セレブ欲情調教
影山有在義:作

■ 鬼畜3

口に拭くんだペニスを咽の奥まで飲みこむ。
硬度を増したペニスは、唾液でいやらし光沢を放っている。
傘が開きっきて、まるで異星の生き物のようである。
これに貫かれることを考えると自然と淫液が分泌されてくるのであった。

目を潤ませて、しごきながら、舌全体でざらざらとねぶった。
傘の下を舌先でなぞり、唇でカリを吸った。
舌で裏筋を舐めながら、口全体で吸い上げると、義男はたまらずに飛沫を飛ばした。

しばらく、そのまま口に含み吸ってやると、若いペニスは徐々に頭をもたげてきた。
義男が腰を引くと、ポンとペニスが口から弾けた。

「そこでブリッジしてみろ」
唐突に義男が言った。
「何、何をすればいいの」
すかさず鞭が胸に飛んだ。
「うつ伏せになって、手と足で体を支えるんだよ」
「叩かないで下さい」
のり佳は、言うとおりにした。

「足をもっと大きく広げろ」
キュッと締まった足首からふとももの奥までが晒しだされた。
義男は、股の間に陣取り、指でのり佳の肉ひだをいじくりはじめた。

すぐにのり佳が反応し始めた。
すっかり曝け出された股間が上下に揺れている。
「もうパックリ割れてきたぞ。しかもパンパンに膨らんでいるじゃないか」
舌でクレパスをなぞり上げると、淫液が滲みでで、やがてふとももに流れでてきた。
「苦しい」
手にしたバイブが容赦なく押し込まれる。

 ぶっぶぶぶっ

バギナを震わせる黒い頭がのり佳にめり込んだ。
いやいやをするように腰を振ったがバイブの鎌首がするすると呑みこまれていった。
のり佳の体が崩れた。
そのとたん、鞭が腹にいれられた。
「ブリッジしたままでいるんだ」
慌ててのり佳はもとの体制に戻った。
力が弱り、プルプルと腕が震えた。
腰だけ別の生き物のように、いやらしく蠢いている。
義男は、鞭の先で、乳首に軽くふれるように、いじり始めた。
胸をはっている分、感度が強くなっている乳首が たちまち硬く尖った。
義男の両指がコリコリと摘み上げた。
やがて、力尽き、腕がつぶれ肩が床についた。
鞭が、腹に打たれる。

 ヒッ、ヒッ!

痛みに顔を歪めながら、腰は振り続けている。
義男の高ぶりが最高潮にのぼり、のり佳を四つん這いにした。

大きな姿見の鏡をのり佳の前に置いた。
バイブをどろりとした体液と共に引きぬき、傘の開ききったペニスを挿入した。
後ろから貫くおのれの体とのり佳のぐったりと潰れた姿が映しだされた。

のり佳の手首を後ろ手に手錠をかけ、その手錠の鎖を掴んで引いた。
腰を突くごとに、鎖を引いてやると、のり佳の顔が持ちあがり、表情を見ることが
できた。
その淫欲に高まった表情に義男の暗い欲望が高まっていった。
右手に鞭をもち、のり佳のももから腰を打ち創めた。
馬を操るように、腰を突き上げては左手の鎖をひき、右手で鞭をつかった。

 ヒッ、ヒッ、ヒッ!

突き上げられる快感と鞭打たれる痛み、馬のように扱われる屈辱と性的被虐感。
それぞれの感覚が交錯し、倒錯していく意識の中で何時しかのり佳は、それらが一つになり、肉体全体がバギナと化していった。

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