真澄くんパラダイス
二次元世界の調教師:作
■ 7
「場所を変えるよ、佳澄。チンコから手を離しなさい!」
「はあーい」
良い子の佳澄は名残り惜しそうに手を外してくれたけど、僕のコカンは超人的な張り切りぶりを続けていた。そしてカンタンに体を拭かれてから、姉ちゃんに首輪で引っ張られて再び部屋に戻ろうとした時、僕は思い出した。
「あ、カレー火に掛けてる!」
幸い本当に弱火でコトコトと煮ていたものだからカレーは無事で、僕たち3人は何とスッポンポンで仲良く夕食をとることになった。
「姉ちゃん、手錠外してくれよ」
「ダーメ。真澄くんはお姉ちゃんが食べさせたげるから」
「あ、お姉ちゃんだけなんてスルイよ。佳澄もお兄ちゃんに食べさせたげるんだ!」
う〜ん。マジでこんなオイシイ話があって良いものだろうか。僕は涎の出そうなナイスバディーの羽澄姉ちゃんと、まだ発育中だが十分に女の子らしくなって来た体付きと幼い顔のアンバランスさがメチャクチャそそる佳澄と言う2人の全裸に大いに悩殺されながら、あ〜んと口を開けて2人に交互にカレーを食べさせてもらう。こりゃまるでハーレムの王様ではないか。手錠と首輪を嵌められていることを除けば、だが。
それから再び部屋に連行された僕は、ベッドの上に人の字拘束されてしまった。佳澄が姉ちゃんに襲われてた時と同じだ。
「ふふふ、朝まで長いわよ、真澄くん」
「わ〜い、お兄ちゃんとえっちだ〜」
奴隷みたいに拘束されてるけど、夢のようなハーレム状態だった。実の姉や妹と関係を持つことに当然抵抗はあるが、それより仲も良く女性としての魅力も十分な2人の女の子とえっちしたい、と言う正直な欲情の方が強かった。引っ込み思案でガールフレンドすら作れない僕にとって、むしろ童貞を捨てるには最適の相手だとさえ言えるのではないか?
「さーいしょは、グー。じゃんけん、ホイ!」
「やった〜!」
「しょーがないね。真澄、アタシの時まで保たせなきゃ承知しないわよ!」
どうやらえっちする順番をじゃんけんで決め、佳澄が先になったらしい。が、いよいよ本番を迎えることになった僕は一抹の不安を抱えていた。
――さすがに4発も出しちゃったもんなあ……ハーレムの王様や、大奥を抱えてた殿様って、どんだけ大変だったんだよ……
「アレえ? あんまり固くないよ」
「ちょっと、佳澄……」
やっぱり多少勢いの衰えてしまった肉棒を掴んだ佳澄がそう言うと、姉ちゃんは佳澄を呼び寄せてヒソヒソ話をしていた。どうも、僕のチンコを無理矢理奮い立たせるやり方を伝授してるらしい。怖いよ〜! と、思ったら結構長く話し込んで、良からぬ企みをハスミ姉ちゃんは考えていたのだ。
「……そっかあ、真澄くんって、オンナノコに成りたかったんだね」
――違うよ! あれは、ただ……
抗議したかったけど、姉ちゃんや妹の下着を漁り、あろうことか身に着けて鏡に映しウットリしてる現場を押さえられてしまった僕には何も言えない。
「真澄くん、元気にしたげるね」
「佳澄っ!」
佳澄が僕のフニャチンをパクリと口にくわえて来た。小学生みたいなお下げ髪の幼い妹に、上目使いでしゃぶられて僕は自分でも勃起させようと努力したが、なかなか思い通りにはいかない。
「佳澄、サオと頭の間のミゾを舐めるのよ。お姉ちゃんも手伝ったゲル。カレー食べてて思い付いたんだ〜」
さすがヘンタイ。姉ちゃんは、実に生々しいアドバイスを贈り、さらに自分も佳澄の頭にぶつかりそうになりながら僕のコカンに顔を入れると、何とオシリのアナを指で開いて舌を差し入れて来た。
――姉ちゃん、カレーなんて余計なこと言うなよ……
何てお下品な。困った姉ちゃんだが、チンコ舐めのアドバイスとシリアナ舐めのポイントは的確で、僕のシンボルは新たな生命を吹き込まれたかのように見事な回復を遂げたのだった。
「うわあ、元気になったよお!」
「よし、佳澄、ゴム着けて」
「何それ?」
「ニンシンしちゃ困るでしょ。学校で習わなかった?」
「コンドームなら習ったよ。おちんちんに着けるんだね」
――僕は今から、こんなヤバいことを佳澄としちまうんだ……
妊娠と言う生々しい現実的な話題で、実の妹と許されない行為に及ぼうとしていると言うタブー意識が改めて僕の頭をよぎる。だけど佳澄と姉ちゃんに元気にしてもらった僕のコカンは、もはや萎えることはなかった。
「うわ、何だか凸凹してるよ〜」
「佳澄のま○こは、イボイボが好きだろ?」
「うんっ!」
ヘンタイ姉ちゃんは一体どこまで、この小学生みたいなロリロリした妹にえっちなことを仕込んだんだろう。佳澄が渡されたコンドームを手にして嬉しそうに話す言葉のヒワイなこと。童貞の僕には付いていけないと思った。そして佳澄はその避妊具を口で装着してくれると、いよいよ僕の上から迫って来た。
「佳澄のバージンはお姉ちゃんにあげちゃったけど、男の子とえっちするのはお兄ちゃんが初めてだよ」
ビンビンに回復したチンコを手にそう言った佳澄が、準処女とは思えない積極さで腰を下ろして来ると、身動きの取れない僕はなぜか目を閉じてしまった。何だか自分が女になって佳澄にバージンを奪われているかのような、倒錯した心理に陥っていたようだ。
――こ、これが佳澄のアソコ……メチャクチャ気持ちいいやん……
どうやらずいぶんと「ヘンタイハスミちゃん」に鍛えられたらしい佳澄のアソコの感触は素晴らしかった。僕は初めてだからわからなかったが、何だかお肉がチンコに吸い付いてキュンキュン締め付けて来るのだ。自分の手でシコシコ慰めていたのがバカらしくなるほどで、みんなが女の子とえっちしたがるのは当然だと納得した。
「あ〜っ! 気持ちいいよ、お兄ちゃ〜ん!」
そして佳澄が上で腰を上下させるとますます快感が弾け、彼女もそんな嬉しい言葉で歓びを表してくれるのだ。もう実の妹とえっちしてるなどと言う罪の意識は跡形もなく雲散霧消して、僕たちは2人で仲良くクライマックスへと駆け上がっていった。
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