寝取られ男の復讐
二次元世界の調教師:作

■ 57

 こうして俺たちは、理事長の目の前で彼の愛する美しい妻と義妹を犯し、彼女たちの体内に大量の精液を注ぎ込んでやった。貫太が、女性には子作りの本能があるから出してやると歓ぶと言ったことがあるが、俺はそれを実感した。俺たちの方はもちろん射精と言う大きな達成感で喜び一杯だったし、女たちも出された瞬間一際強烈なアクメに達しあまりの歓喜で半分自失状態に陥っていた。

「しばらく休憩だ。元気が回復したら相手を変えて第二ラウンドといこう」

――オイオイ、まだヤるのかよ……

 一滴残らずザーメンを放出した気分だった俺は正直そう思ったが、ふと放置されている理事長の様子を目にして考えが変わった。ヤツはいつの間にか額に大粒の脂汗をかき、赤褌の口枷の下から苦しげに呻き声を洩らしながら緊縛された体をおこりに掛かったようにワナワナと激しく痙攣させていたのだ。

――いい気味だぜ……

 貫太の暗示にまんまと掛かったらしい理事長は、ひどい痒みに襲われて苦しんでいるに違いない。だとすればそんなヤツの前で、俺たちが校長や愛華さんとの楽しみを続ければ、それだけヤツの苦悶を長引かせることになるわけだ。これは極悪非道なヤツに対する復讐なのだから、なるべくゆっくりお楽しみを引き伸ばしてヤツに地獄の苦しみを味わわせてやらねば。

「喉が渇いたな。何か飲む物でもねえか」

 貫太はそう言って校長に案内させ、缶ビールと簡単なつまみを盆に載せて持って来る。校長や愛華さんもイケる口だから、1人惨めに緊縛された理事長の前でちょっとした酒盛りが始まった。

「奥さん、旦那がチンポが痒くて苦しんでるぜ」
「あの人には良いお灸です。たまにはいいでしょう」
「お義兄さまも少しは苦しめば良いのです。これまで散々好き勝手なことをやって人に迷惑を掛けて来たんですから」

――女って、怖いな……

 校長と愛華さんは辛辣だった。権力を振りかざして妻に隠れて浮気三昧の末、その妹にまで手を出した理事長だから当然だとばかりに、全身に脂汗を滴らせ悶え苦しんでいても助けてくれない。俺の理事長に対する恨みは誰よりも強いのだが、ここまで鮮やかに立場が逆転して苦境に陥っているヤツを見ていると、そろそろ勘弁してやっても良いのではないかと思った。だがしかし、女たちはビールで喉を潤しながら貫太と談笑して楽しそうだ。

――これは将来絶対に浮気なんか出来ないぞ……

 さっきまで俺に抱かれてヒイヒイよがり狂っていた愛華さんの美しい全裸を眺めながら、彼女の立ち直りの早さと理事長に対する冷酷な態度から、俺はそんな気の早いことを考えていた。愛華さんを裏切ろうものなら、男のイジメ方を知ってしまった彼女に、ペニスを火あぶりにされかねないではないか。

「よし、それじゃパートナーを変えるぞ」
「ちょっと待ってくれ。俺はまだ時間が必要だ」

 精力絶倫の貫太に、同じように考えられては困る。俺はまだしょぼくれているナニを指差してそう言ったが、貞淑な妻のはずなのにもうすっかり夫の前だと言うことを忘れてしまったかのような校長が言う。

「大丈夫ですわ。ワタクシが元気にして差し上げます。愛華、信一さんを頂くわ、ごめんなさいね」
「お姉さま、今日だけですわよ」

 ううむ。こんな嬉しいハーレム状態になろうとは。俺は夫が苦悶している前だと言うのに、ノリノリで下半身にむしゃぶり付いて来た美しい人妻の口の中で、見る見るうちに巨根を復活させていった。

「さっきみたいに四つんばいになりな。ハハハ、信一の女を犯るのは申し訳ないからな、後ろの穴を使わせてもらうぜ」

――そうか。これなら俺が中出ししても大丈夫なわけだな……

「校長先生。お尻の穴に入れますよ。大丈夫ですか?」
「きっと大丈夫よ。ああ、来てえ!」

 実の所俺の巨根によるアナルファックは未経験だったのだが、この場の雰囲気に流されて思い切って試してみると、案外スムーズに入ってしまった。そして隣で貫太にアナルを貫かれた愛華さんも校長も、前以上に強烈なアナルの快感により一層激しく乱れていったのである。

「おい理事長! まだ生きてるか? お前は女房にアナルの味を教えなかったようだから、こうやって俺たちがそちらを開発してやったんだぜ。見ろ、大歓びじゃねえか」

 アナルを犯された女たちが狂喜して、死ぬ、だの、殺して、だのと物騒な言葉を絶叫しながら激しく気をやると、貫太は理事長に近寄ってそう言った。そしてヤツの口からようやく赤褌の口枷を吐き出させてやったのである。するとあの理事長が息も絶え絶えに口走った。

「な、何を塗ったんだ、助けてくれ! 痒くて気が狂いそうだ……うおお〜っっ!!」

 人に頭を下げることなど絶対になさそうな理事長だから、よほど痒みが頭に来ていたのだろうと思うが、ここでもう十分と見たか貫太が慈悲を見せる。

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