特待生
kyousuke:作

■ 第5話 禁忌の味 3

 信一と小百合は気が付くとベットで寝ていた。そして信一の右手首と小百合の左手首に手錠が付けられていた。初めに気が付いたのが小百合だった……。

「あの人の事だからこれは切れないわね」

仕組みはワイヤー線が枷から伸び中央部分にはコネクトがあり、どうやらある程度は伸びたりできるそうだ。時計を見る6:00をさしている……二十四時間表示なので一応リズムは掴める訳だ。二人には下着が着せられていて臍だしタンクトップといった所だ。空調は効いているが霧状に媚薬が散布されている恐れもある……兄は余程疲れているのかぐっすりと寝ている。しかし薬物で強化された一物は朝立ちし下着の摺れで先走り液が滲み出していた……小百合は兄がかけているタオルケットを取り下着越に舐め始める。

「……ん? んんぅ!」

兄は一気に眼が覚め、視界の先には妹が朝立ちしたペ○スをしゃぶっていた。

「あっ、おはよう……これから抜くから」

そうだった、訳が分らない薬物で変になったペ○スは精液を出し続けないと壊死すると言う事を思い出した。

「堕ちるなら一緒よ……でも、いつかは底についてまた上がれるし」

すると二人を繋いでいた手錠のワイヤーが伸びた。どうやらやる時だけは伸びる用になっている……いかにもあの人らしい……だって蓮杖さんは地下国体で使用された器具を考え出したアイデアマンなのだ。兄は仰向けで寝たままにさせ私はスリットに兄のペ○スを嵌める様に腰を落とした……子宮口をノッキングし私は喘ぐ。

「ああ、いいよ! 小百合!」

「兄さんもっとして! もっとしてぇ!」

本茶臼といわれる体位になり、私は兄の唇を奪い舌を入れる。みんなは朝のトレーニングしているのに私は禁忌の行為をしている……これは兄を救う為だ、例え両親が知っても許してくれる筈だ。未だに残る倫理を思い出さないようにする………そして熱い精液が満たしても兄の剛直は納まらずに引き抜くと私は倒れて兄の両手で私の両足を折り畳むようにもたれ挿入する”達磨返し”と言う体位になる。兄がこれほどテクニシャンとは思いもしなかった。

「小百合!」

太腿とお腹に私の皮無しソーセージが挟まり肉汁を出しそうになる。

「兄さんもっとぉおおお! 突いて、精液を私の中で満たして!」

妹の声に兄の信一はゾクゾクと来て最後は八つ橋になる……これは男性が体をお越し気味にし横から足を絡ませるようにし後ろから女性のスリットに挿入させる技。これを撮影するビデオカメラも凄いが操作も凄い……絶対にプロが操作している。精液を放つとそのまま果てた。

兄は私を抱え朝風呂に入らせる。トイレでは洋便器の上に足を乗せて跨り黄金の雫をだす……兄は私のスリットに残っていた雫が着いた穴を舐め、兄が出し終えた後は私が雫を舐め執る。


ソファ・テーブルには朝食が用意され食べ始める二人………。

「ごめんなさい、あんな事頼んで」

「俺のせいだ」

二人はこれからの事を考えた。そんな静寂を破ったのがあの声だ…。

「二人とも朝から濃いね、食事は残さず食べておいた方がいいぞ、終えたら左にあるドアを開けてみろ」

二人はとりあえずテーブルの上にある食物をお腹に収め、立ち上がるとドアを開けるとそこはリビングの様な作りだった……中に入るとドアが閉まり鍵がかかる。なるほど、どうやらここは檻の一種らしい。テーブルの上にトランクケースが一つ……旧型らしく大きい……各航空会社が張る取り扱い注意のシールが幾重にも張られ剥がれている物もある。

「爆弾とか?」

「そんな猟奇的な趣味は持ってないさ、あけてごらん、ダイヤルは弄るなよ」

兄は直ぐに側にあった鍵を付け金具を起こす。中には足を折りたたまれた状態で少女が入っていた……しかも股間と胸にバイブベルトをされ口をOの字に固定させる猿轡をされている。年端どう見ても小百合の下に見えた……多分小○生だろう。

「真琴? 阿武隈 真琴ちゃん!」

小百合が叫ぶ。小百合が在籍していたスイミングスクールに通う子供で彼女は小百合と並ぶ泳ぎが速い子供だ。

「彼女は昨年から速くなりたいと言う事でよく泳ぎこんでいたがそこに所属していた講師が無断で君と同じ薬を投与した訳だ……彼女は自らの体を差し出す条件にね」

よく見れば胸が発育している……。

「だが、そのタイプは発情しやすい体質へとなる事があって使用を禁止している薬だ………救いは心臓がパンクしなかった事ぐらいで夏休みが入った時点で保護……経過観測と中和剤を投与してここまで落ち着いている」

「つまり、彼女も腰が立たなくなるまでしろとでも?」

「私は君のソーセージを男の菊門に差し込む事は忍びなってね」

二人は彼女の顔から口を覆っていた口枷を取る。

「大丈夫? 真琴?」

「小百合姉…ちゃ…ん? ここって?」

「兄さん、冷蔵庫からスポーツドリンク持ってきて!」

台所にある冷蔵庫には大きなボトルに入ったスポーツドリンクがあり兄が持ってくると小百合が口に含み真琴に口移しで飲ませた。

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