2000.8.02.

俺だけの肉奴隷
03
木暮香瑠



■ 絵理香は縛られて血を流す1

絵里香

 絵理香が目を覚まし、目をうっすらと開けた。
 目が覚めた絵理香は、手足が動かないことに驚いた。
「うっ、どうして…?」
 目線の向こうには全裸になった耕市が立っていた。目を自分の手に移し、やっと手足がベッドの4隅の脚に縛り付けられているのに気が付いたようだ。それも全裸で…。

 こうして見ると、絵理香の身体はすばらしいものだった。手足が長く、腰は折れそうに細い。仰向けに寝かされても、胸は形を崩すことなく、お椀型を保っている。普段、胸のあいた服など着ることのない絵理香のため気づかなかったが、こんなに大きなバストをしていたことが嬉しかった。その透き通るように白いミルク色の双乳の先には、ピンク色の乳輪の中央に小指の先ほどの大きさの乳頭が天を向いていた。
 引き締まったお腹の中央には縦形のへそが控えめに鎮座し、その下には楕円形に薄い恥毛が茂っていた。
 夢にまで見た絵理香の裸体がそこにあるのだ。耕市は、体中の血が逆流し、一個所に集まっていくのを感じている。どれほど、絵理香の身体を夢見て、眠れない夜を過ごしただろう。幼なじみであるが故に悩みもしたが、どうしても押さえ切れずに右手が動いてしまったものだ。

 友人たちが、隠し撮りした絵理香の体操服姿の写真でせんずっているのも知っている。お尻にピタッとフィットしたブルマーからは、引き締まったお尻の形を想像するのは容易(たやす)かった。それは、重力に逆らって、垂れることなく上に吊り上っている。そこから下に伸びる太股は、引き締まってはいるが、筋肉質ではなく、脂ののった、これでもかというほど長いマネキンのような足を形作っていた。実際、渋谷を歩いていると、モデル事務所のスカウトから声を掛けられることも、何度かあっる。それが嫌で、最近は、渋谷に出なくなったほどだ。前から写した写真ではへこんだお腹とそのしたのこんもりとした丘が、嫌でも性欲をそそった。そんな友人を責められないほど、絵理香の身体は魅力的だった。

「どっ、どうするつもりなの?……こんなことして…。」
 涙目の絵理香はすがるような視線を耕市に向けた。
 そこには、さっきまで絵理香が履いていたパンティーの匂いを嗅いでいる耕市がいた。
「すげー匂いだぞ、絵理香。ふぅ、いい匂いだ。」
 パンティーの股の生地が二重になった部分に鼻をくっつけクンクンを匂いを嗅いでいた。そこには、愛液がいまにも垂れんばかりに、大きな染みを付けていた。
「いやっ、そっ、そんなこと……しないで……。」
 絵理香はそういって視線を下に落とした。すると、天を向いた耕市の巨根が目に入った。体中の血がそこに集結したかのように、真っ赤に充血して、先端には先走り汁がテカテカと光り、青黒い血管がクネクネと走っていた。
「キャーーーー。」
 絵理香は悲鳴を上げ、瞼を強く閉じあわせ、顔を横にそむけた。
「そんなに驚くこともないだろう。10年前に見たことあるだろう? だいぶ大きくはなったけどナ。おまえが引っ張った皮もちゃんと剥けたぜ。」
 耕市はそう言いながら怒張を振って見せた。
「目を開けて、ちゃんと見ろヨ。これからお前が咥えるかわいいムスコだぜ。上の口でも、下の口でもな。」
「そんなこと……、ぜったいしない。」
 絵理香は目を固く閉じたまま首を左右にふった。
「もう絵理香は俺のいうことを聞くしかないんだぜ。」
 耕市は、左手で怒張をしごき、右手にはカメラを持って、
「絵理香の身体は全部写真に取らしてもらったよ。もちろん、上から下まで……。
 アップもあるぜ。学校に持っていったら、みんな、高い値で買ってくれるぜ。お前をオナペットにせんずってるやつ、多いからなァ。」
「だっ、だめっ、……そんなこと……。」
 絵理香が涙で潤んだ目を少し開いた。
「それだけじゃないゼ。おばさんの店の前にもばら撒いてやるさ。インターネットを使えば、世界中にばら撒くことだって出来るんだぜ。そしたら、おばさん、恥ずかしくて店もやってられないだろうなァー。」
 この言葉は、親孝行な絵理香には効いたようだ。女だけ3人の家庭で育った絵理香には、母親に対する思いは特別なものがある。おかあさんを悲しませるようなことはできなかった。
 絵理香がゆっくりと目を開け、鋭い視線を耕市に向けた。しかし、すぐ、気弱な目になり、怒張に視線を落とした。
 絵理香の目からは、次から次へと涙が溢れ、頬をぬらして流れ落ちた。涙で怒張が歪んでみえる。
 耕市は、その涙を舌で舐めてやり、絵理香のぽちゃっとした唇を奪っていった。両手で絵理香の頬を押さえ、柔らかい唇を楽しむかのように舌をはわせて、遂には舌で唇を割っていった。
 絵理香は舌の進入を防ぐかのように固く歯を合わせている。耕市は、絵理香の歯茎を味わうように舌を這わせ、左手を胸に降ろし、乳首を摘み上げた。乳首は絵理香の性感帯のようだ。
「うっ、うう…。」
と声を上げ、口が開いた。その隙に耕市は舌を差し込み、絵理香の舌に絡めていった。ウーム、ウームと唸り声をあげながら、貪るように、がむしゃらに舌を動かした。
 絵理香の口は、こよなくおいしかった。耕市は、舌を絡めながら絵理香の唾液を吸った。
「……ううぐ……いやっ……やめてェ……」
 胸を揉むたび、絵理香のあごがのけぞり、
「うっ、ううっ、……」
と声を上げる。
「絵理香は胸が感じやすいんだナ。乳首がこんなにしこってる……」
「そっ、そんなことない。」
 そういう絵理香に、耕市は、絵理香の唾液と自分の唾液を混ぜ、絵理香の口の中に注ぎこんだ。
「ンッグン……ンッグン……」
 上から口を重ねられ、絵理香は飲み干すしかなかった。つばを飲むことが、なぜか、とても卑猥なことに感じられ、絵理香は顔を真っ赤にした。



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