2005.02.19.

夢の跡
02
しろくま



■ 春の夜の悪夢2

担任「さぁ、始めるぞ? 早く服を脱げ。」
琴美「・・・馬っ鹿みたい。美香、帰ろ? 何が勉強よ。パパに言いつけてあげるんだから・・・ん?・・・美香!?」
琴美が美香の手を引っ張ったが彼女はそれを拒んだ。
美香「琴美ちゃん、やっぱ変だよ。・・・どうしちゃったの!?」
担任「重症だな・・・おい、皆で彼女をそこに寝かせて押さえ込め。少し荒療治しないといけないらしいな。」
すると数人の男子が琴美の身体を掴み、机の上に押し倒した。
琴美「きゃっ! な、何するのよ、警察呼ぶわよ?」
そんな彼女の警告も空しく、琴美は両手両足と頭を押さえ込まれてしまった。
身動きは出来ない。
琴美「やめっ、一体何する気なの? 痛っ! 放してよぉ!!!」
担任「まったく、どうせ予習もしていないんだろう?・・・大体お前、《性交》って何なのか知っているのか? ふぅ、知らないのなら教えてやろう。性交とは子供を作るためにも必要な行為だ。これからお前にじっくりと、身体に教え込んでやるから、しっかりと勉強するんだぞ?」
琴美はまだ12歳。興味は持っているものの《性》についての知識は非常に乏しい。第二次性徴は多少見られるものの、まだ男性に対しての性的な欲求はさほど生まれてはいなかった。
琴美「せいこうって・・・・・・まさか、エッチなこと!? い、嫌よ! もう帰るんだからっ!!!」
しかし担任は琴美の上に圧し掛かり、彼女の身体を観察する。そして顔をすっと撫で、少しずつその手を下の方へと移動させる。
琴美「い・・・やぁ・・・」
担任「ふむ・・・発育は、まだまだだな・・・ん? この感触は・・・お前、その胸でその下着は少し早いんじゃないか?・・・別に背伸びをしなくても良いだろうに。」
担任は始めに服の上から琴美の小さな胸を揉み、その感触を確かめる。そして制服のボタンを外すと白い下着が姿を現した。
因みに琴美がブラジャーを着用し始めたのは中学生になってから、美香と一緒に事前に用意していたのである。やはり周りの友達の行動が気になるのだろう、小学校の内からブラジャーを着用していた友達も何人かいた。しかし自分達にはまだ早い、そんなことは解っている。
琴美「い、いやっ! いやぁぁぁ!!! やめてぇ! 誰かぁ、誰か助けてぇ!!!」
琴美は必死に助けを求め、そして抵抗しようと暴れたが男子5人に抑え込まれているため動けない。例え12歳の少女とは言え女性であることに変わりはない。人前で服を脱がされるなど、どれ程に恥ずかしいことであろうか。
しかし担任の手は容赦なく琴美の身体を蹂躙する。今度は白い下ろし立てのブラジャーも剥ぎ取られ胸が全て露となる。
仰向けに寝かされているため膨らみは殆ど感じられない。しかし緊張と恥ずかしさのためか少しだけ乳首が起って硬くなっていた。
琴美「ひっ!!!」
その硬くなった乳首を嘗められたため身体中に悪寒が走る。当然、他人に乳首を触られた経験などないし、気持ち良くはない。
琴美を押さえつけている男子達は初めて見る同級生の、そして生の胸を前に興奮し、ズボンの上からでも勃起していることが確認できた。
他の生徒達も近くに集まり、皆の視線が琴美の身体に向けられる。
琴美「お願い・・・み、見ないで・・・いや・・・もう・・・皆は、皆は何処かに行ってぇ!!!」
そして担任はとうとうスカートにも手を出した。短めに穿いているスカートを捲り、真っ白なパンツを脱がそうとした。
琴美「もう・・・やめて・・・なんでこんなことを・・・や、そこは・・・だ、ダメ、そこだけは、ダメェェェ!!!」
足を掴んでいた男子が一度手を放し、その隙にパンツを全て脱がされてしまった。そして再度股を大きく開いた状態で固定された。
男子A「すげぇ・・・女ってあんなんなってるのかよ。」
男子B「お、おう・・・でも胸はないくせに結構下の方は・・・」
女子A「やだぁ〜・・・でも、何で抵抗なんてするのかしら? 何か見苦しいよねぇ、アレ。もしかして変態なのかなぁ?」
女子B「う〜ん、見られると興奮するんじゃない?・・・良く解らないなぁ、その感覚。」
周りの皆が自分の裸、しかも恥ずかしい部分に視線を向けてコソコソと話をしているのが耳に入る。・・・もう消えてしまいたい。
担任「毛は・・・少し生えているな。よし、これなら大丈夫だろう。」
すると担任は自分のズボンとパンツを下ろし、自分の勃起した性器を手に取る。
確か《男の子のおちんちんは大きくなる》と、その程度の知識は小学校の保健の授業で習っていたのだが・・・
琴美「・・・お願いだから・・・そんなもの・・・う、うぇぇぇ〜。く、臭い。近づけないでっ!!!」
担任は自分の性器を琴美の顔に近づけた。初めて見る勃起した男性器、それはとてもグロテスクなモノに見えた。そして臭い・・・
担任「本当は良く濡らしてからなのだが、最初くらいは痛い思いをしても良いだろう。・・・今からこれをお前のあそこに押し込むぞ? 良く見ておくんだな。」
涙を流しながら必死に抵抗する琴美を見て、担任は明らかに楽しんでいた。そして担任は自分の性器を琴美のあそこに押し当て、亀頭の部分を少し中に押し込んだ。
琴美「!? な、何を・・・そんなの入らな・・・いいっ!!!」
担任「ん?・・・お、無事開通か? それにしてもキツいな・・・んんっ、それ!」
性器は処女膜を削り取りながらゆっくりと中へ挿入されていく。
琴美「いっ・・・ぐ、はぁぁぁ!!! もう、もう無理よ、もう止めてぇ!!! 入る訳ないじゃな・・・や、やめ・・・いだいぃぃ!!! ん・・・くぅぅ・・・」
そして性器は根元までねじ込まれる。琴美は痛みのあまり口をパクパクとして、身体中に力を入れて耐えていた。自分のあそこがメキメキと音をあげている様な、今までには味わったことのない激痛が走る。
今の琴美にはまだ処女を失った、という概念はない。錯乱状態に陥っていたこともあり自分がナニをされたのか正確には把握していない。
・・・しかし後にそのことを知れば必ず後悔するであろう。
琴美「んんんっ!!!・・・はぁ、はぁ・・・つっ・・・痛いよ・・・」
担任は一度奥まで押し込んだ性器を一旦抜いた。ズボッ! という音と共に一気に抜き取った性器には、琴美の血液が付着していた。抜かれた後もまだあそこは痛い。
担任「これで一先ず良いだろう。・・・一応罰として、今日は一日中裸でいなさい。これからもっと、お前には《性》について教え込んでやる。」
琴美(・・・酷い・・・なによ、もう学校なんて・・・)



琴美「・・・は!・・・あ、あれ!? ここは・・・私の部屋!?」
現状を把握することが出来ず暫らく固まったままであったが、琴美は自分が教室で何をされたのかを思い出し、急いで自分のあそこを確認した。
琴美(・・・何ともない・・・よね? あれは・・・夢・・・?)
時間は朝の5時、外はまだ暗い・・・
琴美(あんなリアルな夢って初めて見た・・・なんなのよ、アレ。)
あの悪夢のせいで身体中が脂汗でビッショになっていた。痛みも鮮明で、会話の中身もしっかりと覚えている。しかし流石にあの状況はありえない。
琴美(うわぁ・・・汗だく。ヤな夢だったからなぁ。・・・う〜ん、まだ起きるには早いよね。でも・・・そうだなぁ・・・)
とりあえず琴美はシャワーを浴び、服を着替えた。
琴美(そうだよねぇ、学校であんなことされる訳ないもんね。良かったぁ、夢で・・・でも、アレって・・・いいや、忘れよっと!)
自分が乱暴されている現場、もしそうでなければ本当は興味がある内容なのだが・・・
まだ起きるのには早すぎるので、琴美は再び布団に入り眠ることにした。
今度は寝苦しくなかった。

美香「―――ちゃん? 琴美ちゃん! もう。いくら眠いからって、来てすぐに熟睡しなくてもいいでしょ? ほらぁ、起きて?」
琴美「・・・あ、れ? そうか学校かぁ、私居眠りしちゃったのね。昨日緊張してあまり眠れなかったのよ。美香は良く眠れた? 緊張したでしょ?」
美香「はい?・・・何でぇ?」
昨日あれ程頻繁に電話を駆けて来たというのに美香の表情には余裕が見られる。
琴美「何でって・・・ま、良いわ。そうそうさっきさぁ、何か変な夢見たのよ。あれは・・・」
どうやら琴美は登校してすぐに寝てしまったらしい。
美香「ん? どんな夢見てたの? ねぇ、教えてよ!」
琴美「え、何かねぇ・・・・・・あ、ダ〜メ! こんなの人に言えないもん。兎に角、変な夢だったのよ。まっ、はっきりとは覚えてないんだけどね。夢だからさぁ。」
あまり覚えていないのだが、何かエッチな夢だったような・・・
美香「うぅ、琴美ちゃんのケチ! 自分から言い出したくせに・・・何かなぁ・・・あぁ! 好きな人にフラれた夢とかぁ? そっか、それは人には言えないよねぇ。」
琴美「だ・か・ら! あまり覚えてないって言ってるでしょ?・・・あ、先生来たよ?」
そして担任の先生が教室に入ってきて教壇に立った。
担任「皆、おはよう。さて、今日から5月。学校にも慣れ始めて緊張が緩んでしまう時期です。ここで一度気を引き締めるように。」
琴美(・・・? 5月? だって今日初めての・・・ん? あれ? 今日は・・・何日? あれぇ・・・あぁ、5月になったんだっけ? あれれぇ・・・)
記憶が混濁する。しかし言われてみれば、確かに今日は5月1日、だったような・・・
美香「こ、琴美ちゃん、先生が見て・・・」
混乱して集中力が散漫になっている琴美を、担任が睨みつけた。そのことに気が付いた美香が警告しようとしたが、遅かったようである。
担任「ん? おい、岩瀬! 聞いてるのか? それに芦澤、お前も何後ろを向いてるんだ?・・・英語の高山先生には俺から言っておくからお前等、今から職員室に来い。」
美香「はい・・・」
琴美「・・・・・・」
2人はHRの後、言われた通りに職員室に向かった。
しかし琴美は呼び出されたことに疑問を感じていた。普通、この程度のことで職員室に呼ばれることなどありえない。それに呼び出す必要もない。
2人は担任に連れられて職員室に向かった。



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