売られた姉妹
横尾茂明:作

■ 妹の場合2

公衆電話前に車が横付けされた…雅美は助手席のドアを開け無言で乗り込む…。
雅美は項垂れたり外を見たりするが先生の方は見なかった…。

先生は…怒ったようにポツリと言う…。
「雅美…俺のことがそんなにイヤなのか…」
それでも雅美は無視して外を見つめる…。

「おい! 図に乗るんじゃないぞ!」
雅美はそれを聞くと、キッとした顔で佐藤を睨み…「だったら何故…あんな恥ずかしいビデオを売ったのよ……誰かに見られたら…私…私…もう…」
雅美は耐えてた堰が切れたように泣き出した…。

「お前そのことを怒ってたのか、雅美…売った先は遠い佐賀の仲間なんだ…」
「あのビデオ…外には絶対洩らさない条件で売ったから安心しろ…」

「でも…でも…そんな約束なんか…」嗚咽混じりに可愛く抗議する少女であった。

「そー怒るな…俺はお前を自慢したくてさー…もうしないから機嫌なおせや…バカ」
車を軒先に停め、二人は家の中に入る…。

いつもの饐えた臭いがする部屋に通される…。
この臭いを嗅ぐと…雅美は自然と淫らになっていく自分を感じる…。
(先生に…最初に叩かれて、恥ずかしく犯された部屋…)


「雅美、何をボーしてるんだ…」
「昨日なー…街に出たついでに…いい物買ってきたんだよ…」
佐藤は押し入れから袋を出し…中の物を万年床に並べ雅美に見せた…。

「どうだ! これは、この前のより根本のイボイボが交互に回転するから女にはスゲー気持がいいんだとさ…クククッ」
「それとこの下着…ほら前がこんなふうにパックリ割れて…なっ、イヤラシイだろー」
「浣腸もイチジクなんぞでちまちまやるより…このイリガトールつーのがいいらしい、この容器にグリセリン液を入れてなー…ゴム管をお前の肛門に入れるだけなんだ…これで雅美のお腹に大量に入れられるぜ、ムフフフ…」

佐藤は…小学生に言うセリフじゃないよなーとは思いつつも…この成人女子へのセクハラの文句を幼い少女はどう受け取るか、その時の彼女の羞恥心象を感じたかった。

「先生のイジワル……」雅美は赤くなって俯き…所在なげに可愛い瞳を泳がす…。
「お前…ほんとに可愛いナー…」佐藤はわざとバイブを雅美の頬に触れさせる…。

「……先生の…変態…もう嫌い…」雅美は少し媚びるように拗ねた。
この大人のような受け流しに…20才の歳の差は急速に縮まり…いつものように17〜8才の二人になってはしゃぎ始める…。

「さー楽しもうぜ雅美…なっ、機嫌直せよ…今日はたっぷりと恥ずかしい想いをさせてやるからさー…よがってたっぷり泣いて帰りな…」

「さー脱げ……」

「……………」

「ったく、まだ裸になることが恥ずかしいのか…今更恥ずかしいはおかしいだろー…」

「まっ、そんなウブい雅美が俺にはいいんだけどな、女が恥をなくしちゃ興味は半減だもんな…顔を赤くして恥じるロリータに…無理矢理チ○ポ刺し込む方がよっぽど面白いもんな、ほらもっと赤くなれよ雅美…」

雅美は恥ずかしい言葉を投げられ…モジモジしながらさらに頬を染める…。

佐藤はじれて立ち上がり…恥ずかしさで崩れそうになる少女を裸に剥いていく…。
雅美を素っ裸にし…煙草を抜き出して一服する、煙を燻らしながら…裸に羞恥し身悶える初々しい少女を見つめる…(さて今日は…どんなふうに責めてみようか…)

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