売られた姉妹
横尾茂明:作

■ 売られて5

藤井は口元でブランデーグラスを傾けたまま凍り付いたように二人を見つめる…。
美しく品の有る顔立ちから首…胸に至る少し幼さを残したライン、乳房から腰に至る大人の張りを持ったライン…恥丘の膨らみの中央に折り込まれる様に穿たれた深い亀裂…。

恥丘正面に見える幼子のような美麗な性器…姉の方は煙るような淡い陰毛が上部に少し望め…妹の方は無毛の幼子そのものであった…。

恥丘のプックリとした幼い性器からウブい太腿…そしてつま先まで至る線は感嘆に値する美しさであった…。
それら全体が淡いオーラに包まれ…ベランダから洩れる光りに同調して美しく輝き揺れている。

「あっ、藤井さん…ブランデーが零れていますよ」
藤井は夢から引き戻された感覚に下を見る…ブランデーが股間を濡らしていることに初めて気が付いた…。

「いかんいかん…俺としたことがつい夢中になってしもーたわ…」
藤井は照れ隠しに再びブランデーをグラスに注ぐ。

「藤井さん…どうです?、いい子達でしょう…この子ら…普通じゃ手に入りませんぜ」
「う…うん、あぁーいいなー…」藤井の返答は心ここにあらずである…。

姉妹は所在なげに恥ずかしく立ち…品定めをする二人を交互に見つめた…。

「藤井さん…外見もいいんですがね、中身の方も…クク…そりゃーええんですわ」
「一度見てみます?…」

「……ほっ…ええのか……」
「そりゃもう、藤井さんには充分品定めして頂かないと…」

「おい! お前ら、もっとこっちに来い…藤井さんがお前らのオマ○コと肛門が見たいと仰ってるんだ、後ろを向いて四つん這いになれや!」

「ハ…ハイ…」姉妹はオドオドしながらふたりに近づき…後ろを向いて四つに這い、お尻を高く持ち上げ…従順にも脚を開いてよく見えるポーズをとった…。

藤井の目の前に卑猥な造形が二つ開いた…。
くすみのない清潔そうな肛門から蟻の戸渡り…ウブ肌の大陰唇が開いてピンクの小陰唇が零れている。
大きめのクリトリスが屹立し…膣前庭は桜色に艶めかしく濡れていた。

藤井を息を呑んで交互に見つめる…シミのない美しい尻の狭間に息吹く魅惑の造形には…ただ感嘆するしかなかったのだ。

「藤井さん…見るだけでいいんですかい?」
「なんならちょこっと触ってみて下さいや、ほら…ここなんかこんなに柔らかいんですぜ」
佐伯は雅美の大陰唇から内モモに繋がる部位を…いやらしくプニプニと押し、その柔らかさを強調して見せた。

「ほんとに…触ってええのか……」

藤井は身を乗り出し、震える両の手を夕紀の尻に当てた…。
「…おいおい…このスベスベのモッチリ肌はどうしたことよ…こんなのは初めてだよ…」
「本当にシミ一つ無いこの餅肌…こんな奇跡があるんだなー、長生きはするもんだ…」
「佐伯君…ここんとこ…ひ…開いてもいいのかい…」

「遠慮なさらず、ガバっと開いて見てやって下さいや…」

藤井は夕紀の大陰唇の両の膨らみに指をかけて大きく引き延ばしていく…。
「あっ…あぁぁ……」可愛く夕紀が呻く…。

開かれたピンクに光る造形…膣口が開き、恥骨の裏壁がパクパクと開閉している…。
プックリ膨れた肉丘の頂点に尿口も望める…。

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