隣の娘
トッポ:作

■ 8

目が覚めた。
喉が渇いていた。
晴香も目を覚ましていた。
「アタシ喉乾いた…。」
「俺も…。」
「ねぇ公園の手前の自販機まで行かない?」
「うん、そうだな行こう!」
僕は短パンとTシャツ。
晴香のTシャツとタオル。
着せようとすると、
「暑いからイヤ……。」
と拒む。
足音を立てないように、そっと下に降りる。
寝息が聞こえる。
サンダルを履いて外に出る。
以外と外は風が吹いていて涼しい。
晴香は裸でゆっくりまわりを見ている。
僕に腕を絡め歩き出す。
「気持ちいい〜!」

公園の手前に明るい場所がある。
自販機の電気が道路を照らし出している。
自販機の灯りに晴香の裸身が浮かぶ。
「晴香、写メ撮ろうか?」
「うん! 撮って、撮って♪」
「こんなのどう?」
晴香がポーズを取る。
何枚か写メを撮る。
その後ジュースを買い、公園に移動。
公園のベンチに座りジュースを飲む。
「プハーうまい♪」
外で素っ裸なのに全然気にしてない。
のんきなのか、おおらかなのか…。

「あ! おしっこでそう…。」
「見せろ!」
「うん、いいよ…。」
晴香はサンダルを脱ぎベンチに上がり大きく膝を広げ、
「いい? よく見て!」
小便が勢い良く出てきた。


次の日。
僕が家で待ってると晴香から電話が来た。
「裏口開けといて!」
晴香はいつも理由を言わない。
結論だけだ。
それでも言われた通りキッチンの横のドアを開けて置く。
晴香が飛び込んできた。
素っ裸で…。
荷物は手に持っている。
「どうしたんだ? その格好?」

「だって暑いじゃん!」
「今日は裏から来たの?」
「うん! その方が目立たないかと思って!」
僕は麦茶を出して、
「昼、用意してあるから……。」
「そう…ありがと…。」
居間のテーブルに勉強の用意をして置いた。
晴香も荷物の中からノートや参考書を出す。

それから3時間みっちり勉強と取り組む。
昼になった。
用意されたものを食べて出かける準備をする。
昨夜僕は晴香に提案した。
「勉強頑張ったらプールに連れていく。」と。

晴香の親も賛成してくれた。
なので晴香も喜び勉強すると約束した。
「ねぇ見て!」
晴香の出した水着はなんとビキニ。
色はブルー。
「お前それはちょっと…。」
「なんで? いいじゃん!」

僕と晴香は駅に向かう。
デパートのある方とは反対の電車に乗る。
晴香のワンピースはちょい長め。
いつも通り下着は一切つけない。
駅を降りて少し歩く。
受付で、
「この子小学生なので一緒でいいですか?」
と聞き許可を得る。
ロッカーに荷物を入れて二人でシャワー浴び水着に着替える。
プールは混んでいた。
僕も晴香も泳ぎ出す。
途中何度か休憩を挟んだ。
休憩の時、晴香が囁いた。
「たけちゃん…アタシおしっこお漏らししちゃった…。」
「ちょ…プールの中でか?」
「うん…ちょっとだけだよぅ…。」
再び泳ぎ出す。

「キャ!」
声を出したのは晴香だ。
見ると晴香のブラが取れオッパイがむきだしだ。
僕はブラをひろい晴香を連れてプールをあとにする。
シャワーの後駅に向かう。
「晴香わざとだな!」
「えへ! わかちゃった!」
「お前な…。」
晴香は悪戯っぽく微笑む。

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