2007.02.01.

優華の性癖
03
あきよし



■ 第一章 優華3

瞳に涙を浮かべて懸命に走った。
私が走るとその足音も一緒になって走り出す。
−誰か………誰か助けて!!
ドテッ
私は木の根に足を引っ掛け、頭から思いっきり倒れた。
−いったーい。うぅ。
私はあきらめた。
もうどうしようもない。
しかし、ストーカーの姿はどこにもない。
−まただ。いったいどうなってるの?
その日は学校を休んだ。
気になって学校に行けなかった。
行きたくなかった。

翌日、土曜日という事もあり、私は引っ越す前に住んでいた街に一人で行くことになった。
小学校の時の友達から連絡があってカラオケに行く約束をしたからだ。
本当はめんどくさかったが、変な事があってリフレッシュしたかったのかもしれない。
田舎町から都会街に行くには、まず長距離バスに乗らなくてはならない。
もちろん、こんな遠出をするのは生まれて始めてである。
両親が見送りをしてくれたこともあり、少しは緊張も解れた。
−迷ったらどうしよう。でも、バスに乗ってれば知ってる駅に着くから何とかなるか。
私は軽い気持ちでバスの椅子に腰掛けていた。
『ふぁ〜、』
−あれ?? ここどのへんだろ。
私はいつの間にか寝ていたらしく、気がつくと全く知らない町を通っている。
締め切っていたカーテンを開けて、窓の外を見渡すとすっかり暗くなっていた。
時刻はすでに夜の8時をまわっている。
『綺麗だな〜』
私は初めて見ると言っても言い過ぎではないほどの綺麗な夕日を眺めていた。
都会暮らしが長い私にとって、その夕日は今でもいい思い出になっている。
−喉が渇いちゃった。
席を立ち、自販機がないか見渡した。
けど、バスに自販機はさすがにないだろうと再び席に座ったときに、ちょうど車内販売のお兄さんが来た。
『あのぉ。オレンジジュース下さい。』
私は恥らいながら言葉を口にした。
『どうぞ。』
お兄さんが優しくジュースを渡してくれた。
台車を引いてお兄さんが次の席の人の所に行こうといた時に車輪が私の足に当たった。
『きゃ。』
思わず叫び声をあげて勢いよく立ち上がると、手に持っていたオレンジジュースの入っている紙コップをお兄さんの方に向けてしまった。
中に入っていたオレンジジュースはお兄さんのズボン目掛けてこぼれ出た。
−ど、どうしよう。
とにかく誤ろうとお兄さんの顔色を伺うと、今にも怒りそうな顔をしていた。
もうどうしていいかわからず私は『ごめんなさい!!』と何回も連呼した。
『ちょっとトイレに行ってタオル取ってきてくれないか?』
と優しい口調に戻ったお兄さんに頼まれたので、私はホッとしてトイレに向かった。
−タオル……タオルっと。んー。このかかってるやつでいいのかな?
『それでいいよ(^o^)』
振り返るとお兄さんが立っていた。
カチャ
お兄さんは無言でトイレの鍵を閉めた。
『許してあげるかわりに俺におしっこしてる姿を魅してよ。』
『な、なにいってるんですか!?』
驚いた私は口調を強めて言った。
しかし、お兄さんのさっきまでとは別人かと思うような怖い表情に弱気になってしまった。
『早くしないと痛い目見るよ?』
お兄さんが腕を上げて今にも殴りかかってきそうな雰囲気になっていた。
殴られるという恐怖心から私は大人しく便器に腰を下ろした。
『それじゃむりっしょ? 脱がなきゃ。』
−む、何考えてるの? この人。
当時、性の知識が全くなかったので、この後どうするつもりなのか理解できなかった。
観念して花柄模様のスカートのファスナーを下ろして、白いパンツを脱いだ。
でも、そんな急に言われてもおしっこなんて出ない。
それでもお兄さんは強要する。
『早くしないと死ぬよ?』
お兄さんはポケットにしまっていた果物ナイフを取り出すと、私の顔に突きつけた。
−こ、殺される。
幼いながらに絶望のふちに追いやられた私は怖さのあまりお漏らししてしまうような状態になっていた。
それが幸いしてジャーと黄色い液体が自分の指さえも知らないおま○こから出てきた。
『おぉ〜。生で女のしょん便見るの初めてだ。エロイぜ(^_^) じゃあ俺が拭いてやるよ。』
お兄さんははしたない言葉を口にして、トイレットペーパーを手に取った。
他人に拭かれるのはもちろん初めてだったが、何かくすぐったいような何とも言えない気分になった。
『ん? これ何かな?』
お兄さんが嫌らしい目をして問う。
おま○こ拭き取っていたトイレットペーパーには、黄色い液体の他に、透明な白濁した液体が糸を引いていた。
私は人に見られる恥ずかしさでエクスタシーの様なものを感じてしまったのかもしれない。
『嬢ちゃん見かけによらずハレンチだな。』
−??
私はその言葉の意味がわからなかった。
精子という単語さえしらなっかったので無理もない。
頭を整理して、今の状況を考えていると、お兄さんの指が便をすることしか知らない私のおま○こに入ってきた。
グチュ グチュ
『あぁ!!!』
私のおま○こは嫌らしい音を立てて、開いていた。
 そこはすでに熱を帯びて湿ってきていた。
お兄さんに恥ずかしい事を見られて私は多分興奮状態だったのね。
『変態だな。』
お兄さんはそんな私を見て、卑劣な言葉を投げかけて来た。
お兄さんの指が秘部を撫でると、快感の渦が下腹から押し寄せてくる気がしていた。
『う、あん。』
私は声を漏らし、それと同時に、秘部が震えた。
『気持ちいんだな。』
−気持ちいい? これが気持ちいいって事なのかしら。
お兄さんが中指を割れ目に沿って動かすと、指先にしこりが感じられる。
その刹那に私は全身を痙攣させた。
『ほぉ〜。ここが嬢ちゃんの弱点か。なら、これでどうだ。』
お兄さんはそのしこりを集中攻撃し始めた。私の未発達の陰核は生まれて初めての刺激に敏感に反応している。
私は何度も全身を震わせた。
頭がぼんやりしてくる。
秘部は少しずつ甘い蜜をにじませ、お兄さんの指を愛液で濡らしていた。
『あん。あ〜。あひっ。』
指先を小刻みに震わせ強烈に刺激を与える。
私は必死にその快感に耐えていた。
今の私でも、そのお兄さんのテクニックは凄かったんだなって思うほど凄い快感だった。
『わ、私……変になっちゃう。』
私はもう発狂寸前だった。
それでもお兄さんは指の動きを止めようとしない。
 逆にもっと凄まじさを増したようにも思えた。
ピンク色の肉壁から愛液が滲み出ていた。
私は唇を半開きにして、瞳を閉じて初めての快楽に溺れていた。
『うぅ。あぁ〜〜〜!!!!!』
私は上半身を反らし、愛液を秘部から噴出した。
飛び散った愛液はお兄さんの服を濡らした。
『お、いったか??』
私は潮を噴いて絶頂に達してしまった。
私は朦朧とする意識の中で、お兄さんの抱きつくようにもたれたのを覚えている。
秘部は充血していて、鮮やかな赤色の肉壁が濡れそぼっていた。

『そんなに気持ちよかったか? それじゃ今度は俺の番だな。』
−どういうこと?
私は意味がわからなかった。
頭はぼーっとしていて、考えることも出来なかった。
もうどうでもよくなってたんだ。
お兄さんは立ち上がると、ズボンのファスナーを開き、中から棒を取り出した。
その棒はすでに、ギンギンに突起していた。
私はそれが何なのかわからなかった。
はじめてみるそれは、とてもおぞましい形をしていた。
『これを咥えるんだ。』
お兄さんはぼけーっとしていた私の口元にそのおぞましい物体の先端を近づけた。
これをカウントするならば、皮肉にも私のファースト・キスの相手はそのおぞましい物体と言うことになる。
お兄さんは無理やりに私の口を押し開いた。
−臭い(;_;) 何でこんな事に……
私の瞳からは止め処なく大粒の涙が流れ出ていた。
 先端からすこしずつ唇を突き進み口内に侵入してきた。
『おぉ。いいぜ。』
口内で棒はぐんぐんと大きくなっていくのを感じていた。
−そんなに大きくなったら息が出来ない。
私は息苦しさを感じていたが、抜くことも出来なくなってしまった棒を咥え込んで鼻のわずかな穴を頼りに呼吸をしていた。
『ごほっ。』
咥えながらにむせてしまった私は、ガリッとお兄さんの棒を軽く噛んでしまった。
『いてっ。てめぇ。何しやがる。』
お兄さんの怒った顔は幼かった私をおびえさせるには十分すぎる迫力だった。
バン
お兄さんが私の頬をビンタする。
『今度やったら生きて帰れなくなるぞ!!』
脅しのつもりで言った言葉だったのだろうが、私はその言葉を間に受けてしまった。
−こ、殺されちゃう。
その恐怖から私は何とかして噛まない様に必死になっていた。
舌を懸命に動かし、歯を棒から離そうと試みる。
それがちょくちょくと先割れに舌先が絡まる。
−う、どうしよう。
絡まった舌が思うようにならない。
『う、い、いいぞ。』
何やら喜んでいるようだ。
それに安心した私は、調子に乗って絡みついた舌で先走り液を吸い出すかのようにねじ込む。
無意識のうちに、プロよりも強烈なフ○ラになっていたみたい。
『も、もう駄目だ。』
お兄さんは私の顔をしっかりと両手で押さえて白濁液を発射した。
小さな私の口では収まらず、棒との間から溢れていた。
私は口に溜まった精液をゴクゴクと飲んでしまった。
初めて飲み込むそれはヌルヌルしており、味がしなかった。
それでも、やっぱり気持ち悪かった。
お兄さんは、満足したのか私の処女膜は破らなかった。
それがその時の唯一の救いだった。
『やっぱりつけたかいがあったな。』
−えっ? ま、まさか!!!
『1週間後が楽しみだな。』
お兄さんはそういい残すと、トイレから出て行った。
私は震えが止まらなくなっていた。
とても怖かったのを覚えている。
計画的犯罪だった。
1週間後……お兄さんは確かにそういった。



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