支配の小屋
しろくま:作

■ 11

 2日後、和輝はいつものようにあの《小屋》で美紀を待っていた。
 前回、美紀は痛がるばかりでまったく感じていなかった。最初はそれでも良かったのだが・・・
和輝(確かに気持ちよかったけど、またあんな状態じゃあな・・・)
 初めは手探りだったが欲が出始めたのか、それとも・・・
 そんなことを考えているうちに美紀がやって来た。
美紀「・・・今日は何をするつもりか知らないけど、さっさと始めてちょうだい。」
 美紀の表情は暗い。
和輝「そんな顔するなよ・・・」
和輝「今日はお前にもイってもらう。痛がるだけじゃもの足りね―んだよ」
美紀「あんたなんかとヤったんじゃ、一生かかっても感じられないわよ!」
 美紀は呆れたように言った。また見下しているのであろうか・・・
 しかしその時、急に美紀の身体が熱くなった。身体が火照る。
美紀「な、何したのよ・・・身体が・・・あっ!!」
 美紀は体中の力が抜けたかのように、そこへ座り込んだ。
和輝「嫌でも感じてもらうさ・・・もう、エッチしたくて仕方がないだろ?」
 和輝は美紀の性欲を強引に強めた。強力な媚薬を使っているのと同じ状態である。
美紀「うっ・・・身体が・・・そんな・・・」
 美紀のあそこからは愛液がダラダラと流れ始めている。まだ触ってもいないのに・・・
 和輝が近づき、美紀をその場に押し倒したあと、パンツの上からあそこを触った。
美紀「あっ!!・・・だっ、ダメ!!」
 美紀は色っぽい声を出す。今までには聞いたことの無い種類の声だった。
 和輝はパンツをどけ、直接美紀のあそこに指を入れる。そして一本、二本、三本と入れる指を増やし、指を動かし始める。美紀のあそこは、もう愛液でグチャグチャである。
美紀「あ・・・んん・・・うぅん・・・」
 美紀のあえぎ声は段々大きくなり、AVでも見ているのかと思わせるほど色っぽい。
 美紀は、気持ちよさのあまり、身体を大きく反らせている。
美紀「ダメっ!! い、イッちゃう!!・・・・・あ、ああ!!!」
 ものの数十秒で美紀はイってしまった。思いっきり反り返っていた身体から、ガクっと、急に力が抜けたのが分かる。
和輝「おお! すげっ、結構淫乱だなぁ。」
美紀「そ、それはあなたが・・・」
 美紀はぐったりしながら言い返した。しかし、その声には力が感じられない。相当気持ちよかったのであろう。恐らく、今までの人生のなかで一番といえるほどに・・・
和輝「それじゃ、俺もイかせてもらうぞ」
 そう言うと、和輝は服を脱ぎパンツだけを脱いだ状態の美紀へと圧しかかる。
和輝「制服のままってのもいいね! よし、いくぞ?」
 和輝はぐったりしている美紀の足を開かせ、そのまま挿入する。
美紀「あぁん!! んん・・やめてぇ・・・」
 止めて欲しいという気持ちはまったく伝わらない。美紀のあそこは少しきつかったが、美紀は痛がる様子もみせず、和輝のモノはすんなりとなかへ入っていく。
美紀「だめぇ・・んん・・んん・・・あふっ・・・」
 美紀は気の抜けたような声を出す。2日前とは別人のようである。
美紀「ああ・・いいっ!!・・・もっと・・・もっと突いて!!」
 美紀は自分から求めてくる。今までの美紀からは考えられないセリフだ。
美紀「はぅん!・・・ダメ・・・こんな・・・」
和輝「はぁ・・はぁ・・イクぞ!!・・うっ、うう!!」
 ドクドクと美紀の膣内に精液が流れる。
美紀「あああっ!!!」
美紀「はぁ、はぁ、はぁ・・・き、気持ち・・・いい・・・」
 美紀も和輝も同時に絶頂を迎えた。二人ともぐったりと倒れこんだ。
 美紀の身体はビクン、ビクンと痙攣している。よほど気持ちよかったのか。
 美紀は中出しされたことを気にする余裕もないほどの快感を得ていた・・・
 しばらく美紀は動こうとしなかった。いや、動けなかった。
 美紀は和輝からの拘束も解けた後、冷静な判断が出来る状態になるのに数十分かかった。
美紀(操られていたとはいえ・・・こんな・・・)
 美紀は、そんな自分が情けなく思えた。気持ちよければ誰でもいいのか、と。
 一方、和輝の方も不満そうな顔をしている。
和輝(確かに気持ちよかった、美紀も感じていた、でも・・・)
 二人は無言のまま《小屋》を後にした。

 翌日、和輝はまた美紀を呼び出した。
美紀「・・・・・」
 美紀もふっ切れたのか、最初の時ほどは嫌がっていないようだった。
和輝「おい、始めるぞ」
 和輝も、もう美紀を虐める気はないようだ。そして、二人は裸になった。
 和輝は美紀の胸を揉み、あそこにも触って、ゆっくりなでた。
美紀「んん・・・」
 特に操作されているわけではないのだが、美紀は感じているようだ。
 美紀は和輝が予想以上に優しく接してくるので驚いていた。
 美紀のあそこが濡れだしたら和輝は、今度はゆっくり自分のモノを挿入する。
美紀「あっ!・・・うぅん・・・」
 美紀は抵抗もせず、和輝に身を任せた。
美紀「・・・あっ・・・ぁん・・・う・・・ぅうんっ・・・」
美紀「・・・い・・イクっ!」
 前回ほどではないが、美紀も興奮し、色っぽい声を出す。
和輝「うっ、ああ!」
 和輝は美紀の膣内ではなく、お腹の辺りに向けて射精した。

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