セレブ欲情調教
影山有在義:作

■ 強制挿入1

 源蔵の手管にはまり、狂態を晒したのり佳は、益々、源蔵への嫌悪感をつのらせた。
このままでは、次に何をされるかわからない。しかも、あのナマコの巨根を捻じ込まれれば、義男の肛門の二の舞だ。

源蔵から逃れねば。とにかく源蔵を何とかしなければならない。
のり佳は、機会をうかがっていた。

 その機会は、早くあらわれた。
その日の夜、シャワールームから水音が聞こえてきた。
足音を忍ばせ、シャワールームを覗くと、確かに人の影が見える。
椅子に腰掛けているようだ。
チャンスだ。
のり佳は、ミラーボックスから、かみそりを取り出した。
息をころし、右手にかみそりをかまえ、そっ、とドアを開けた。

「奥さま、何をなさるおつもりで」
源蔵に、右手を掴まれた。

 ひぃっ

ドアの向こうにすわっていたのは、義男だった。シャワーを頭から、浴びているが、まったく動かず、下を向いたままだ。まったく反応しない。
「どこの毛を剃るつもりでございまししょうか。源蔵が、当ててさしあげましょう」

いやーっ! あああああっ!

かみそりを奪い、のり佳の服をすばやく、剥ぎ取った。
そのままのり佳の体をバスタブまで、引きずって、手首をタオルでバスタブについている蛇口に縛りつけた。

「義男さん、たすけて!」
のり佳の叫びが、まったく聞こえないのか、義男は、うな垂れたまま、シャワーにうた
れ続けてる。
やがて、のっそりと立ち上がると、何処かへいってしまった。
 
 手首をバスタブの上に付いている蛇口に括られ、水の張ってないバスタブの中に寝そべらされた。
足を大きく広げられ、源蔵が股の間に座り込んだ。
何をされるのか悟ったのり佳が、悲鳴をあげる。

シェイビングクリームをのり佳の股間に塗りつけ、源蔵が、黄色い歯を剥き出し、笑った。
「奥さまの幼い顔にこのような黒々としたものは、不用です。源蔵めが、きれいに剃ってさしあげますぞ」
「たすけてっ!」

 ゾリ、ゾリ…

「奥さま、動かれると、だいじなところを切ってしまいますぞ。おほっ、ほっ」
源蔵は、鮮やかな手つきで、手早く、のり佳の陰毛を落とした。
卵のようなまるびををおびた鼠頚部が、露わになった。
「ほっ、一段とかわいくなりましたな」
掌で、撫でまわす。
「さわらないで! さわらないでちょうだい!」
「そうは、まいりませぬ、奥さま。こんなに、かわいくなられて、源蔵が、舐め尽くしてさしあげましょう」

 手のタオルを解き、浴室の壁に手をつかせ、バスタブの淵の上に 大きく跨ぐように 股を割った格好で後ろ向きにしゃがませた。
逃げようとするのり佳の腕を掴み、源蔵は言った。
「ピアスの用意は、できております。今度は、乳首にどうかと」
「やめてっ!」
「それでは、源蔵のゆうとおりに」
のり佳は、屈辱に顔をそむけながらも、バスタブをまたいで、しゃがんだ。

底の方から 源蔵が股間を覗き込むように頭を出した。
「好い眺めでございます。毛がなくなるとピアスをつけたヒダヒダが、ようく見えいますぞ」
そう言ってわざと下品な音をたてて、下から舐めたてた。

 ぴたぴた、しゅううっ、しゅううっ

蕎麦をすするような音をたてて、啜った。
「今まで、隠されていた処が、こうして白日のもとに晒されてしまうと、また違う感覚でございましょう。ほうれ、こうして源蔵の舌に舐られ、堪まらんでしょう、ほっほっほっ」

のり佳は、バギナの周りを這いずり回る舌の、新な感覚に、背中を大きく反らせた。
尻を突き出し、湧き上がる快感を抑えきれなかった。
先ほどまでの憎しみなど忘れ、源蔵の舌をいとおしくさえ、感じ始めた。

「お願い…ううっ!」
「奥さま、以前よりも、感度が増しましたな。それに、欲望がより深くなられたようで」 源蔵は、シャワーを手にした。勢い良く水を出したシャワーヘッドをのり佳の股間にあてた。

 あっ、きくっ、いいっ!

突き出した形のいい尻が自然と動いてしまう。
「うほっ、堪りませんな、このお姿」
源蔵は、のり佳の後ろからシャワーを前後左右と動かした。
 のり佳は、壁に胸を押し付け、髪を、掻き毟った。

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