セレブ欲情調教
影山有在義:作

■ 蜘蛛の糸3

息も絶え絶えの のり佳のショーツに向かってローターが降りてゆく。
「おやめなさい!」
力をふりしぼり、源蔵を蹴り上げようとする。
「往生際が悪いでございますよ、奥さま」

 源蔵は、長いロープを取り出して、のり佳の片足の膝を結わえた。そして、天井の別の滑車に掛けた。
「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ!」
源蔵は、ゆっくりロープを引いてゆく。
ハイヒールを履いたままのり佳のくの字に曲がった足が除々に上がってゆく。

 ああぁ

 やがて、のり佳は、無残にも両手を吊られ、片膝を高く上げた姿となった。
幼さの残る顔がゆがむ。
大きな乳房をさらしたのり佳の姿は刺激的な絵であった。

 源蔵は、興奮した猿のように、のり佳の周りをぐるぐる回った。
のり佳の体に抱きつき、あらゆるところをめちゃめちゃに、舐めまわした。
のり佳の体は、源蔵の唾液でべとべとになった。

落ち着きを取り戻した源蔵は、再びローターを手に、のり佳の背後から近寄る。
背中をしきりに舐めながら、片手で乳房の量感を楽しむ様に揉みしだいた。
乳首を指で摘み転がし、もう片方の乳首をローターで責めた。

 うぐっ! つうっ、くうぅ〜っ

のり佳は、頭をゆっくり前後にゆすり、立っている片足をガクガクさせた。
源蔵は、再びローターでバギナを責め始める。大きく足を広げられているので、さっきよりも刺激が大きいようだ。

ぶっ、ぶっぶぃーん、ぼっ、ぼぼぉっ!

やっ、いゃっ、やめてっ、いっ、いやっ、だっ、だめっ!

源蔵のねちこい責めに、ついに湿りをおびてきたショーツがバギ○の形に膨らみ始めた。
「そろそろ、じかに当ててもらいたいのでございましょう? どうですか、奥さま」
「今だったら、旦那様にも、この事は、黙っておきますよ。早く止めないと、早く…、あっ、いやっ!」

 ローターがクリト○スを責める。
「早く汁をもっと出して頂きとうございます。源蔵は奥さまのマ○コ汁をいただきとうございます」
裁ちバサミを手にした源蔵が、ショーツを切り落とした。


 義男は、有頂天だった。 
ついに憧れの、のり佳奥さまとデートにこぎつけたのだ。
映画をいっしょに見て、レストランで食事をして、公園を散歩して喫茶店に入る。
夕食はホテルのレストランで食べて。もう考えるだけで夢ごこちであった。
当日は、朝早くから目がさめた。
待ち合わせ時間よりも早く家を出た。
電車の駅に向かう途中で、止まっていた車から、突然人影が現れ、腹を強く打たれた。
屈みこむ義男をその人影は、すばやく車に押し込んだ。

 まるで、蜘蛛女の様であった。
ハイヒールを履いた足を高く上げ、両手を括られ、吊る下げられている女。
その両の乳首から紐のようなものが、放射状に出ている。

股間には、背を曲げた男がむしゃぶりついている。女は、首をガクガクと揺らし、ときどき裸体を捩り、悶えている。

乳首から伸びているものは、ゴム紐であった。
放射状に何本かのゴム紐が壁に画鋲で止められていた。
ゴム紐の中間地点に重りが着けてあり、紐を弾くと、弾み、しばらくの間ゆれていた。

時々、男は立ちあがり、女の様子を見ながら 意地悪く弾いた。
その都度、女がの声が、一段と高く響いた。

源蔵の操るローターで散々責められた後、乳首をゴム紐で括られ、股間をねぶりまわされ、悶絶寸前の のり佳。

「奥さまの、お汁は最高扱でございます。マッタリしていて、それでいてしつこくない。ほっほっほっ」
のり佳の股間は、源蔵の唾液と愛液でねとねとに粘っていた。
「奥さまの体が、欲しくてたまらない、とおしゃております。源蔵めは、ちゃんと用意しておりますよ」

源蔵は、黒いバイブレーターを取り出した。
普通の物より大ぶりで、根元に脱落防止用の紐がついている。

「あんな、ちっちゃなローターでは奥さまは満足できないでございましょう」
バイブをのり佳に見せつけた。
「いやああぁっ、やめてぇっえ!」

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