セレブ欲情調教
影山有在義:作

■ かくれんぼ2

 背中をぐっと曲げて、責めに堪えるのり佳。
股間をのぞく格好になり、白いもも肉に黒い紐が食い込み、バギナで蠢いているバイブの根元が見えた。
弾けたクリ○リスが蜜でひかり、つんと突き出ている。
そのような卑猥な姿に強制されている自分に強い劣情にさいなまれる。

 うっ!

「うほっ。何か音がしましたぞ。いよいよ、堪えられなくなりましたかの。さあ、もうチット強くいたしましょかの」
コントロラーのレベルをグイッと上げた。

 ぢぢぢっぢ、ぶううぅ

静かな部屋に振動音が漏れるのではないかと思われるほどの感覚をおぼえた。唇を固く閉じてこらえるのり佳。

 んっくぅっ、んんぷっ

「ほうれ、堪えられなくなってきたでございましょう。このバイブは、伸縮運動もするスグレモノでございましてな。今から、奥さまの中で伸び縮みいたしますぞ、いひっ、ひっ、ひっ」

 バイブがゆっくりと伸縮を始めた。
肉ひだに締め付けられていたバイブが伸びた分押され、根元部分がバギナから、ニヨッキリと頭を出した。
すると、バイブの根元部に取り付けられた紐に押されるかたちで、逆に蜜壷へと押し込まれてゆく。
バイブの進路が、のり佳の体の奥へと導かれ、スムーズに動きはじめる。

 はあーっ、ああっ!

ついに高まりきった肉欲をおさえきれなくなった。
蹂躙され、欲情を堪えようとするほど、高まる体の変化に戸惑うのであった。
忌避する源蔵から受けるおぞまし嗜虐に、むしろ被虐的欲情を感じてしまう。

 “わたしは、負けない。わたしは…、くううっ、まけない。源蔵なんかに。ああっ、突かれてる、ううっ、ついている、そんなふうに、あぷっ、ふるわせないで、ぷっ、ああっ、ひいいっ、すごくひいいっ、ああっ、あっ!”

「聞こえてきましたぞ。奥さまのうれしげな声が、こちらの方でございますな」
目隠しをした源蔵が、すこしづつ近寄ってきた。

のり佳は、すでに自らの肉欲に溺れ、逃げる気持ちはまったく持ち合わせていなかった。
絨毯に後ろ手のままあお向けに倒れこみつま先たちに背中を反らせていた。
持ちあがった腰をうねらせ、ついに声をあげてしまった。

「見つけましたぞ。二十五分、源蔵の勝ちでございます。おうおう、こんなにぐっちょりと お濡らしになって。源蔵が、蕾みを舌でねぶってさしあげましょう」

Mの字に開いた足の間に頭を入れ、指先で乳首をつまみながら舌先で赤く飛び出したクリ○リスを突いた。

 ああっ、いやっ、いやっ、あんんん

つま先立ちで体をふるわす。
「奥さま、すぐには失神しなくなりましたな。肉欲の容量がどんどん増えてますな。源蔵もやりがいをかんじますぞ。しっしっしっ」

黄色い歯をだして笑う。
体に似合わず大きな手で、乳房を絞り上げ、節くれ立った指先で、こりこりと乳首を摘みあげる。腰の動きをとらえては、舌で花実をクリクリと追い回す。

「あああっ、もう、もうっおおおう、すごいのよおっ!」
「どうです、奥さま。効くでございましょう。もっとして欲しいでございましょう」

マン繰り返しにして、大きな手でがっしりと尻をかかえ、指が食い込む位強く掴んだ。
舌を尖らし、バイブの淵に盛り上がる肉花びらをなぞる。

 ああっ、もう、ゆるして、ゆるして…

「伸縮自在のバイブの味はいかがでございます。ラバー仕上げで、継ぎ目がなく、スムーズに動くスグレモノでございます。今から、最高レベルの動きにしてさしあげます」
目盛を一気にMAXにした。

 じぃいいん、じぃいいいん

バイブが、伸縮を繰り返す。
バイブの根元がそのたびに少し頭をだし、バギナから淫水がこんこんと湧き出す。
最高に伸びた時にコツン、コツンと脈打つペニスのような動きをいてる。

 あっ、ゆるしてくっ、ゆるちてください、ゆるちて…、ああああっ

のり佳の全身から力がぬけた。

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