優華の性癖
あきよし:作

■ 第一章 優華2

俺の心臓は破裂寸前だった。
ドキドキと心臓が脈を打っている。
少女の丸見えになってしまったいるマ〇コからは白濁の液体がとめどなく溢れている。
はっきり言って目のやり場に困ったが、それでも俺はそのあまり使い込まれてなさそうなピンク色をした性器に見とれていた。
−もう、溢れてる。一体いつから濡らしてたんだ?
 俺は最早普通の思考が出来なくなっていた。
その車両には、他にも数人が乗っていたが、誰一人として目線を彼女に向ける事は出来ずにいた。
本当は見たいだろう。
こんな可愛い天使のような子が自らの性器を露にしているのだ。
おそらくそう何度もお目にかかれる光景ではない。
俺は少女のエロティックな股間を見ることに夢中になっていて、少女の視線には気がつかなかった。
−うわー。すげぇエロイ。
興奮してきた俺の息子は、すでにズボンの窮屈さに耐えれなくなっていた。
はっと我に返ると、何やら嫌な予感がした。
そして俺は徐々に視線を彼女の顔のほうに持っていった。
−やばっ。
少女と目が合い俺はすぐに視線をそらした。
そのとき少女は笑っていたように見えた。
見られたくてうずうずしてたのか。
それとも照れ隠しなのか。
たぶん後者ではないだろう。
彼女は相当な露出狂であろうか。
などと妄想の世界に浸っていると、少女が立ち上がり、俺に話しかけてきた。
「おじさんこれから仕事行くの?」
ビクッ
俺は現実に帰った。
どう答えるべきかと考えているうちに、彼女が俺を追い詰める。
「見てたよね? 私のおま○こ。」
○○駅〜 ○○駅〜
ちょうど俺が降りる駅に電車が着いた。
−助かった。
席を立ち逃げるように電車を飛び出すと、なんとその少女までもが降りたのだ。
「ねぇ。なんで無視すんのよ。別にお金がほしいわけじゃないのよ?」
少女は援交だと思われたと思ったのだろう。
「べ、別にそういうことじゃ。ただ、お嬢ちゃんに驚いただけだよ。」
「へぇ〜。堂々と見といてよく言うわね。あ、私は黒井 優華(くろい ゆうか)って言うんだ。よろしくね。」
俺は電車内で見せた暗い顔とのギャップに驚いた。 車内では、何か物思いにふけっているような何か考え込んでいるといった表情を浮かべていた。
が、自分の名前を聞かれてもいないのに意気揚々と話す少女は車内で見た顔よりもとてもかわいく思えた。
小さい顔立ちの少女は、神に愛された女の子のように輝いて見えた。
こんな可愛い子が露出狂とは時代も変わったものだ。
時代を語るほど長くは生きていない俺だが、そうはっきり言える。
−普通にしてればもてるだろうな。なぜあんな事を……。
しつこい様だが、信じろと言われても信じれないほどの衝撃だった。
まぁともかく優華と名乗った少女は俺が胸を高鳴らせるほどと言うことだ。
背もそこそこ大きく俺の身長は173cmなのに対して、少し小さめなので、168mくらいであろう。
個人的な弁解だが、優華ちゃんにはおじさんと言われたが23歳とまだまだ若い。
人生をエンジョイ中なのだ。
女子高生から見ればおじさんなのかも知れないが……。
「優華ちゃんは何で電車なんか乗ってたの?」
俺は最初に気になっていた疑問をぶつけた。
「見てたでしょ? 私……見られたいの。誰に命令されるわけじゃなく見られたいの。昔はこんな変態じゃなかったんだけどね。最近気づいたんだ。私は見られる事を望んでいる性癖の持ち主だって……」
優華ちゃんが泣きそうな顔をして語りだした。

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