優等生の秘密
アサト:作
■ 4
「ねぇ、今日のテスト、どうだった?」
「愚問だな。本当に特進クラスのテストかと疑ったよ。」
「同感。」
言いながら、聡子は京介のペニスを握り、ゆっくりと手を動かし始めた。京介は聡子の恥毛に覆われた亀裂に指を当て、ゆっくりとなぞる。
「もう濡れてるな……」
「そっちだって……もう我慢できないんじゃない?」
「そうだな……」
京介はそう言うと、聡子の脚を開かせた。ピンク色の粘膜が、いやらしく口を開く。愛液に濡れてぬめぬめと光る蜜壺に指を挿し入れ、もう片方の手で膨らみかけた肉芽の包皮を剥く。露わになった芯を指先で弄びつつ、挿入した指を激しく動かす。
「ひぁあっ……あぁあんっ!!」
聡子の背が、エビのように反り返る。聡子の甘い悲鳴と、愛液がかき混ぜられるぐちゃぐちゃという音が、卑猥なハーモニーで教室に響く。
「あ、ダメ、だめぇっ!! イクっ、いぃっ、いっあ、あああああっ!!」
普段より少し甲高く、か弱い声で、聡子が一際大きな悲鳴を上げた。京介の手に、聡子の愛液と、それよりもさらさらとした液体が勢いよく掛かる。聡子は何度か身体を激しく痙攣させた後、ぐったりとして動かなくなった。
「聡子……気持ちよかった?」
汗ばんで、髪の毛が張り付く聡子の頬を、京介が優しく撫でた。聡子は何も言わずに、潤んだ瞳で京介を見つめたまま、こくんと頷いた。
「欲しい?」
「ん……今日、このままでいいから……きて……」
「わかった。」
京介は微笑むと、血管の浮き出たペニスを聡子の入り口にあてがった。すぐには入れず、先端で入り口をこねる様にかき回す。
「ふあぁ……っ……」
聡子が、とろけてしまいそうな声を上げる。京介は聡子の中に自らをゆっくりと埋めていった。
「っ……聡子……気持ちイイよ……」
肉棒を、温かく柔らかい襞が包み込む。引き抜くように動けば、まるで、それを引き止めるかのように襞が絡み付いてくる。
「あぁっ……ああぁんっ……!」
先ほど絶頂を迎えた余韻がまだ残っているのか、聡子は京介が動くたびに身体をぴくぴくと震わせる。覆いかぶさる京介の背をかき抱き、聡子は自らも僅かではあるが腰を振っている。
「聡子……淫らだね……もっと欲しいの?」
京介の問いに、聡子はこくりと頷いた。京介はその返事を待っていたかのように、聡子を四つん這いにさせると、獣のように聡子を容赦なく突き上げる。肉同士のぶつかる音が、液体がかき混ぜられる音と混ざり、教室に響く。
「ひぃんっ!! あふっ……ああぁっ!!」
「っ……くっ……聡子……っ!!!」
京介が一層激しく腰を打ちつける。聡子は近くにあった京介のカッターシャツを握り締めた。
「京……っ……も、だ、め……だめぇっ!! だめーーーーーっ!!!!」
「かっ……はあっ……!! 出る……っ!!!」
聡子の中で、京介のペニスが一層大きくなり、激しくびくんびくんと数回跳ねた。そのまま聡子に覆いかぶさるように倒れこむと、しばらく二人とも動かなくなった。
貢太はそれをずっと見ていて、限界まで膨張しているペニスに手を伸ばそうとした。だが、自分が今いる場所を思い出し、それをぐっと我慢した。
その時だった。貢太の携帯が、けたたましい着メロで鳴り始めたのだ。慌てて止めたが、確実に中の二人には気づかれただろう。貢太は慌てて逃げ出そうとしたが、突然教室の入り口が開き、貢太は京介によって、教室に引きずり込まれてしまった。
■つづき
■目次
■メニュー
■作者別