2009.08.08.

隣の娘
03
トッポ



■ 3

7月。
後10日程で夏休み。
僕は期末テストの復習を部屋でしていた。
場所は一階の居間。
クーラーはここしかない。
「ピンポーン」
そら来た。
晴香だ。
「たけちゃんいる?」
「おう、あがれ!」
右手に袋を提げて晴香は部屋に入ってきた。
「アイスとけないうちに食べよ!」
「お! サンキュ!」
二人ともあっと言うまに食べた。
晴香の格好は涼しそうなミニワンピースだ。
犬のアニメの絵が描かれていた。
「毎日暑くてもうイヤ…。」
晴香は言いながら足を投げ出す。
そして右膝を外側に倒した。
スカートの中が見える。
晴香は僕にわざと見せて楽しむ。
「ねぇ少し寝かせて…昨日あんまり寝てないの」
その気持ちは良く僕にも分った。
ここのところ熱帯夜が続いていた。
おまけに僕の部屋にはクーラーがない。
晴香もだ。
だからクーラーの効いたここで寝たくなる気持ちは良く分かる。
晴香が寝たおかげで僕の勉強もはかどった。
終わった僕はノートを終い
晴香のワンピースをまくる。
なんにも穿いてない縦筋が露わになる。
「ん? 勉強終わったの?」
「ああ、今麦茶を持って来るよ…。」
「ありがと…。」
まだボーっとしている。
僕の渡した麦茶を飲んでようやく意識が戻ったようだ。
「あのね、たけちゃんアタシ昨夜裸で寝てたみたい!」
「ホントに?」
「うん…寝る時はちゃんと着てたんだけど朝起きたら裸なの!」
晴香は普通タンクトップにショーツで寝ている。
暑い時は裸で寝たいらしい。
「昨夜はショーツは穿かないで寝たけど…。」
晴香はそう言って微笑んだ。

「晴香、学校暑いか?」
「凄いよ! シャツもパンツもビショビショ!」
「そうだよなぁ…。」
「たけちゃんがイイなら穿かないよ!」
幸い小学校も明日からテストだ。
しかも午前中だけだ。
「晴香、転ぶなよ!」
「うん♪」

次の日の朝。
晴香が迎に来た。
途中で建物の裏に行った。
晴香はそこで、スカートをまくった。
縦筋が見えた。
晴香は笑顔で走って行った。

試験を終え家に戻ると、
携帯が鳴った。
「アタシ……今行くから!」
晴香がバスケットを持って現れた。
服装は朝のままだ。
「たけちゃんお昼まだでしょ?」
「ああ…。」
「一緒に食べよ!」

「これ晴香が作ったの! 食べて!」
バスケットの中にはサンドイッチが入っていた。
「うん、うまいよ!」
「よかった……。」
「ところでどうだった?」
「アタシたけちゃんに見て貰おうと思ってわざときがえなかったの♪」

「見せて……。」
「うん、見て!」
晴香は僕の前で膝を広げる。
アソコのまわりにはべっとり液がついていた。
タンクトップにもついていた。
そのおかげでスカートにはついていない。

「晴香、学校で小便した?」
「うん…。」
「あと拭いた?」
「拭いてない…。」
「なんで?」
「声出ちゃうもん……。」
「気持ち悪いだろ! シャワー浴びるか?」
「一緒に浴びて……。」
「いいよ、昨夜はどうだったの?」
「穿かないよ…。」
「ハダカ?」
「ううんタンクトップだけ…。」
「そうか、着替えは?」
「あ、慌ててて忘れた」

「なぁ裸で取りに行けば?」
「でも鍵開けてる時どうしよう……。」
「こういうのはどう?」
「どんなの?」
「行きは服のままで帰り裸とか?」
「俺しめてやる。」
「それ、いいかも♪」

1時半頃僕と晴香は家を出た。
暑さのせいか人通りはない。
行きは問題ない。
僕の家の玄関は開いたまま。
僕に鍵を預け晴香は家に入る。

僕は外にいた。
晴香が家から出てきた。
素っ裸だ。
「はぁはぁはぁ…。」
ゆっくり歩き僕の家に入る。
見届けてから鍵を締め戻る。

晴香は居間に倒れていた。

「晴香、大丈夫か?」
「たけちゃん…アタシ変になっちゃった…。」
「とにかくフロはいろう…な?」
「うん…。」
僕は晴香をお姫様ダッコしてフロに向かう。
晴香をフロのイスに座らせ僕も手早く脱ぎフロに降りる。
晴香の全身を洗う。
晴香にも洗ってもらう。

居間で麦茶を飲みながら話した。
「アタシ頭ぼーっとして変だったよ…。」
「気持ちよかった?」
「うん♪」

夏休みになった。
晴香は朝から僕の家に来る。
格好はタンクトップのみ。
しかも超短い。
立った状態でギリギリアソコが隠れる。
つまり動いたら丸見え。
「晴香? これで寝てるの?」
「違うよ!」
「じゃ何着てる?」
「な〜んにも着ないよ♪だって暑いじゃん、なんで着なきゃいけないの? それより知ってる?」
「なに?」
「花火♪」
「ああ知ってるよ!」
「ねぇ行かない? 一緒に? アタシの浴衣姿見たくない?」
晴香の浴衣もいいと思った。
「うん、行こう!」
「やったーねぇたけちゃんも浴衣にしてねアタシとお揃いで!」

当日。
晴香の家に行くと晴香の母さんが、
「いつも迷惑かけてすいません…。」
と封筒くれた。
断ったが聞いてくれない。
「おまたせ〜……。」
と晴香が降りてきた。
紺地に花模様。
髪をまとめちょっと化粧までしている。
見違えるほど女っぽい。
「……。」
僕がみつめていると、
「なぁに?」
「い、いや…。」
「ママ行ってきま〜す。」
「毅さんお願いね!」
「はい…。」
僕は歩きながら、
「きれいだな……。」
「見なおしちゃった?」
「ああ…。」
晴香が急に立ち止まり、
「じゃ彼女にしてくれる?」
「するよ!」
「キスして!」
初めて舌を入れる。
「ん…。」
晴香も返してくる。
ここは露地をちょっと入った所。
口紅を直し、
「行こ♪」
と微笑む。
可愛い。

僕達は電車に乗った。
電車は満員だった。
あのデパートのある駅で降りた。



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