女子能力開発研究所
二次元世界の調教師:作
■ 11
「後ろを向きなさい」
俺たちに見せ付けるように、せいらさんの引き締まったお尻を撫で回しながら所長は続ける。
「ここには何が入っているのですか?」
「ああ……お、おちんちんです……」
「ほほう。前のとどちらが大きいのですか?」
「同じくらいです」
「どんな気持ちですか?」
「…… キモチイイです……」
メガネ娘はどうしてこんなに劣情を煽るのだろう。俺は枯れ果てたはずの股間で、新たな生命の息吹がムクリと鎌首をもたげて来るのを感じていた。
「あなたは羞ずかしいお尻にまでおちんちんを受け入れて歓びを覚えてしまうのですね?」
「はい。せいらはおま○こにもオシリにもおちんちんを受け入れて歓んでしまう、とてもえっちな女の子です……」
恐らくこんなわざとらしい口上も教育の成果なのだろうが、優等生っぽい端正なマスクを湯気が出そうなほど羞恥に染めて隠語を述べるせいらさんに、俺はすっかり当てられてしまい、股間がついに奇跡的な回復を始めていた。極めて冷静そうに見えた所長も矯正教育の成果が嬉しいようで、相好を崩しさらにもう一撫でせいらさんのお尻を撫でると言ったのである。
「よしよし、すっかり素直でいい子になりましたね。お浣腸されただけで、大泣きしていたせいらさんとは別人のようです。それではご褒美をあげましょう」
「ありがとうございます!」
すると既にそうするようにしつけられているのか、嬉しそうに感謝の言葉を述べたせいらさんは、両手を首の後ろに組む姿勢をとった。
「前を向いてお客様によく見て頂きなさい」
「はい。お客様、どうかせいらのえっちなご褒美を見てください」
ペコリと頭を下げるメガネ娘に向けて所長はリモコン装置を操作した。せいらさんすぐに、ああ〜っ! と悩ましく鼻声を洩らして体をくねらせる。
「授業に出る研修生には、胸と股間に黒革の快楽装置を着けさせています。せいらさん、おっぱいは気持ちいいですか?」
「は、はい……もう、トロけてしまいそうです、ああんっ!」
高性能のリモコンバイブの類なのだろう。所長が一々責める箇所を告げながらリモコンを操ると、せいらさんはその部分がどれだけ気持ち良いのか告白しては制服に包まれた体をガクガクと揺さぶって悶絶し、俺たちの目を大いに楽しませてくれた。
「では、あなたの一番好きなアナルですよ」
「お、おシリいいっっ!! ああ、せいらはオシリでイッテしまいます! ……い、いぐうううっっっ!!!」
アナルを責められると知ると、しつけよろしくサッと後ろを向いたせいらさんは、やや前かがみになり俺たちに見せ付けるようにミニスカに包まれたお尻を狂ったように激しく揺さぶり生々しい歓喜の声を張り上げながら絶頂を迎えていた。
――何てことだ、あり得ない……
ももこちゃんに10発近く精をしゃぶり取られて、ザーメンの一滴も残っていないかと思われた俺の股間は、浅ましいことに何とも見事に勃起させてしまっていた。するとそれを見逃さず所長が言う。
「せいらさん、こちらのお客様はあなたがお尻でイクところを眺めて、たくましくさせておいでだ。ご挨拶して奉仕させてもらいなさい」
――待ってくれ!
俺はさすがにヤバいのではないかと健康上の懸念を拭いされなかったが、真面目な学級委員タイプのせいらさんは、いそいそとやって来て股間にしゃがみ込み、上目使いで聞いて来た。
「せいらのオシリえっちで興奮して頂き、本当にありがとうございました、お客様。ご奉仕させて頂いてもよろしいでしょうか?」
空砲っぽいが、俺の股間はもうどうにも治まりが付かないくらいガチガチに勃起しており、性懲りもなくせいらさんに「ご奉仕」の許可を出してしまった。
「お願いします」
――ううっ! ももこちゃんと違う口の感触だ……
すると別の女の子の口唇の感触は異常な酷使に遭っている俺のムスコには新鮮な刺激となって、枯れ果てたかと思われた欲情が新しく体奥からこみ上げて来るのである。俺はメガネ娘の「ご奉仕」から何とか気を紛らわそうと、所長に質問した。
「せいらさんは、なぜここに来たのですか?」
「引きこもりですよ。最近はとにかく多いのです。しかし、こんなに立派に矯正されて、恐らくもう大丈夫でしょう」
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