羞恥ゲーム
〜自分の保全と欲望と〜
小早川:作

■ 第三章6

鎌田「ちょっと痛いかも知れないが我慢してくれ、一瞬だから。」
加奈子は、目を見開いて鎌田を見て、首を左右に振ったが、鎌田はニヤッと笑いながらトリガーを引いた。
プシュッ!!
加奈子「グァォォォォ!」
一際、大きく体を震わせた。
加奈子は、白目をむいて顎を突き出し失神している。
鎌田が持つピストル型の器具はトリガーを引いたままになっている。
加奈子のクリの根元には、ピストルから伸びる鋭利な針がクリを突き抜けて刺さっていた。
トリガーが外され、針も勢いよく抜ける。
その刺激で加奈子は、目を覚まし、また大きく体を震わせる。
乳首に付けたのと同じバーベル型のニップルを取出し消毒液を振って芽元に差込みロックする。
手を放すと、クリを包んでいた皮がバーベルに止められクリごと下方向に押されながらも、芽は明らかに飛び出している。
鎌田「終わったよ。暫く痛みがあるだろう、一日3回この薬を飲みなさい。それと一日3回と小便をする毎にこの消毒液を綿に染込ませて拭きなさい。」
鎌田は、加奈子を拘束している紐を外す。
鎌田「また、来週この時間にここに来なさい。化膿していないか確認する。それと、今日から一週間、エッチはするなよ。オナニーも禁止だ。」
加奈子は、紐を解かれても動けないでいた。開いた足すら閉じていない。
ぼぉっとした意識の中で鎌田の言葉を聞いていた。

10分か、20分か、加奈子は、ゆっくりと体を動かし起き上がる。
股間に痛みと同時に脳天にまで電流が流れたような快感の様なものを感じた。
加奈子「グァッ! はっ!!」
思わず声が出る。
股間に手を当てる。
バーベルに触れた瞬間、また電流が体中を駆巡った。
加奈子「グァッ! はっぁ!!」
少し触れただけなのに。加奈子は、少し股を開いて立ちゆっくりと服を着込んでいく。
すべての服を着て鎌田の方を見ると、鎌田はパソコンをいじっている。もう加奈子の存在を無視ているようだった。
加奈子は、鎌田に大きくお辞儀をすると部屋を出て行った。
肩にかけている鞄を強く抱き締めながら、開き気味の足を小さな歩幅で帰って行く。


鎌田「今、処置が終わった。」
パソコンのメールで終了報告。
シミズ「お疲れさん、じゃあ、来週は仕上げをよろしく。」
直ぐに返事が返ってきる。
内容を確認した後、パソコンを閉じて部屋を後にする。


加奈子は、辛い一週間を過ごした。
まともに歩くことも儘ならず、仕事も休み、ほとんど外出はしていない。
薬と消毒のお陰か、痛みは大分和らいできたが、その分、何とも言えない快感が増していく。
歩くだけでも脳天に電流が走り、一日中、オナニーをしながらすごしているようだった。
ようやく、一週間が経ち、鎌田との約束の日が来た。
前日の夜勤から復帰して何とかやり過ごす。
明け方、6階の処置室に行くと鎌田がすでに待っていた。
鎌田「お疲れ様、どうだった? この一週間は? もう気持良すぎて気が狂いそうかな?」
加奈子「………。もう、どうすればいいのか………。」
鎌田「はははっ、服を脱いでそこに寝なさい。」
加奈子は、すべての服を脱ぐと、この前と同じ様に足を開いた姿勢になった。
鎌田「どれどれ、ほほぅ、これは凄いもんだ。一週間でこんなに膨らむものなんだな。」
加奈子のクリを見て驚いた。一週間で3倍以上に膨らんでいた。赤く充血し見るだけでもドクドクと鼓動しているのが分かる。
鎌田「化膿はしていないようだな。ちゃんと薬と消毒を欠かさなかったようだね。」
加奈子は、消毒処置の大変だったときを思い出していた。

一回消毒するのに一時間位時間をかけていた。それは、消毒+オナニーだ。消毒は、最初と最後の3分、残りはすべてそれに宛がわれた。もう、せずには居れないほどの刺激だったのだ。幾らイッても消毒液をつけるとスーッとした刺激で、また初めてしまう、終わりが無い世界だ。

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