セレブ欲情調教
影山有在義:作

■ 餌食5

作業小屋は暗くなっていた。
切り板を持ち上げると明かりと共にもわっとした空気が上がってきた。
汗と埃、それに義男のものと思われる唾液臭だ。

かすかな息遣いに続き、のり佳の低い声が長くのびている。
その低い声が大きくなり、高く鋭い喘ぎに変ってゆく。

 あっ! あっ! あぅっ!
 あ〜っ、あ〜っ、あ〜ぅ

 元の低い声に戻ったところで、源蔵は梯子を下り始めた。

 汗と義男の唾液で、のり佳の身体が光っていた。
まるでロースとチキンのように照りをはなっている。

義男は指のない掌でのり佳の尻の肉を広げアヌスに舌を突き入れようとしていた。
さすがに侵入を阻まれ尖った舌先は忙しく皺の回りをまわっていた。

のり佳は髪が顔に貼りつきよく表情が見えないが唇をさかんに舌で舐めている。
吊られた足がゆらゆら揺れている。
すっかり充血しきったバギナはポッテリと見事な肉花を咲かせ、蜜を滴らせている。

 “義男もさることながら、奥さまの何たる体力、なんたる淫欲さか”

「二人とも元気なことじゃ」
源蔵が声をかけても、義男ものり佳も反応をしめさなかった。

のり佳のアヌスにとりついている義男に首輪を取り付け、引きずって部屋の片隅にある檻に押し込み鍵をかけた。
義男は獣の声を上げ檻を揺すった。
源蔵はスタンガンを檻の外から義男に当てた。
鋭い叫びをあげ、義男は失神した。

静かになった地下室にのり佳のかすかな息使いが残った。
滑車から柱に結わえ付けたロープを解くと、力なくその場にへったった。
源蔵はすばやく下履き脱ぐと、すでにナマコマラがそそり立っていた。
のり佳の腰を掴み尻を大きく突き出させた。

 ああっ

のり佳の口から声が洩れた。

 “げんぞう…つらぬいて…おもいっきりつ…らぬいてちょうだい…”

「源蔵のマラが恋しゅうて、恋しゅうて、しかながなかったのでございましょう」
そう言いながらカリ先で肉ヒダを掻き分けて上下させた。
濡れたスポンジから水が滴る様に淫水が滲み出した。

 “はやくぅ…”

後ろ手に手錠をかけられた不自由な体制で尻をよじった。
 肉こん棒と化したデカマラに手を添えてゆっくりと押しこんでやる。
濡れ光るヒダが大きく口を開け汁を滴らせながら飲み込んで行く。
のり佳の背中が反りあがる。

 くっ、くううっ!

「源蔵! いいっ! 突いて!」

 源蔵はのり佳のくびれたウエストから広がる型のよい尻を おおきな節くれだった指でがっちりと掴んでわざと動かなかった。

「源蔵のチンポが“欲しい”というのじゃ」
「欲しいっ! チンポで突いてぇっ! はやくぅっ!」
「思いっきりぶち込んででもよろしゅうございますか」
「はやくぅ! ぶち込んでこねくりまわしてちようだい!」
「うほっほっほっ!」

源蔵はのり佳がすっかり術中に嵌って興奮をおさえきれなかった。
腰をグリグリとのり佳に摺りつけ、焦らせて楽しんだ。
絶えきれずにのり佳が自ら腰を前後させる。

源蔵は相変わらず腰をのり佳のバギナを中心に円を描く様に大きく回した。
バギナを支点としてナマコマラがのり佳の蜜壷を、掻き混ぜ、捏ね繰りまわす。

のり佳の欲情は一気に頂点に達した。

肩から背中にかけて朱に染まって行く。
眉間に皺を寄せ迫り来る大きな欲情に必死に絶えるのり佳。
源蔵のマラが回転しながらカリ先まで抜かれ、そこから一気に直線を貫いた。

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