寝取られ男の復讐
二次元世界の調教師:作

■ 8

「信一、コイツを優美のケツの穴に入れてやってくれ」

 薄々勘付いていたが、その数珠繋がり棒を優美ちゃんの排泄口に入れるという恐るべき用途に、俺は興奮した。そして貫太の大きくはないが固くて相性がピッタリらしい肉棒が彼女の秘穴をゆっくり出入りする淫猥な眺めに圧倒されながら、唾液でテカテカ光るソレをおちょぼ口のような尻穴にソロソロと捻じ込んでいく。すると優美ちゃんのよがり声が明らかに1オクターブ高くなって切迫したものに変わるのがわかった。

「全部入ったら、そこに落ちてるガムテープで、底をしっかり押さえてから貼ってくれ」
「ほおーっっ!!」

 俺がそうやって押さえ付けると、底がスイッチになっているのかブイーンと手が痺れるほどのバイブレーションが掛かり、優美ちゃんは一際生々しい強烈な悲鳴を上げた。

「驚いたか、信一。コイツはケツの穴が一番の性感帯と言う、嫌らしい女だ。こうすると反応が全然違うだろ?」

 ヤツの言葉通り優美ちゃんの乱れぶりはそれまでとはケタが違い、貫太の決して乱れない着実なストロークに対して、自分から浅ましく腰をうねり狂わせてはしたない快感を貪っているようだった。上げる声も、おお、うああ、などと獣が呻くような意味のないものとなり、しばらくブーンとくぐもったバイブ音とヌチャヌチャと肉の擦れる淫靡な水音だけが聞かれた後で、優美ちゃんは一際大きな声で、イクウ! と叫び激しく達していった。そしてその瞬間コントロールの利く貫太も射精して、彼女の中を歓ばせたようだ。が、二度目の射精を終えても彼女との結合を解かず、アナルバイブも動かしたままで、貫太は肩の近くで切り揃えた優美ちゃんの髪を乱暴に掴んで後ろを向かせた。

「どうだ、1日ぶりのえっちの味は?」
「良かったです……」
「お前はもう1日たりとも、男なしではいられない、エロい女になったんだ。わかったか優美」
「ああ、そんなことは……」
「なら抜くぞ」
「イヤッ!……もっとして、欲しいの、お願い」

 一見清楚な外見からは想像も付かない淫乱さを見せる優美ちゃんだったが、俺はそれは痒みを引き起こす薬のせいではないかと思っていた。だが後で貫太に聞いた話では、あれは薬局で市販しているありふれた回春剤で、多少カッカする程度の効果しかないのだと言う。だが1日中緊縛されマゾヒズムに目覚めた優美ちゃんは勝手に暗示に掛かり、本当は効いてもないのに、アソコが異常に痒くなり、男が欲しくてたまらなくなったと言うのだ。どこまで信じて良いのかわからないが、優美ちゃんが夜の仕事で稼ぐのにふさわしい立派な淫女に変身したのは間違いない。正に貫太の調教師としての面目躍如である。

 こうして第二ラウンドが始まり、優美ちゃんはもう半狂乱になって大声でよがり狂い、激しく腰を振って先ほどよりさらに強烈なアクメを絶叫したかと思うと、白目を剥いて完全に失神してしまった。

 時刻はもう未明と言って良い頃だった。気絶した少女に毛布を掛けてやっている貫太に、俺は聞いてみた。

「この子は一体どうしてお前の調教を受けることになったんだ?」
「そんなことは知らない。ただ、客を取らせて稼ぐことが出来るように調教しろ、と上の人間に言われてるだけだ。彼女のことなら、お前の方が良く知ってるんじゃないのか」

 どうやら調教師とは意外にビジネスライクな仕事らしい。が、俺の方も、彼女のことを知らない点においては貫太とほとんど変わらない。

「気になるんなら、聞いてみればよいだろう。案外、愛華先生を取り戻すための、良い情報が聞けたりしてな」

 持つべき物は友達で、貫太は本気で俺と愛華先生の仲を修復することを考えていてくれたのだ。世事にうとい俺にはどうして良いものやら皆目見当も付かなかったのだが。そしてそれが、このイキ狂って幸せそうな顔でスースー寝息を立てている美少女と関係して来ようとは、この時点では思いも寄らないことだったのである。

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