました。

「うん……」

 私は真っ赤な顔で目をウルウルさせながら、羞ずかしそうにそう小声で呟きました。私たちはもう校内では知られたカップルなので、気分が悪くなって保健室で休んでいる彼女を気遣う優しい彼氏、と言う状況は特におかしくなく、養護の先生も黙認してくれました。

「昼食べてないんだろ? これでも食えよ」
「ありがとう」

 そう言った正彦くんが出してくれたのは、購買部で売っているジャムパンとクリームパンとデニッシュロール。甘い物が大好きな私の好物です。さらにとどめのように、イチゴ牛乳まで。

「こんなに食べれないよ」
「バカ。俺の昼を分けてやるだけだ」
「正彦くん。こんな甘い物ばかり……」
「いいから食え!」

 彼は面倒くさそうにそう言うと、パンを千切って自分も頬張り、両手を布団の下に隠した私の口に運んでくれました。彼は甘い物が苦手なのですが。

「ベッドを汚さないようにね」

 養護の先生が、仲良く食事を始めた私たちに、しょーがない子たちね、とでも言いたげな視線を送って言いました。

――うれしい! 正彦くん、私のために……

 学年一の秀才でいつもクールな彼が、こんなバカップルみたいなことをしてくれるなんて。私はバカな女だと自分に呆れながら布団から手を出さず、彼が運んでくれるパンやイチゴ牛乳を、アーンと口を開けて食べさせてもらい、とても幸せな気分に浸りました。

「お仕置きが応えたのか?」
「……うん」

――や、ヤダ! ここでそんなこと言わないで!

 お昼を食べ終わり、もう大丈夫だろうと半ば強引に正彦くんに連れ出されて廊下を歩いている時、彼が小声で言いました。私の気持ちの中では彼と2人だけの世界でしたが、お昼休みでたくさんの生徒がたむろしているのです。「お仕置き」などと言う言葉を言い出された私は、誰か聞いているのではないかと胸をひどく高鳴らせながら、目を伏せて呟き答えました。

――わかってるくせに、イジワル……

 昨日いつもの勉強会の後彼に抱いてもらった私は、いくら教えてもらっても理解が悪く、自力で宿題が出来なかったことを理由に「お仕置き」を言い渡されました。

「お前は本当に出来が悪いな。罰として明日は出来るだけセクシーな服装で学校に来い」

 さんざんバカにされ、しょーがねーな、と正彦くんにほとんど宿題をやってもらった上、彼に抱かれる歓びを味わい制服を着直している時に言われたのです。私に選択の余地はなく、それどころか彼の前でセクシーな格好を晒すのだと思うとむしろ嬉しくて、帰宅してからも夢見心地で一夜を明かしてしまう有様でした。

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