真澄くんパラダイス
二次元世界の調教師:作

■ 4

――よしあったぞ、姉ちゃんのブルマ……

 イマドキの女子中高生は体育でハーフパンツをはくので、本物の生は見たことがないのだが、隠し持ってるえっちな雑誌で開眼してしまった、このブルマと言うやつが最近の僕のツボだ。姉ちゃんは背が高いのでバレーをやっており、地元のいろんな年齢層の女性がいるチームに母さんと一緒に参加してるのだが、そこのユニフォームが僕にとっては涎がこぼれるほど嬉しい濃紺のブルマなのだ。僕はブルマはともかく、年上女性ばかりのバレーチームなど見たくもなかったが、羽澄姉ちゃんに命令されて応援に行かされ、実は一発でやられてしまった。一番背が高くて目立つ羽澄姉ちゃんの、人より一段と高い位置にあるブルマは絶品だったのである。何だかやはり奥さんにでも無理矢理応援に来らされたらしき大人の男性の人たちも、きっと羽澄姉ちゃんのブルマ姿には悩殺されてしまったに違いない。

――うおお! コレだ、これ。この締め付けと食い込みがたまんねえよな……

 僕は我ながらアブないヤツだと呆れながら、バレーコートの女王様のように輝いていた羽澄姉ちゃんのブルマ姿を思い浮かべ、姉ちゃんのブルマが僕のオシリを締め付ける感触にウットリした。そして姿見鏡に佳澄の下着と羽澄姉ちゃんのブルマを着用しただけの、情けない自分の姿を映して興奮し、次はソックスもはいてみるかと思っていた時に、冷や水を掛けられた。

「何やってんの〜、真澄く〜ん」
「ね、姉ちゃん……」
「はい、そのまま〜 証拠写真も撮ったわよ、大人しく観念しなさい!」

 姉ちゃんは入口を振り向き呆然と固まった僕をパチリとケイタイカメラで撮影したようだ。

「姉ちゃん、違うんだよ、コレは……」
「あら、そんなに慌てて脱いじゃダメよ、ホラ、大人しくこっちへ来なさい」

 佳澄のブラを外し姉ちゃんのブルマを脱ごうとしていた僕は、その作業をやめて入口に立つ姉ちゃんの所まで大人しく向かうよりなかった。

「ミイラ捕りがミイラにとは、このことね。アンタ夢中で、アタシにノゾかれてたこと、全然気付かなかったでしょ」
「姉ちゃん……見てたの?」
「真澄がアタシたちをのぞいてた時と一緒よ。お姉ちゃん、今アンタがシコシコしてるのノゾいて、アタシもオナってたのよ、ホラ」

 何と姉ちゃんは、佳澄のスカートをめくってエロパンツをモロ出しにすると、そのほとんどない生地に指を入れてアソコからタラリと納豆のような粘液が糸を引いているのを見せた。

「アタシも2回イッタのよ。真澄くんもヘンタイだったのね、お姉ちゃん嬉しいわ……」

 何だかウルウルした悩ましい瞳で姉ちゃんにそう言われても、僕は頭をかくよりなかった。否定のしようがないわけだし。

「真澄くん、オンナノコに興味ないのかな? と思ってたけど、やっぱり立派なオトコノコだったのね〜 だけど、佳澄の下着や、アタシのブルマまで興味があるなんて、イケない子だわ……」

 姉ちゃんの話では、わざと部屋をだらしなくして、僕がエロ下着に興味を持つかどうか調べてたそうだ。「わざと」かどうかは怪しいものだが、僕がその策略に掛かって姉ちゃんのタンスを漁ったりしてたのも、お見通しだったと言う。そして母さんのいない今日、まんまと引っ掛かった僕は姉ちゃんに現場を押さえられてしまったのだ。

「さて、そうとわかったらアンタも楽しませてアゲる。背中に両手を回しなさい!」
「ええ〜っ!」
「この写真、母さんが見たらどう思うかしらねえ〜」
「や、やめてよお!」
「佳澄はもっとショックかも知れないよ。優しい真澄兄ちゃんが、こんなヘンタイだったなんて……」

 姉ちゃんの脅迫に僕はもうすっかり怯えてしまい、大人しく後ろに回した手首に手錠を掛けられてしまった。

「首輪も着けたゲル……ふふふ、ゾクゾクして来た? ヘンタイ真澄く〜ん」

 姉ちゃんは立ち尽くした僕の後ろから首輪に付いた鎖を引き絞りながら、もう片手でモッコリして戻らないブルマの頂きを撫で回す。

「2発出したくせに、全然元気なんだね、フフフ……」
「あっ!」
「女の子みたいな声出しちゃって、カワイイ……」

 姉ちゃんにビンビンのコカンを撫で回されながら耳元に息を吹き掛けられた僕は、思わず声が出てからかわれた。そして姉ちゃんの手がブルマから中へと侵入し始めると、僕はたまらず言った。

「姉ちゃん、ダメだよっ!」
「こんなにしちゃって、何がダメなの、真澄く〜ん」

 姉ちゃんの手がついに直接僕の包茎ペニスを握り締めて来る。2度出した後だし、実の姉の手に興奮してはいけないと思っても、むしろイケない気分が盛り上がって自分でも驚くほどの勃起が継続してしまうのがどうしようもなかった。僕は必死で口走る。

「姉ちゃん、もうじき佳澄が帰って来るよ!」
「それがどうかしたのお〜? 佳澄ちゃん、アタシのレズ友だしい〜」

「ヘンタイハスミちゃん」にそれを言っても無意味だった。むしろ僕の方が佳澄に見つかることを恐れねばならない立場だった。情けないが姉ちゃんに頭を下げるよりない。

「佳澄に見られたくないよ〜! 隠してくれ、姉ちゃ〜ん……」

 ついに姉ちゃんに甘える口調になってしまった。もともと仲の良い姉弟だし、何とか聞いてくれると思ったのだが。

「そっか。じゃ、おフロ行こ、おフロ!」

 羽澄姉ちゃんは、さっさと僕を全裸に剥き、佳澄の下着と自分のブルマを持つと、首輪を引いて来た。僕は事態がどんどん悪化しているような気がしたが仕方なく、スッパダカで後ろ手錠に首輪を引かれると言う情けない姿で廊下に出て、姉ちゃんに従い浴室へと向かった。

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