売られた姉妹
横尾茂明:作

■ 裸にされて叩かれて…3

「おいおい…バカみてーに突っ立てんじゃねーんだよ」
「体を見せろつーことは裸になれつーことなんだよ…ガキじゃあるめーし」

「えっ…は…裸なんて…出来ません…」

「バカかオメーは! まだぬかしていやがる!」
「おとなしく言ってる内にとっとと脱がねーか!」

「あぁー…でも…そんな恥ずかしいこと…出来ません…出来ません」

「バカヤロー、裸見せるぐれー恥ずかしいうちに入るか、これからもっと恥ずかしい事するんだよー、裸見せるなんざママゴトぐれーのもんだ」

「………………」

「おいおいまた泣くんじゃねーよ、いまは借金返済だけを真剣に考えろや!…」
佐伯は言うなり少女のスカートをまくった。

「綺麗な脚してんじゃねーか、これのどこが恥ずかしいんだよ!」
「ほら、泣いてねーでとっとと脱がねーかコラ!」

少女は嗚咽を漏らしながらモジモジし…佐伯の剣幕に押し切られるようにスカートのチャックに細い指を絡ませた。

そしてスカートのチャックをゆっくりと降ろし、ブラウスの袖で涙を拭いてからスカートを掴んでいる手を放した。

スカートは少女の真っ白な太ももに絡みつきながらゆっくりと落ちていく…。
ぱっと花が咲いたように薄桃色の艶めかしい美脚が佐伯の鼻先にこぼれた。
次いで少女の指先はブラウスの釦に掛かる…佐伯の喉奥で唾液を呑み込む音が洩れた。

少女はなおも涙を零れさせながら釦を一つずつ外していく…最後の釦を外したとき少女は目を瞑った。
そして震えながら片口からブラウスを外し袖を抜いて胸元に抱いた。

薄そうな綿のパンティーに洗い古した綿の学生ブラ…身につけてるものは貧そうだが…それらが包んだその肉体は素晴らしいの一言に尽きた。

「いい躰してんじゃねーか…」
「さーここまで来たなら渋ってないで全部脱ぎな!」

少女は止めどなくこぼれる涙をブラウスで拭いてからブラを外しにかかる…持ったブラウスが邪魔してなかなか思うように脱げずじたばたするのを見かね佐伯は少女からブラウスをもぎ取った。

「あぁぁー…そんな…恥ずかしい…こと…」

「さーここまできたならグズグズせず一気に全部脱いじまえ!」

「あぁぁぁ……脱ぐなんて…」

「このアマ…そんなことじゃ借金返せんだろー…んん、なんなら叩いてひん剥いてやろうか」
佐伯は叩くように拳を固め少女を睨んだ。

「アァァァッ脱ぎます…脱ぎますから…怖いことはやめて…下さい」

「分かったわかった、素直に脱げば痛いことはしねーから、さー脱げ!」

少女はあきらめたように項垂れ…後ろを向いて恥ずかしそうにブラジャーを脱ぎ…パンティーのゴムに指をかけて躊躇し…思い直す様に少し下げ…肩を震わせながら足下まで脱いで脚からパンティーを抜いた。

「おい…後ろを向いてないでこっちを向けよ!」

少女は消え入る様に恥ずかしげに身を縮め…震えながらお乳と性器を手で隠して振り返った。

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