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それは悪夢にほど近いなにか7
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そして、ふっと、香芝が笑った。
いつもならば穏やかに優しく笑ってくれるのに、その笑みは不穏なほどに艶っぽく、嫌な予感に身体が強張った。
「……煽るなよ」
いつもよりも低い声が性感を刺激する。
鼓膜にまで性感帯があったのかと疑いたくなるほどに脳が痺れるように理性を失っていく。
「ただでさえこっちをするのは久しぶりで興奮してるんだ。優しくしてやれなくなる」
「つ……ッ!」
ぎりっとふぐりに歯が食い込み、怯えから腰が逃げる。
それを許さない香芝が笑んだままに再び性器を口に含んだ。
先程よりも熱い舌が全体に絡み、やわやわとまるで咀嚼されているかのように奥へと引きずり込まれていく。
狭い喉奥に締めつけられる度にみっともないほどに腰が跳ねた。
ぬるぬるの粘膜はまるで香芝の中に入れているかのような背徳をうんだ。
苦しげに寄った柳眉を認めた瞬間に、熱は我慢を食い破って溢れた。
「ん、あ……もう、出る……んんっ!」
「……ぐ…ッ」
ごりっと先端が濡れた喉を突く。
跳ねた腰は打ちつけるように奥深くまで咥えさせ、香芝に苦しみを強いていた。
そうとわかっても退けないままに、喉の粘膜に擦りつけるようにして断続的に白濁を打ちつける。
勢いよく大量に迸るそれを、香芝がなんの躊躇いもなく飲み干した。
「ん……濃いな。溜まってたのか?」
ちゅっと音を立てた先端にキスをした香芝が微笑む。
柔らかい笑みには濡れた唇が不似合いでまた心拍が速くなる。
「静貴さん……もう離してください」
達かされたショックに顔を背けながら頼み込む。
しかし、返ってきたのは愉快そうな意地悪な笑い声。
「思った以上にいっぱい出してくれて嬉しいよ。気持ちよかったようでなにより。だけど、俺はこれだけでは満足できないから……もっと遊ぼうな、東明」
また唇が性器に触れ、そうとわかるよりも先に熱い咥内に引きずり込まれる。
出したばかりの性器が快感に跳ね、舌先で擽られる度にパクパクと鈴口が開く。
執拗に割れ目を何度も尖った舌先に擦られ、意図に血の気が下がる。
「嫌だ、やめてください……静貴さん!」
「駄目だよ。ほら、全部出せ。恥ずかしいことも気持ちいいことも好きだろ?東明の、全部俺に飲ませて」
「嫌です!もう離して……出ちゃいますから……ッ」
「出せよ。身体はもっと気持ちいいことしてほしいっておねだりしてるのに素直じゃないな。あまり素直じゃないと……泣かせるぞ、素人童貞」
経験の差を痛感させるかのように香芝が意地悪く囁く。
悔しさに暴れようとしても、こんな状況になってさえ香芝を傷つけたくはなくて全力は出せない。
押さえ込まれたままに、先端を円を描くように舌で弄られ、腰の奥が疼いた。
尿意に似た感覚が下肢を突き上げ、また手錠が煩く鳴った。

     

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