隣の娘
トッポ:作

■ 11

女のアソコの中は熱かった。
僕を抱きしめて、
「出していいのよ…。」
と囁いた。
女が下から腰を使う。
快感が背筋を昇る。
「そんなに動くと…。」
女はスピードを上げる。
「ああっ…。」
僕の腰を脚で固定し更にスピードを速めた。
「ああっ出るっ…。」
「ハァハァハァ……。」
僕は眠りに落ちた。

翌日。
目を覚ますと昼だった。
昨日とは別の部屋だ。
ドアが開いて茜が入ってくる。
今日はキチンと服を着ている。
「シャワーどうぞ…。」
シャワーを浴び服を着る。
「こちらへ…。」
廊下を歩き茜がドアを叩く。
女が顔を出し僕だけ中に入る。
部屋に通された。
そこに晴香のお祖母さんが座っていた。
「毅君昨夜あった事誰にも言っちゃだめよ!」
「晴香にもですか?」
「そうよ!」
「わかりました…。」
「毅君、茜どう?」
「わかりません…。」
「キライ?」
「いいえ…。」
「そう? 良かった…。」
「これ大切に持っていて! 絶対無くさないで! それから誰にも見せないで! いい?」
「わかりました…。」
お祖母さんは僕に一枚カードをくれた。
T101と彫られている。
色は銀。
僕はケースに入れ大切に閉まった。

その後食事になった。
どこを見てもあの女は居ない。


2年と半年が過ぎた。
今日は高校の入学式。
僕は背も170になった。
入学式で思いがけない人物に再開した。
茜だ。
彼女は背も伸び胸も膨らんですっかり女らしくなっていた。
「私の事覚えてます?」
彼女は謎めいて微笑む。」
「ああ…。」
「良かった! ねぇこの後時間ある?」
「ああ…。」
下校後僕は茜の部屋に居た。

茜はいきなり抱きついて、
「ねぇ、晴香とHした?」
と囁く。
「まだ…。」
「ホント?」
「うん…。」
僕は茜に聞きたい事がいろいろある。
でも焦る必要はない。
時間はたっぷりあるのだから……。

その時ドアがノックされた。
「開いてるよ!」
女がドアを開けて入ってきた。
トレイに紅茶とケーキを乗せて。
「初めまして美帆です宜しく…。」
「ども…毅です…。」
美帆はミニワンピースを着ている。
22歳位か?
美帆の携帯が鳴る。
「美帆です…。」
そのまま少し小声で話していた。
「わかりました…15分後ですね…。」
「茜さんしたくして!」
「はい!」
「毅さんも!」
僕達は部屋を移動し着替える。

一階に降りると大型の車が待っていた。
乗り込むとすぐに発車した。

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