セレブ欲情調教
影山有在義:作

■ 蜘蛛の糸2

 ぶぃーん

 あっ あっ あああ、いやぁっああっ

 源蔵はローターをのり佳の首筋にあてていた。
「ちょっと強めにしておりますが、服の上からあてがう時には、ちょうど好いかと存じます」
再び、のり佳は、両手を上に上げたままの状態で、抵抗し始めた。
源蔵はおかまいなしに、ローターを胸へと移動させてく。
片方の手で、のり佳の突き出した胸を 下から搾るように、揉み解し、ローターをもう一方の胸のふもとから、円を描くようにと、回している。

激しい抵抗でのり佳は汗が滴り始めた。
源蔵はのり佳の顔をおさえ、顎の先の汗をぺろり、と舐めた。
「のり佳様、お汗を頂戴いたしましたぞ。ほっほっ」
「いやぁっ、いやぁ、やめてぇっ」
源蔵は、再びのり佳の胸に取り掛かり始めた。

ぶぃーん、ぶっ、ぶぶぶっ

あっ、ああぁっ、いやっ、やっ、ああっ、くぅっ、くうっ!

 大きく突き出した胸の先に、ついにローターが到達した。
乳首のあたりを服の上から小さな弧を描く様に くりくり と回してる。

「どうでございますか、奥さま。効くでございましょう。さぁ、こっちの方もそぉーれ」
ローターを持ち替えて、逆の胸を責め始める。
「こちらの方の胸は源蔵めが、よく揉んでおいたゆえ、感度がするどくなっている筈でございますよぉ」
ローターを持った逆の手で乳首のあたりを人差し指と親指で探り始める。
「おおぉ、ございましたよ、かわいい乳首が、ほっ、この様にコリコリと硬くなっているではございませぬか、ほっほっ」
「触らないでっ! あっ」

 ぶっぶっんー

ローターと源蔵の爬虫類のような指で、のり佳は翻弄されている。
体をよじり、腰をもじり、明らかに先ほどの抵抗とは違う動きを始めた。
牧歌的なセックスで過ごしてきた体とはいえ、すでに三十路を迎えた女の体は、むしろ青さが取れた果肉のようである。軟らかさと甘い果汁をたたえている。
「奥さま、思った以上に感度が良いようで」

源蔵は、タイトスカートを剥ぎ取った。
真珠の様な光たくをもったショーツがあらわれた。

もうのり佳の抵抗はなっかった。涙を流し、頭を下げていた。
ローターが徐々に乳首から遠ざかり臍からのあたりを通り、鼠頚部を擦り始める。
源蔵の手がのり佳の股を大きく広げた。
ローターは、鼠頚部から、一旦太股に下り、再び局部へと向かう。

んんん、うんっ!

のり佳は、源蔵の手管に反応しないように 必死で耐えていた。
 ローターは、ショーツ越しにバギナの上を往復してる。
源蔵は、臍の下のショーツのヘリを摘んで上に引っ張った。
ショーツはバギナに強く貼りついた。
そこへローターを擦りつける。

んんん、んんんっ!

のり佳は、耐えようとするものの、声がでてしまう。
頭を強く振って叫んだ。
「この、変態おとこぉ!」
「はい、はい。源蔵は、変態でございますよ。でも、この程度では変態とはいえませんぞぉ、ひっ、ひっ、ひっ」

源蔵は、いきなり立ちあがり、のり佳のシャツを一気にひきちぎった。
ボタンが飛び、フロアーに乾いた音をたてた。
ショーツと揃いの真珠色のブラが現れた。

 源蔵が、大きな洋裁鋏みを持ってきた。
シャツを切り裂き、胸の谷間に鋏みをいれた。
 パチン
ついにのり佳は、源蔵に胸をさらした。

「おおぉ、スバラシイおっぱいですぞ、奥さま!」
「絶対に、絶対に許しませんよ、源蔵」
「今度は、じかにいきますよ、奥さま。ご安心ください、奥さまは、初心者ゆえに、少し振動をゆるく調節いたしますよ」

 調節したローターで、さっきと同じ様に胸を責め始める。
振動で振るわせられた小さな乳首がたちまち 勃ち始める。
あいた手で乳房を搾りあげながら、舌で弧を描きながら、乳首をいたぶる。
時々、口に含み、黄色い歯をあて、はさみ、転がし、硬い感触を楽しんでる。
交互にしゃぶられ、震わされた乳首は、痛いぐらいに勃ってる。

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