売られた姉妹
横尾茂明:作

■ 売られて4

佐伯はほくそ笑んだ…(こりゃ…高く売れそうだぜ…)
「今から彼女らの裸を見せますから…じっくりと品定めをしてくださいな」

二人は顔を見合わせニヤリと笑い…部屋に戻った。

「おい! お前ら、こちらは藤井さんとおっしゃる方だ、しっかり挨拶せんかい!」

「………園部夕紀と申します、…雅美です…」
姉妹は顔を赤らめ…名乗った後、すぐに俯いてしまう。

「顔を上げんか! よく見てもらうんだ、よし! 二人とも脱げ」

姉妹は顔を見合わせ…モジモジとまた俯いてしまう…。

「コラ!、優しく言ってる内に脱がねーとブッ叩くぜ!」
「まぁまぁ佐伯君…もうちっと優しく言いなさいよ、二人とも怯えていらっしゃる…」

「へ…ヘイ…ったく、夕紀! 雅美早く脱ぎなさい…」

この言葉でようやく二人は顔を見合わせ…意を決するように釦に指をかけた。

「佐伯君…イッパイ飲みながら楽しむとするかね…」
「ヘイ…いいっすねー」

藤井はキャビネットからブランデーとグラスを取りだし、佐伯にソファーをすすめてグラスに注いだ。

「佐伯君…しかしいい女だよなー、これほどの美形を見たのは初めてだよ…」
「藤井さん、右が14才…左が17才なんですわ…」

「何!……す…スゴイじゃないか…クーッ本当かい!」
「そりゃもう藤井さんの趣味にピッタリと思いましてね、クククッ」
「コラ! 人を変態呼ばわりするもんじゃない、しかしいい…いいなーこれが14と17とはねー…いやはや最近のお嬢さん達は発育がいいよねー」

姉はブラウンのキャミソール、妹はワインのキャミソール姿に匂い立つ…。
短いキャミソールの下には恥ずかしげにパンティーがのぞき…真っ白な形のいい魅惑の太モモが続く…。

藤井は生唾を飲み込み、二人を食い入るように見つめる。
特に姉妹のモモの付け根の愛らしい膨らみに目を奪われていた…。

「さー二人とも全部脱いで、藤井さんにじっくり見て貰うんだよ」

先に夕紀が頷いてキャミソールの裾に手を掛た…そして妹が続く。
二人とも幼い顔に似合わず大人っぽい下着に身を包んでいる…それが妙に色っぽく藤井の心を揺らがせている…。

すぐにブラジャーが外され美しい半裸が浮かび上がる…綺麗な乳首を持つ二人の形の整った乳房は惜しげもなく晒された…。

パンティーにようやく手が掛かる…二人は消え入るように恥ずかしげに脱いでいく…。
その愛らしい脱ぎ仕草が藤井にはたまらなかった。

パンティーは腰を抜け恥丘で一瞬止まり…ウブい鼠径部を見せながら引き下ろされていく…そして透けるように白い全裸像が浮かび上がっていく…。

姉妹は手を後ろに組んで顔を赤らめ…今にも泣き出しそうに危なげに立ち、藤井に惜しげもなく見事な裸像を晒した…。

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