2008年10月14日(火)
2008年09月19日(金)
プリキュア [こくばん.in]
プリキュア5の3人。あと2人はまだ描いてない。
・キュアアクア
・キュアドリーム
・キュアルージュ
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カラスヤサトシの『おのぼり物語』(竹書房)を読みました。
仕事なかったり淋しかったり一人でぽやぽや遊んだりするマンガ。行動範囲も狭いし、上京に関して物語的な大きな事件は全くない、地味な話なんだけど、非常にいい。
いろいろいいんだけど、いいわーと思う理由の一つはやっぱり地元だから。
作者が最初に住んでた東伏見、小学生の頃スケート習いに行ってて、スケート終わってから友達と鳥居くぐったりしたなー
枚方は住んでなかったけど、枚方パークは子供の頃毎年行ってたわー菊人形だったー
田無タワー登れないこと知ったとき、あたしもがっかりしたー
西武新宿線の住民は終電なくなったら新青梅街道を歩くよー
大阪の枚方市から東京の西東京市に引っ越して、新宿を歩いたり、神田で古本星人に襲われる想像をしてみたり、出てくる場所が知ってるところばかりで、懐かしくもあって、キュンキュンする。
西東京市なんて住んでても全然誇ることがなくて、愛着あるし好きだけど、誰もお招きするには及ばない市だと思ってたけど、そのままのかんじで西東京市が好きだって書いてあって、すごく嬉しかった。わたしも、このちょっともさくてノンポリなかんじの西東京市がけっこう好き。
西東京市の本屋では、吉祥寺の本屋で吉祥寺特集のハナコが常に平積みされてるように、常に平積んでほしい一冊。
地元愛で書いてしまいましたが、地元じゃなくても、むしろ東京に出てきて一人暮らしをしてる人には別の角度からよい本です。
詳しく書くとあの心地よさが失われそうで怖いから書きませんが、傑作です。
そして今からカラスヤサトシを初めて読む方には、講談社から出ている『カラスヤサトシ』という単行本を先に読むことをオススメします。
こちらを先に読んでから『おのぼり物語』を読むと、いろんなことが腑に落ちるし、カラスヤの世界の深みが増します。わたしはこの順番でオススメしてもらって読んで、ほんとよかったなーと思いました。
Posted by こさ ささこ パーマリンク
2008年09月18日(木)
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