寝取られ男の復讐
二次元世界の調教師:作

■ 55

「やい、理事長っ! 次は亀頭焼きってのを試してやるからな! もう一度よく女たちを見るんだっ!」

 貫太はそう大声で怒鳴ると、アクメの余韻で全身を慄わせている女たちに後ろを向かせ、四つんばいの姿勢を取らせた。Tバック状に狭間に食い込む黒革貞操帯がエロティックな大きなお尻を、理事長に向けて突き出しているような卑猥な態勢である。貫太は今度は、その尻の狭間に食い込むT字帯部分を撫でて理事長に言い聞かせる。

「理事長さんよ、アンタ奥さんのケツの穴をかわいがったことがねえんだってな。他の女には浣腸してやったりして楽しんでたくせに、大バカもんだな。おかげ様で、こいつらのアナルは俺たちがえっちを教えてやったぜ」
「ぬお〜っ!」

 後悔のためだろうか、理事長が至近距離に迫ってきた2人の迫力十分の豊尻から目を伏せようとするので、俺はいよいよヤツの剥け返った亀頭に火を近付けてやった。男の局所を焼くのは全く気が進まなかったが仕方ない。

「オラオラ、大やけどしたくなかったら、よく見てな! アンタの嫁さんも妹も、ケツの穴にもチンポ型を入れてもらって、よがってるんだぜ! 嘘だと思ったらバイブでイカせてやるからな。おい、理事長さんにどんな気持ちが聞かせてやれよ……」
「おお〜っ! あ、あなたあ、さきはオシリがすごく気持ちいいの、ごめんなさい、おああ〜っ!」
「お義兄さま、あいかも、オシリがすごいっ! ああ、もう、もう、いきそおっ!」

――さすがにグウの音も出ないほど、ショックを受けてるだろうな……

 美しい妻と義妹がアナルに仕込まれた淫具にトチ狂い激しく気をやる様を、全く目を反らすことも出来ず見せ付けられた理事長は、赤褌の口枷で表情がよくわからないが、真っ赤な顔が強張っており相当応えているものと思われた。しかし、ライターの火で脅されたヤツの男性自身は見事に反り返っている。

「さて、いよいよキレイな嫁さんを食わせてもらうか。信一、もういいぞ。お前は妹を犯っちまいな」

 貫太は校長の、そして俺は愛華さんの黒革貞操帯を外し、股間の前後を埋めていた太いパニス型を抜き取っていく。脅されなくなった理事長は、それでも血走った目で妻と義妹の大切な部分から、自分のナニに劣らぬ立派な筒具が出て来るのを見ているようだ。

「バックからぶち込んでやるぜ。いいな、奥さん」
「はい……ああ、あなた、ごめんなさい」

 貞淑で美しい理想的な妻が、醜く肥え太ったアホ面の男に犯されることを易々と受け入れ、自分からうつ伏せでお尻を突き出す獣の交尾の体勢を取ってしまうのを、理事長はどんな思いで見ていることだろう。俺は同じく美しく実ったお尻を突き出して「おねだり」しているような愛華さんの腰を抱え込みながら、鬼のような形相で真っ赤に紅潮した理事長の情けない緊縛姿を眺めていた。すると貫太はヤツにさらなる屈辱を味わわせるべく、怪しげなチューブを持って来るとクリーム状の薬剤を絞り出して、何と理事長の股間に塗り込め始めていた。

――アイツ、そんな趣味は持ってないよな。良くやるぜ……

 美女の股間なら楽しい作業だろうが、相手はヤクザの親分みたいな強面で毛深い理事長の心ならずもビンビンにしてしまった腐れチンポなのである。俺にはとても出来ないと思った。

「オイ、理事長。ケツの穴を緩めろよ」

――ゲ〜ッ! マジかよ……

 理事長の糞が付着していそうな尻穴の中にまで指を突っ込み、クリームを塗りこめる貫太に、俺は尊敬の念まで覚えていた。

「へへへ、理事長さんよ。コイツはえっちなことがヤリたくてたまらなくなる魔法のクスリだぜ。放っといたら気が触れるくらい痒くなって来るからな。せいぜい嫁さんがヤラれてイキまくる所を見ながら、地獄の苦しみを味わうがいい、ふはははは……」

 それはやはり貫太お得意の「暗示」を掛けているのだが、女たちがコロッと掛かって本当に狂ってしまったことを知っているだけに、理事長もひどい痒みにのた打ち回ることになるのだろうと思うと、俺は邪悪な喜びを覚えていた。

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