羞恥ゲーム
〜自分の保全と欲望と〜
小早川:作

■ 第三章11

智子の姿を見つけて三人とも驚いている。
早紀「あれもこの人の仕業よ。」
清水「おいおい、仕業って、お前がそうしろって言ったんだろうが!」
笑いながらおどけて見せた。
清水「せっかくだ、近くで見てやってくれ。」
四人が車に近づく。途中、駐車場入り口にいる麻衣達に高台で見張り役をするよう指示を出す。


晴美「へぇ〜、良い体してるねぇ。」
典子「ほんと、どもイヤらしい体付きだけど。」
美穂「醜い体にしてやりたいねっ!」
早紀「まぁまぁ、智子には、これからいっぱい恥ずかしい思いをさせてやるんだから。」
清水「智子には、イカせてやるっていってあるから、触ってやっても良いぞ、って言うかイカせてやってくれ。女が女を責める所を見るのも面白そうだしな。」
早紀「あなたの為にやってるのではないんだけど。」
と、言いながらも清水からバイブのリモコンや筆を受け取った。
晴美が智子の胸を揉む。
智子は、ビクッと反応した。
晴美が離れ次は、典子が智子の脇から腰骨辺りまでをゆっくり優しく撫で上げる。
智子は、体を左右に揺すって逃げようとする。
早紀がバイブのスイッチを微弱に入れる。
智子「はあっ! あっ、あっ、駄目っ、だめぇ、えぇぇ!!」
智子は、声を押し殺しながらも、気持ち良さを出してしまう。
典子が離れると、次に早紀が前に出て筆先に智子のおつゆを満遍なくつけ、それを肛門にグリグリと回しながら突き刺していく。
智子「ぐぐぐっ! だっめっ! やめて、お願い、痛いの、駄目っ!」
筆の半分まで入ったところで、上下左右に大きく回しながらグリグリと腸の粘膜に刺激を送った。特にバイブのある膣側の壁にしっかりと刺激を送った。
智子「ほぁぅ、あっあっ、ああっ、だめ、やめて、お願い、イッちゃう、あっ! ああっ!」
早紀は、空いている片手で智子に刺さっているバイブを、トントンと、軽く叩いた。
智子「あああううっ! イク! イク! ああああっ!」
口をパクパクさせて、腰を突き出しながら横に捻った。
早紀「ふふふ、お尻の感度も良さそうね。来月からが楽しみだわ。」
そう言うと、筆を一気に引き抜いた。
智子「ううぉおおぉうっ」
言葉にナラナイ奇声を上げて潮を吹いた。
早紀は、うまく避け、
早紀「ふふ、いい反応だわ。じゃあ、後はお願いね。」
美穂たちを連れてその場を去っていく。
清水「へへっ、さすが女だぜ、簡単にお漏らしさせやがる。って、これどうすんだよ、全く!」
清水は、智子のヘッドフォンとアイマスクを外した。
智子は、目を閉じてうっとりとした表情のまま動けないでいる。
清水「どうだった?」
清水の声にようやく反応を見せる。
智子「す、すごい、すごかった。どうしてだろう。」
智子は、目を開けて正面に見える木々をボーっと見つめている。
智子「ここは? 何処?」
清水「公園の駐車場さ、学校じゃなくて残念だったね。」
智子は、てっきり学校校内だと思っていただけに安堵の思いと、本人は気付いていないかも知れないが少しがっかりした思いが混ざっていた。
智子「なんだか、いつも以上に感じちゃった。いつもの清水さんじゃなかった感じなんだもの。」
清水は、ドキッとしながらも「そうかい、場所とシュチエーションがそう思わせたんじゃないかな。またやろうか? 今度は、本当に校内に車を止めてね。」
智子は、ニコッと笑顔を作りながら、「ダメッ、恥ずかしいもん。」
まんざらでもない様子だった。それほどまでにこの清水を信頼しているのだ。

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