2006.03.16.

Strange Days
02
リバイアサン



■ 02

■初体験1

 付き合い始めて三ヶ月が過ぎた頃、僕はミカの家に行った。

ピンポーン。ガチャ。

「あら、ユウタ君。」

お姉さんのマドカが出てきた。

「こんにちは。ミカはいますか?」

「それがねぇ、今ちょっと出かけてるのよ。」

「あっ、そうですか。じゃあまた来ます。」

「まぁ、いいじゃない。あがってて。ミカならすぐ帰ってくると思うから。」

「それじゃ、お言葉に甘えて。」

マドカさんは近くの女子高に通っている。たしか……高2だったかな? ミカに似てかなり美人でスタイルもかなりいい。

「じゃ、ゆっくりしてってね。私は隣にいるから。」

そう言って、自分の部屋に戻っていった。

 ミカの部屋には何度か来ていた。かなり典型的な女の子の部屋で、男の僕が楽しめそうなものは置いてない。

「あ〜、退屈だ。マドカさんの部屋でも行こうかな。」

そうと決まればマドカさんの部屋にいざゆかん。

 ガチャ。

「あの〜、マドカさん。」

「きゃ。」

「うあ!!!」

 なんとそこには、マドカさんのセミヌード姿が。

「すっ、すみません。」

バタン!!

(まずい、まずいことになってしまった……)

「もういいわよ。」

「はい。うわ!!!」

なんとそこには、またもやマドカさんのセミヌード姿が。

「うふふ」

「もう、からかわないでくださいよ!」

「その様子だと、ミカとはまだやってないみたいね。」

「あっ、当たり前じゃないですか。まだ小学生ですよ、僕たち。」

マドカさんの裸はすごくきれいだった。

「じゃあ……試してみる?」

「えっ…………」

沈黙。沈黙。沈黙。沈黙。マドカさんはただ僕を見つめている。

やっと僕の口が開いた。

「だっ、だめですよ。僕にはミカがいるんだし。」

マドカさんが近寄ってくる。

「私とするのイヤ?」

「そんなっ!! イヤなんてことはけっして……でも」

「じゃあ、問題ないじゃない。」

(まっ、まずい)
僕の下半身はこれまでにないくらい膨張していた。

(いっ、痛い)

「いいじゃない。ユウタ君だってそんなに大きくしてるんだし。」

そういってマドカさんは僕の服を脱がしていく。

「でっ……でっ……でも、いくらなんでも恋人のお姉さんとってのはまずいです。」

「えっ……なんでぇ〜?」

「当たり前でしょ〜。こんなことミカに知られたら……」

「ヒミツにしとけばいいじゃない。私は別に二人の仲を邪魔しようなんて気はないのよ。二人の恋は応援しちゃう。それはそれ、これはこれ。それに勉強しといたほうがいいでしょ、今後のために。」

(べんきょう…………今後のために……)

(いかんいかん。ミカは裏切れない)

「やっぱダメです。やめてください!!!」

「そう言いつつ君、すっかり脱がされているわよ。」

「ゲっ!!!!!!」



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