真澄くんパラダイス
二次元世界の調教師:作

■ 11

「ああ、ご主人様」
「なあに、真澄ちゃん」
「あの、オシリが、変です……」

 結構太いローターをアナルで飲み込んだ刺激はハンパじゃなく、一歩歩く度にズンズンと腹の中を突き上げられるみたいだった。しかもそれが素晴らしく心地良いものだから、僕はもう真っ赤になって気もそぞろであり、どうしても前屈みのヘッピリ腰で妙な歩き方になっていた。

「向こうからボウズの軍団がやって来るわよ」

ーーヤバイ! あれはうちの学校の野球部の連中だ。

 当然顔見知りも混じっているわけで、僕は顔をあさっての方向に向け、絶対に顔を合わせないようにした。

「あの子らにサービスしてあげましょ、佳澄」
「うんっ!」

ーーうわ! か、佳澄、何つーことを……

 横目で見ると、何と佳澄は自分の両手でパッとミニスカをめくり上げて白いお子様パンツを見せ付けていた。僕が目線を反らしている野球部の連中が、何やらざわめいてる様子が聞こえて来る。たぶんこの2人はこれまでもこんな野外露出プレイを経験してるのだろう。僕は、あの真面目で良い子の佳澄が、楽しそうにこんなヘンタイ露出行為に耽っているのにショックを受けていた。だけど人の心配をしてる場合ではない。次は僕の番だった。

「真澄ちゃんもサービスショットよお〜」

ーーやめてくれえっ!

 姉ちゃんは僕が必死で顔を背けようとしている野球部の連中に向けて、パアッと派手に僕のミニスカをめくって見せたのだ。中は濃紺のブルマだから白い生パンツの佳澄ほどではないが、それでも「オンナノコ」初体験の僕には刺激的過ぎる行為だった。

「ホラ真澄ちゃん、ボウズの子たちビックリしてもうどっか行っちゃったよ。あら、どうしたの? そんな真っ赤なお顔しちゃって」

 僕は全身を揉み抜かれるような強烈なコーフンでクラクラとなり、口も利けずハアハア吐息を荒げ、姉ちゃんに甘えるようにしなだれ掛かっていた。通行人の目線から姉ちゃんの体の陰に隠れ、もう許して、と目線で訴えたつもりだった。でも、長身で体操着にブルマと言う姉ちゃんの格好はメチャクチャに目立つ。そんな美女にすがり付くセーラー服の美少女(僕だ!)と、脳天気に白いものをチラつかせているロリータ少女と言う一行は、どうしたって通行人の好奇と好色の視線を集めていたに違いない。

 そして姉ちゃんは、よしよしと僕の後頭部を撫でたかと思うと、次の瞬間首輪をグッと引っ張って、苦痛に驚き視線を上げた僕にリモコンを見せて来た。

「真澄ちゃん、そんなに甘えて来るなんて、えっちしたくなったのね〜 ブルブルを試してみよっか〜」
「イヤよ、やめてえっ!」

 女の子言葉で拒否しても、もちろん無駄だった。両手は塞がれて抵抗しようもない。

「うふふ、オンナノコのイヤよイヤよは、好きのうちと言うのよ〜」

 姉ちゃんの手がリモコンに掛かると、野外なので精一杯声が出るのを堪えた僕と佳澄は、同時にウッと呻いてしゃがみ込んでいた。

「しゃがむと中が丸見えだよお〜」

 スカートが短か過ぎるから手で隠さなければパンモロ状態になってしまうのに、佳澄は自分で手を背中に回して白パンツを見せ付けている。僕のコカンに食い込む濃紺ブルマも、これはこれで羞ずかしい。まばらな通行人、特に男性は何事かと足を止めて幸運な眺めを楽しんでいるようだった。次第に人が集まり始める恐ろしい状況になって来たのも感じられたが、僕は正直コカンの刺激でそんなことを気にしている余裕は全くなかった。

 とにかく挟み込み2本ローターの威力が凄まじく、これは反則だと思った。隣で同じように快感に悶絶してる佳澄は男性器よりずっとビンカンと思われるクリちゃんを責められてるのだが、同じくらい強烈に気持ちいいのだろうか。次第に声も我慢出来なくなった佳澄がアンアンとよがり泣きを洩らし始めると、僕まで「オンナノコ」っぽく、あん、いいのお〜っ! などと口にして悶えてしまった。

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