セレブ欲情調教
影山有在義:作

■ 罠4

源蔵は、知り合いの中国人の医者に義男を引き渡そうと考えついた。

くっ、くっ、くっ

一人ほくそえみ、ベットを見つめていた。
ベットの上では、息も絶え絶えののり佳に、相変わらず義男が貼りついている。
源蔵は、義男をベットから蹴落とし、踏みつけた。

ぐふっ

白目を剥いて動かなくなったのを見届けて、源蔵は、ペニスを掴んでベットにあがった。
のり佳の体からは、唾液臭が漂っていた。
構わず源蔵は、体をくねらすのり佳にあてがった。充血しきったバギナはすんなりと源蔵をむかいいれた。

 うううんっ!

のり佳の苦しげに寄ったまゆが、欲情に緩む。やがて喜悦の表情に変るであろうその口元を見ながら、源蔵は根元まで一気に押し込んだ。

 おふっ

のり佳の体が大きく反り、白く豊満な乳房が源蔵の目の前に揺れている。
源蔵のごつごつした手がわしづかみにする。
指の間から飛び出した赤黒い小豆を舌で交互に、ちゅるちゅると音をたてて吸った。

腰が自らしゃくりあげている。
「淫乱の血が騒ぐであろう。尻の穴とま○こと乳首の三処責めじゃ。たまらぬのであろう。どうじゃ!」
源蔵は、腰を大きく円を描くように回した。
蜜壷は攪拌され、溢れた蜜がももから伝った。
「ああぅっ!もう堪えられないっ!いいっ」

余裕の源蔵は、のり佳を時間をたっぷりかけて責めつづけた。
気が狂ったように、のり佳は、のたうち、叫び続けた。

義男の姿が見えなくなった。
だが、今ののり佳にとっては、そのようなことは、どうでも良かった。
源蔵は、精力剤を飲みつづけ、毎日のり佳を責め、犯し続けた。
のり佳の思考能力は、停止し、忌避するべき源蔵に犯されることに、悦びすらおぼえる体になりつつあった。


「一週間後に旦那様が帰ることとなった」
のり佳は、源蔵に口での奉仕を強要されている時、いきなり言われた。

「たまたま、奥さまに電話番を言いつけられた、といい訳しておいた。今晩あたり、お前、いや、奥さま宛に、掛かってくるであろう。電話は、完全復旧させておいた。その前に見せておきたい物があるぞ。良く見るのだ」

ハンディビデオを取りだし、再生画面を見せた。
のり佳がベットの上で、バイブで自ら腰を振りたてる自慰行為が映っていた。
「なによこれ!いや!やめてっ!」
頭を抱え込み、泣き叫んだ。

「こんなものを見たら、旦那様はなんと思われるやら。ほっ、ほっ。おとなし奥さまは、実は淫乱と知ったら、たいそうお嘆きになることじゃろう。もし、奥さまが旦那様に、源蔵との事をお話になったと知ったら、このビデオは旦那様にお見せして、源蔵は、奥さまのお誘いに乗っただけだと、お話致しますよ。このように激しいオナニーをされる奥さまを見れば、誰でも納得されるかと…」
「あなたは、鬼畜です。こんなに私を虐待して、さらに家庭までも壊すおつもりですか」 
「壊すつもりなど毛頭ございませぬ。ただ時々、大好きな奥さまに、源蔵は構って欲しいだけでございます、ひっひっひっ」
「そななこと、出来るわけ無いでしょう!」
「いえいえ、決して旦那様や、その他の人間には、わからぬ様にいたしますから」
「私、死にます!」
のり佳は、目に涙を溜めて言った。

「もし、奥さまが自殺でもしようものなら、大層旦那様は、悲しむでしょうな。源蔵もかなしいでございまずよ。せっかくですから、このビデオは、その手の業者に売らさせていただきますがの。多くの好事家が喜ぶでしょうな。セレブの生オナニー、とでも題名をつけましょうかのお」
「ひどいです、ほんとうにひどいですわ」
のり佳は、涙をぽたぽた落としながら顔を振った。
「源蔵もそんなことは、致したくございません、ときどき、ほんの少しでよろしですから、源蔵のお相手をしてくだされ。旦那様にも絶対分からぬようにいたしますから」
「…」
のり佳は泣きながら俯いていた。
「使用人達は、旦那様が戻ってくる二日前に働きにくるよう手配してくだされ。よろしいですな、このことは、使用人達にも絶対ばれてはなりませぬぞ。以前と変らぬ様、明るく振舞われるのですぞ。さ、明日から暫らくは、奥さまをお抱きになれませぬ。さっきの続きをしてくだされ。最後に奥さまのピアスも外さねばならないしのう。ほっ、ほっ、ほっ」

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