あとがき。

 すいません、今回エロなしです。エロスキーの方にはお待たせしたのに申し訳ありません。
 でも今回のでようやく話的には少し進展したかなーと思うんですけど。甘い? 自己評価甘い? 短いですしねー。自分的には一応これから先が最後までしっかり見えたので、とりあえずは満足してるんですけども。

 ククールが主人公を好きになる過程というのは主人公によっていろいろだと思いますが、うちのユルトくんはまずエロありきです。エロがなければまず恋愛対象にはならない。
 ていうかエロがあっても恋愛対象とは言いきれない部分があります。エロがあるからククールは恋愛感情だと思ってるけど、本当はそれだけとは言いきれないものを抱いているような。
 ククールって恋愛ベタなので。相手をいい気分にさせるのはうまいけど、恋愛っていうのがどういうものかもわかってないお子ちゃまなのでね(わしがわかってるかどうかと聞かれると辛いものがあるのですが、苦笑)。ゲームじゃない恋愛には、しかも恋の駆け引きってやつが通じない相手には、どうしたらいいかわかんなくなって暴走しちゃうわけですよ。
 でもユルトも相当ひどいですよね。曲がりなりにもセックスしてる相手が他の相手口説いてるところに出くわして、しかもうろたえまくってるところににっこり笑って「優しくしてあげてね」ですもんね。天然にちゃんと付き合い方を教えてないククールも悪いですが、天然だからってククールの気持ちが全然わからないユルトもひどい奴です。
 そりゃー繋がりを確認したかったり怒りをぶつけたかったりでヤらせろとも言いますわなぁ……でもこれから双方に対するフォローをしていくつもりですのでね。いやユルトはこれからも天然のひどい奴っぷりを見せつけまくるんですが。とにかく、これからもよろしく。
 あ、ちなみにマルチェロの影を極力出さないようにしてるのは半分……か三分の一くらいわざとです。それは一つにはわしがマルチェロを嫌いだからですが(マルファンの方スマン)、もう一つには今はククールにユルトのことで悩ませたかったせいであります。
 次回マルに対する思いは長々とやるのでねぇ……まぁククールを書くならここを避けては通れないとも言われる(誰が言ったの)マルチェロイベント。自分流に面白く書いていきたいと思います。
 それと隠してない方のは、あの地獄のような煉獄島で一ヶ月主人公たちはどうやって生き延びてきたのかということに対する疑問を解決してみようと思って書いた作品です。短いですが。
 ゼシカ視点にしたのは消去法です。ユルト以外で、ククールでもなくて(どうしてもククールのその時の心情を書くと隠しになっちゃうので)、書きやすいの、と。
 本当はククールがどう思ってるかも書きたかったんですけどね。隠しじゃない方はあからさまなホモは禁止なので。

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