支配の小屋
しろくま:作
■ 15
その時《小屋》中では。
裕之の様子がおかしい。なんと裕之は《小屋》の中にあった、性欲を向上させる薬を飲んでいた。それも恐ろしく強力なモノを・・・
なぜ薬などを使ったのかは分からない。普段の裕之ならば決して、そんな薬など使用しないであろう。これは裕之の意思なのか、それともこの《小屋》の・・・
裕之は由香の服を強引に剥がすと、お構い無しに由香の膣へと、自分のモノをねじ込み、突きあげる。
由香「うぐっ!! い、痛い!! 乱暴なことは・・・ひぎっ!!」
裕之のモノは、バイブほどの太さはない、しかし、無理矢理に、強引に押し込まれ、由香の身体には激痛が走る。それどころか、物凄い勢いで腰を振り出す。薬の影響なのか、明らかに異常な行動である。
由香「あぐっ!! あぐ!! うぐっ!!」
由香は、押し込まれるたびに、悲鳴のような声をあげる。
そして裕之は30回ほど出し入れした後、射精した。あまりに早い射精だ。
由香「あぁ・・あぁぁ・・」
異常な量の精液が流し込まれる。
由香の身体はビクンビクン痙攣している。
裕之「はぁぁ〜・・はぁぁ〜・・・」
裕之のモノは、射精したばかりだというのに、はちきれんばかりに勃起している。一体、この薬は・・・違法な薬物でもここまでは・・・
裕之は、また由香のなかに勢いよく挿入する。由香は泣きながら叫び声を上げている。
はたしてこれは人間同士の性交なのだろうか。例えるのなら《獣》・・・
裕之はまた膣内へ大量の精液を排出する。和輝がいない状態では妊娠する可能性もある。前に射精すること4回。次はお尻へと手を出す。もう、由香に抵抗する気力はほとんどない。裕之になすがままにされている。
由香「あぐ!!」
裕之は由香のお尻へとねじ込む。メリ、メリ、っと音をたてながら挿入されていく。
もう由香は身体に力を入れられない。裕之の動きにあわせて身体を動かす。
お尻、口、性器、もう何十回射精したことだろうか。由香の身体は大量の精液でネバネバになっている。
ここでようやく裕之が正気を取り戻した。
裕之「こ・・これは・・・」
裕之は目の前に広がる光景に唖然とした。しかし、それ以上に、自分のモノが、裸の女の子を前にまったく反応しないことに気づき、恐怖した。
そう、裕之の性欲はもはや枯れていた。性器がまったく反応しない。薬の副作用なのだろうか・・・
裕之「ま、まさか・・・」
それを知った裕之は怒り狂った。
裕之「お・・お前の責任だ!!! お、おまえが・・・」
裕之は鞭や、蝋燭。その他、拷問に使われるような道具を沢山持ち出した。
右手には極太の、それも和輝の使用したものの1,5倍は太く、ゴツゴツと突起物のついた棒を持ち、勢いよく由香の膣内へとねじ込む。
由香「ぎ、ぎゃぁぁぁぁ!!!!」
由香が悲鳴をあげる。
裕之「お、お前のモノも使えなくしてやる・・・」
これは完全に虐待、拷問に値する行為であった。由香を壊すつもりで行っている。あれほど好きだった由香を・・・
それから、しばらく裕之の暴行は続いた。
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由香の心と身体はボロボロになっていた。しかし、スキを見計らって、由香は何とか逃げ出すことに成功した。
和輝が急いで中に入り、裕之の頭を無理矢理冷やさせた。
和輝「馬鹿野郎! 由香を殺す気か!!! 頭を冷やせ!」
裕之「ぼ・・僕はなんてことを・・・」
和輝「だまれ!! 早くどこかえ消えろ! この悪魔め!!」
そういわれると、裕之は大人しく去っていった。そうとう落ち込んでいる。
由香の負った傷は重かった。心も、身体も。しかし命に別状はなかった。医者は入院することを勧め、警察にも行くよう説得した。しかし由香は断った。
警察にも、学校にも、そして親にさえ何も言わなかった。
由香「私は大丈夫だから・・・」
心配した両親が何度聞いても、そうしか答えない。そこで両親はそれ以上の詮索をやめ、由香の傷を癒やすことだけに専念することにした。時間が経てば自分から話してくれるだろうと考えたのだ。
ちなみに、由香は妊娠しなかった。薬物に犯された、異常な精子だったからであろう。しかし、膣に負った怪我は重く、当分は性交することは出来ないだろうと医者に診断された。
なぜ何も言わなかったのかは不明であった。これも、彼女自身が選んだ結果だからだったのか、いや、もしかすると・・・・・
ちなみにあの時、裕之の心が和輝の頭の中に、断片的ではあるが流れてきた。
薬の影響もあり、あの時の裕之に異常なまでの性欲があったのは事実。しかし、薬が切れた後の拷問は、恐らく裕之の意思だけではない。たとえ怒り狂っていても、裕之はあれ程のことが出来る性格ではない。それは裕之の心を読んだ和輝には、よく分かっていた。
《何かに操られている》・・・抽象的ではあるが、そのような情報が和輝の頭の中に流れ込んできた。いったい、あの《小屋》には何が・・・
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