羞恥ゲーム
〜自分の保全と欲望と〜
小早川:作

■ 第三章5

夜勤が終わり着替えを済せたら6階の簡易処置室へ向かう。
誰にも見つからない様非常階段を使った。
部屋に入ると鎌田がパソコンに向かって何か作業をしている。
加奈子「遅くなりました。」
鎌田に向かって話し掛ける。
鎌田「遅かったな。服を脱いでそこのベッドに寝ろ。足は台の上だ。」
加奈子の方を全く見ずに指をさしながら指示をする鎌田を見て、加奈子は、心が痛かった。
そこには、以前の優しい鎌田は居なかったのだ。
何をされるのか、分からないままスカートだけを脱いだ。下着は端から着けていない。
簡易ベッドの上に寝そべり足を開いて台に乗せる。
鎌田はチラッと加奈子を見ると、
鎌田「服を脱げと言っただろ!」
加奈子はビクッと体を震わせ鎌田を見る。
鎌田の目が怒りに満ちていた。
上体を起こしカーディガンとブラウスを脱いだ。
自然と手が胸を庇ってしまう。
ライトが煌々とついた部屋で全裸の姿を鎌田に晒すのがとても恥ずかしく、惨めだった。
出来れば、別の場所で明るさを落した所で、昔の様に優しく抱きしめて欲しかった。
でも、今の鎌田にそれを求める事は無理だ。
胸をかばいながらベッドに寝そべる。

暫くして、鎌田は小箱を持って加奈子の足元に陣取る。
両手にゴム手袋をはめて加奈子の膣を広げる。
鎌田「感じているのか? 嫌らしい女だな。もう濡れ濡れだぞ。」
加奈子「………。」
鎌田「あの清水っていうのが新しい男か? 男だったら誰でもいいんだろ。」
加奈子「………。」
鎌田「どんどん溢れて来るぞ。こんなに濡れると処置しにくいんだがな。」
加奈子「………。」
胸をかばっていた手を退けて顔を隠す。
目からうっすらと涙がこぼれた。
鎌田は、そんな事などお構いなしに加奈子の膣を指で弄くり回す。
クリにも執拗に弄る。
加奈子は、泣きながらも体を震わせ愛液を溢れさす。
十分弄ってから鎌田は、加奈子の足を紐で台に括りつける。
加奈子の手も台のパイプを握らせ、同じ様に紐で縛りつけた。
加奈子の目が怯えている。
鎌田「怪我をしないようにだ、我慢しろ。それに縛られる方のが好きなんだろ。清水から色々聞かされたよ。君の本性をな。」
鎌田は、加奈子の口にタオルを押し込み、外れないよう紐を巻き付け更にタオルで縛った。
鎌田「写真や画像も見せてもらったよ。とんだ淫乱女だな。こんな女だとは気付かなかったよ。」
加奈子「………。」
加奈子は、目を閉じてじっとしている。
鎌田「君のせいで危うく僕の人生が目茶苦茶になる所だったよ。まぁ、幸いあの清水って男は、僕には興味無いみたいだから助かったけどな。」
加奈子「………?」
鎌田は、ピストル型の器具を取り出し調整をしている。
鎌田「ただ、二、三、あの男の言う事を聞かないといけないが、その指示の内容が…、こんなくだらない事だからな、まぁ、お前にはお似合いの相手だよ。」
鎌田は、右手に器具を構えて加奈子の右乳首を左手でつまみ上げ器具に噛ませる。
プシュッ!
一瞬の痛みだった。
今は、ドクドクと乳首が独自の鼓動を始めたかの様だ。
続けて左の乳首にも同じ様に器具が当てられ、プシュッ! という音とともに鼓動がはじまる。
鎌田は、金具を手に持ち、それに消毒液を吹きかける。
乳首にも消毒液を吹きかけ、その金具を乳首に開けた穴に差し込む。
消毒液のヒリヒリ感と金具を差し込んだ痛みで体を持ち上げた。
しかし、しっかりと固定されているので胸を突出した程度でしかない。
鎌田「ははっ、これは君にお似合いだよ。」
乳首に付けたのは、バーベル型のニップルだった。しかも、圧着式で外すには機械で切断しなければ取れない物だ。
鎌田は、ニップルを指で軽くはじきながら、
鎌田「君にこんな趣味があったとはな、呆れるよ、まったく。」
加奈子「………。」
特に反応を示さない加奈子を見やりながら、
鎌田「まぁいいさ、次は下だ。」
加奈子は、怯えた目で鎌田を見る。

鎌田「改めてこうして見ると、君のここは何とも卑猥な形をしているな。もっと前に気付いていれば、僕は、こんな事に巻き込まれずに済んだのに…。」
クリの皮を捲りながらボソボソと独り言のように呟く。
プックリと膨らんだ肉芽を鎌田は、指で摘み引っ張った。
加奈子のお尻が持ち上がりタオルの奥からくぐもった、恐らく悲鳴だったかもしれない声が微かに聞こえた。
鎌田は、何度か引っ張ってみる。
これまでに無い程、クリは大きくなっている。
鎌田は、紐を取出しクリの根元を巻付けた。
加奈子は、頭を持ち上げ抵抗しようとしている。
しかし、ベッドに縛られた体はビクともしない。逆に紐が肌により食い込んでいくだけだった。

紐で絞り出されたクリは、手を放しても皮から飛び出したままで、赤黒く照り輝いている。
鎌田は、乾いたタオルで加奈子の股間を拭き、左右のビラビラを引っ張る。
左右それぞれに印をつけると先ほどのピストル型の器具を押し当てた。
プシュッ、プシュッ、プシュッ、プシュッ、プシュッ、プシュッ。
左右それぞれ3ヶ所づつ穴を開けた。
5cm程の棒を3本取出し、消毒してから左右のビラビラを合わせてネジ留めする。
クリを縛っている紐ごと引っ張ると紐がずれて下に隙間が出来る。もちろん、加奈子はもがいている様子だが、鎌田は気にしていない。
ピストル型の器具を手に根元へ押付けた。
鎌田「ちょっと痛いかも知れないが我慢してくれ、一瞬だから。」
加奈子は、目を見開いて鎌田を見て、首を左右に振ったが、鎌田はニヤッと笑いながらトリガーを引いた。

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