売られた姉妹
横尾茂明:作

■ 売られて6

藤井は視界は次第と白く濁っていく…。
舌を出して舐めたい思いをグッと堪え…暫し性器を鑑賞し性器周辺の肌触りを堪能してから雅美の美尻に手を移動する…。

雅美の性器周辺も同様にめくりあげ…触り…尻を撫でた…その時雅美の性器からツツーと透明な液が糸を引いて垂れた…。

「このガキ…感じていやがる…」佐伯は言いながら雅美の尻を叩いた。

「藤井さん、ごらんのとおり…こいつら二人はマゾでしてね、虐められると歓ぶんですわ」「そりゃ肛門なんかにチ○ポ突っ込んでご覧なさい、泣いて歓びますぜ」

「ほー…こんな可愛いアナルも調教済みとは…こ…こりゃいいなー!」
藤井は笑いながらも、声は無様にも震えを帯びていた。

「じゃぁ、藤井さんこっちに来て下さいな、雅美! 仰向けに寝ろ」

雅美は言われるまま右肩から体を丸めて寝ころび、仰向けの体勢を取っていく。

「藤井さん、遠慮なさらずこの娘の横に添い寝をしてやって下さいや」

「この横に寝ればいいのか?」

「雅美…藤井さんに優しくキスをしてさしあげろ!」

雅美はエッという顔をして半身を起こし佐伯を見つめる…しかし佐伯の有無を言わせぬ眼差しを見て、観念したように恥ずかしげに項垂れる。
そして少し躊躇し…おもむろに顔を上げ、藤井を覗き込むように見つめて…目を閉じ、顔を寄せていく…。

裸の乳房が柔らかく胸に当たり…甘い吐息を感じた刹那、柔らかな唇の感触を藤井は感じた…。
その柔らかな感触に痺れ…藤井はすぐに半身を起こして雅美の上に覆い被さり、唇を強く吸った。
先に舌を動かしたのは雅美だった…藤井の強く吸う口腔に吸い込まれるように雅美の舌は進入していく、ぬめった舌の感触に藤井は我を忘れて甘噛みし、手は自然と雅美の性器をまさぐっていた…。

「うぅぅぅ……」雅美は可愛く呻く…、藤井の指は濡れそぼった膣を探し当て…埋没をはじめる、子供特有の柔らかな肉球に四方を埋められた狭い構造に痺れながら…指はそれらを押し広げ…徐々に深みへと落ちていく…。

藤井の唇は雅美の唇から離れて…淡いピンクに縁取られた乳首をついばむ、唇に鼻先に柔らかな乳房が弾み…そのとろけるような柔らかな肌触りに藤井は忘我に彷徨う…。

藤井の鼻孔には…少女の甘い薫りが漂い、夢見心地の世界に誘っていく、もう藤井には周囲の状況は全く映ってはいなかった。

「さー藤井さん、品定めはこれくらいでいいですかい?」

藤井はガツンと現実に引き戻される…。

「オッ…うっ…うん…」
ばつの悪そうな顔で渋々少女から体を離す藤井…ズボンの股間はだらしなくテントを張っていた。

「おい! お前ら…もうしまえ、服を着て隣の部屋で待っとれや」

二人は起きあがり…正面に正座して藤井に頭を下げ、脱いだ服を抱えて隣の部屋に姿を消した…。
藤井はさも惜しそうに姉妹の尻の動きを見つめ…濡れた指先を口に含んで閉められた扉をいつまでも見つめている…。

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