売られた姉妹
横尾茂明:作

■ 嫉妬の焔8

「グウェェェェーー……」
怪鳥の叫びを洩らしながら畳をかきむしる雅美…想像を絶する痛みに一瞬意識が飛んだ…。
まるでお腹に太い丸太を突き刺されたほどの衝撃を雅美は受けた、それは先生に初めてされたアナルセックスの比ではなかった…。

「お…お…お姉ちゃん…い…痛たーい…痛いヨーあぁぁぁぁーーー」
「た…助けて…オジサン…抜いて…抜いてヨー…ウゥゥゥゥ……」

「ウルッセー! お前は売られるんだ、売り先のご主人様は俺ほど優しかねーんだよ!」
「こんなもんぐれー耐えられんでどうする!、ケツが痛てーぐれー我慢しろい」

佐伯は薄ら笑いを浮かべ腰を淫らに振り続ける…真っ白なお尻に黒々とした丸太が抽挿され肛門周辺は鮮血に濡れはじめた…。

「雅美ちゃん…我慢してね、すぐに終わるから我慢してね…ウッ…ウゥゥゥ…」
夕紀は妹の背中を抱き、手を握りしめて泣いた…。

「お姉ちゃんがバカなばかりに…こんな事になって…ゴ…ゴメンネ…」
佐伯の眼前には姉妹の美尻が二つ揃い…姉の肛門下の性器から…ツツーと生理血が糸を引いて垂れた…。

「おぅーぉ…姉妹揃って股間から血を垂らしゃがって…クククッ仲がいいじゃねーか…」
「うぉっと…きやがった…締まりがええから…こりゃもたねーな…」

「カーッ…しかしええ、ええなー…お前ら子供らは…いたぶりながら突っ込むのが一番ええぞ!」
「夕紀! いつまでもガキに縋り付いてんじゃねー!、ホラ! 仰向けになって脚を開け」

「そうだ…その格好でいていやらしくオマ○コを開いて中身を見せてみろ!」
「カーッ…いやらしいオマ○コだぜ…ったく」

佐伯は血に濡れたクリを剥き親指で擦り…乱暴に中指を突き刺し、抽挿しだした…。

「何だ…ヌルヌルじゃねーか、こりゃ生理血ばかりじゃねーな…妹のケツを犯されるの見て濡れるなんざ…お前もそうとうのマゾだなー…こりゃエエ…お前ら良すぎんぜ、クククッ」

「あぁぁぁ…雅美ちゃん…お姉ちゃんオジサンに弄られてるの…もう気持ちがいいの…」
夕紀は雅美の耳元で囁き…妹の小さな耳を噛んだ…。
それが合図のように雅美は肘で体を起こす、夕紀はその下に体を移動して妹を抱いた。

「お姉ちゃん…私のお尻…痛いけど…変に気持がいいの…私…変態?」
「あぁぁ雅美ちゃん…我慢できるのね…良かった…すぐお尻も良くなるからね」
妹が先に唇を合わせてきた…夕紀は一瞬躊躇するが…目を瞑ってそれを受け入れる。

真っ白な躰が交差し身悶える…無毛の性器に指が差し込まれ…うぶ肌のお尻に巨木が突き刺さって蠢く…。
こんな光景を見て佐伯の視界は白く濁っていき…たまらぬ快感が前立腺から全身に駆け上がってきた…。
「くぅぅぅぅ…たまらん…気持ええー…オイ!、3人一緒に行こうじゃねーか………」

「うっ…うっ…くぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー」

暫くして3人は頂上を極めていく…そのすさまじい咆哮はドアを抜けてアパートの改段下まで響いた…。

3人は虚脱状態でしばしまどろむが…佐伯の陰茎の硬度はすぐに復活し、今度は姉に襲いかかる…。
雅美は佐伯の性の強靱ぶりに舌を巻いたが…姉の気持ちよさそうな顔を見…嫉妬に揺らぐ…。

佐伯の指を求め…姉の横に寝るが、佐伯と姉に無視され…「オジサン…今日は姉さんにはしないって言ったじゃない…」と甘えたが…姉に邪険に押し戻された…。

(さっきまで…あんなに優しかった姉さんなのに…)
雅美は羨ましそうに二人の痴態を見るしかなかった…。

二人がガクガク震えて再び頂点を極めたのを見て…次は自分とばかりに雅美はオジサンの背中に縋り付く。
しかし再び姉に邪険に追い払われる…雅美は泣きながら拗ねたように俯いた。

姉が乱れた髪を指でたくし上げ…オジサンの方を艶めかしい眼差しで見つめながらティッシュで性器を丹念に拭っている、そんな姉の姿をみていたとき…雅美は何故か腹が立ち…姉の前まで行って思い切り頬を叩いた…。

「雅美! 何するのよー…」
姉がキッと妹を睨む…。
「だって…お姉ちゃんたら…」あとは意味のないセリフを並べる妹に…姉は形相を変えて迫り、その横っ面を思い切り叩いた。
「オジサンは私のものよ、あんたなんかにもう触らせないから!」

「………」

「お姉ちゃんなんか…お姉ちゃんなんか大嫌い……」妹は頬を押さえて泣き崩れる…。

「おいおい…姉妹喧嘩するんじゃねーよ…みっともねー」
と言いつつも佐伯は自分を争っての喧嘩に悪い気はしなかった。

(ムフフッ…どうやら調教もうまくいったみたいだぜ…これなら藤井のオヤジに売っても…後から文句は言わせねー、クククッ)

「さー…もう今日はもうしまいだ…俺は帰るぜ」

「おっと…それから今度の土日は東京に連れて行くぜ!」
「オメーらを売る相手が見つかったんでな、面接しにいくんだよ…クククッ」

「その袋に今流行の服と化粧品を見繕っておいたから…お洒落しとくんだぜ」

そして佐伯は薄ら笑いを浮かべ…二人を壁際に並べて意味もなく頬を叩きはじめる。
二人が悲しげに泣き出したのを見て、髪を掴んで…揺さぶった。
「オメーらが汚した俺のチ○ポと尻、二人でキレイに舐めんか!」
「言っただろう! オメーら奴隷の役目を忘れるなって!」
二人に性器、肛門はもちろんのこと…指まで舐めさせて…佐伯は満足そうに帰って行った。
残された姉妹は顔が合わせられず…気まずい想いでいつまでも涙を流して俯いていた。
傾いた西日が…血に染まった姉妹の体をさらに赤く染めていく…。

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