2004.07.19.

従兄妹の夏
03
はるき



■ 3

「聖美・・・起きていたんだね」

彼女の痙攣が収まってから聞くと、首を縦に振りました。

「わかってたよ・・・ありがとう・・・」
「ううん、私のほうこそ・・・おにいちゃん、ありがとう・・・」
「聖美の姿見たら、我慢できなくて・・・」
「うん・・・とっても気持ちよかった・・・」
「うん・・・」

そんな聖美のことが、とてもいとおしく思え、彼女に軽くキスすると、聖美のほうから舌を絡ませてきました。

「うんん・・・」

唇を離した聖美が、告白してきました。

「私ね、おにいちゃんのこと、もうずっと前から好きだったの・・・」
「僕も聖美のこと、好きだったよ・・・」
「ねぇ、以前プールで私がナンパされたときのこと覚えてる?」
「覚えてるよ・・・」
「あのとき、おにいちゃん、私のことかわいいって言ったよね?」
「うん・・・」
「今でもそう思う?」
「もちろんだよ」
「オナニーもしてるし、こんなエッチな私でも?」
「あのとき以上に、聖美はかわいいよ」
「ありがとう・・・でもちょっと太ったかな?」
「そんなことないよ。腰はキュッてなってるし、おっぱい大きいし・・・」
「そうかな?」
「うん・・・誰のこと考えてオナニーしてたの?」
「決まってるでしょ?」
「うん・・・僕も毎晩聖美のことを・・・」
「ほんとに?」
「うん・・・すごく気持ちいいんだよ」

また粘膜を舐め合いながら、ネグリジェの上から、聖美の乳房に触れると、ずっと想像していた以上に張りのある、それでいて柔らかい感触でした。

「聖美・・・柔らかいよ・・・」

その乳房をやさしく揉んでいると、聖美の手が僕の下半身に伸びてきて、トランクスの上から、ペニスをまさぐってきました。

「おにいちゃんのここは堅いよ・・・・・・」

僕がネグリジェを脱がせようとすると、聖美は身体を浮かせていました。
僕も、さっさと着ていたものを脱いで、聖美と向かい合うように寝転ぶと、すでに、堅くなっている乳首を口に含んで、舌先で転がすようにしました。

「ああん・・・」

聖美が、僕の股間のモノを細い指で握ってきます。

「聖美・・・」

握ったペニスを、やさしくこするようにシゴいてくれます。

「大きいのね・・・」
「聖美のこと考えると、いつもこうなるよ」
「男の人は、こうされると気持ちいいんでしょう?」
「そうだよ」

僕も、聖美の股間のヘアをまさぐっていました。

「あん・・・恥ずかしい・・・」

クリトリスを軽く刺激すると、腰を揺らしています。

「聖美・・・」
「おにいちゃん・・・」

おたがいをまさぐりあいながら、キスを繰り返していました。

「はぁん・・・」

僕は、ますますぐしょぐしょになっている聖美の秘部に指を入れました。

「おにいちゃん・・・気持ちいい・・・」
「聖美・・・僕もだよ・・・」

聖美の指の動きに合わせて、僕も自分の指を動かしていました。

「あぁぁ・・・聖美、だめだよ・・・」
「いっしょに、いっしょに・・・あぁぁ・・・」

お互いの指の動きが、ますます激しくなっていきました。

「はぁはぁはぁ・・・」

ふたりの荒い息が、部屋に広がっていきました。

「うおお・・・聖美、もう出そうだ・・・」
「おにいちゃん、おにいちゃん・・・」

ふたりとも、もう限界でした。

「出るっ!!!」

ドピュッピュッピュッピュッ!!!

僕の精液が、聖美の下腹と聖美に挿入されている自分の指を襲うと、

「イクイクッ!!!」

聖美も呻きながら、腰を大きく突き出していました。

「聖美・・・好きだよ・・・」
「私も・・・おにいちゃん大好き・・・」

聖美が痙攣している間、隣で震えている彼女の胸を揉んでいました。
それから、彼女に覆いかぶさって、また揉み続けていました。

「聖美のおっぱい・・・ほんとに柔らかいよ・・・」
「おにいちゃん・・・」

聖美は僕のされるがまま、じっと目を閉じて顔を横に向けています。
濡れた部分をじっくり観察しようと、彼女の股間に顔を移動させると、触った感じよりも濃く、きれいに生えそろった草むらがありました。

「あんっ!」

クリトリスに触れると、聖美の腰が敏感に反応します。

「ああん、あっあっああん・・・」

そのまま突起をいじっていると、腰の動きが大きくなっていきました。

「あんっ、おにいちゃん・・・だめよ・・・」
「感じるんだね?」
「あーん・・・」
「聖美・・・入れるよ・・・」
「うん・・・」

僕が、自分のモノに指を添えて入口に押し当て、腰を少し前に出すと、最初はちょっときつかったものの、その後は何なく、入っていきました。
聖美の中は、温かく、そして柔らかく、甘くとろけるような感覚でした。
熱い肉襞が、じわっと締めつけてきて、吸い込まれるような感覚があり、いきなり電流が走りました。

「うっ!」

僕はあっけなくイッてしまいました。それは、ほんの一瞬の出来事でした。



▲ BACKNEXT ▼



この小説は、完全なフィクションであり、実在の人物、
団体等と何の関係もありません。
この小説へのご意見、感想をお寄せください。
感想メールはcopyright下のアドレスまで


NEXTBACK TO NOVELS INDEX


18's Summer : 官能小説、恥辱小説とイラストの部屋