Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.71 ) |
- 日時: 2011/05/30 10:35
- 名前: 非現実
- 〜主役は後から4〜
連れて来られた場所は地下駐車場だった。 この時点で私は何となく予想は付いていたがご主人様には絶対服従である。 初めて見る黒塗りの大型ワゴン車の前で立ち止まった。 ウィンドウにも真っ黒なシートが貼られていて中の様子が見えないようになっているその車は、一見怖い人達の車にも見えなくない。 ご主人様がリモコンでその車のトランクを開けた。
「あれぇ〜こりゃまた・・・」
後から付いて来たムネ様が驚きの声を上げた。 それもその筈、いつ用意したのかトランクの中は準備が行き届いていたからだ。
「でもぉこの車、レンタルですよねぇ、こんな改造して・・・」 「いや、寺谷さんが私にとプレゼントしてくれた物なんだよ。 ご覧の通り、雌豚を輸送する完全装備付きでね。」 「はぁ〜〜〜何とも・・・金がありますなぁ、羨ましい」 「トランクの中は私達で作ったものだから、少しちゃっちいがな」
・・・雌豚の輸送、正にその言葉に限るトランク内だった。 天井には無数の手械がぶら下がっており、鎖の長さも色々と豊富だ。 汚れても平気なようにブルーシートで覆われていて、シートにも沢山の足枷が設置されている。 至る所にバイブや鞭等の責め具も用意されている辺り車内プレイも想定してあるのであろう。 尿瓶と透明のホースが2つ、これは下の処理なのだろうか。
「ぅっぁぅううう・・・ぅぅっぁ・・ぁぁァァっぅ!」
ぶるぅぅぅぅっぅ・・・身体全身が震え、つい声が出てしまった。 と同時に、股間からポタポタと雌汁を滴り落としていた。 自分気持ちとは全く関係なく、身体はこのように勝手にイッしまうのである。
「ククク・・見ただけで興奮してイクか、雌豚由紀も気に入ったようだ」 「いやぁ〜〜でも会場内でなくて良かったですねぇ」 「とはいえ駐車場を汚してしまってはマズイ、早速雌豚由紀の輸送準備をしよう。 ムネさん、手伝ってくれ。」
私は両脇を抱えられてトランクに詰め込まれてしまった。 本当の家畜、もしくは大荷物の様に・・・。
2人が膝立ち程度なら余裕のトランク内で、外のご主人様の命令通りにテキパキと拘束をしてゆくムネ様。 やがて私は馴染みの大型犬用の首輪を付けて、両手を万歳の格好で天井から吊るされた。
「ヨガリ騒がれたらマズイから、ついでにソレも付けようか。 あと、尻穴のは取ってしまって構わん。」
ご主人様は尻穴とオ○ンコに挿入されているバイブを指して言った。 ムネ様は意図を完全に把握しているらしく、実に楽しそうに作業を続けるのだ。
「ぅっあアアアっぁんぅ!!」
ぬぬぬぅぅうぷっ!! 卑しい音と共にバイブが抜かれるだけで、身体はイッしまいそうになり声が出る。
「うわぁぁっと、凄いですねぇ〜〜バイブが雌汁でドロドロですよぉ」 「あ、有難う御座いますムネ様ぁ・・・でもオ○ンコが・・・物足りないですぅ」
聞くこと無い、そんな風にご主人様が顎で指示をした。 頷いたムネ様はオ○ンコに入っていた極太バイブの底辺に皮付きのベルトを取り付けてるのだ。
「ハイハイ、では失礼しますよぉ〜〜」 「ぅむぅっぁぐっっぇ・・ぉっぉあぐぉ!!!」
自身の雌汁で濡れたバイブが喉深くに突き込まれて、私は一瞬吐き気を覚え汚い声を出してしまう。 口中ギチギチでは無くて多少は口でも呼吸出来るのは情けなのだろうか、ムネ様は両側のベルトを私の頭の後ろで留めた。
「少し緩めにしておきましたよ?」 「良いだろう、涎が垂れるくらいにしとかんと死んでしまうしな」 (あぁなるほど、流石はご主人様とムネ様・・・) 「次は足だな、そうだな・・・コレとコレを使おうか」
膝立ちで両手を吊るされている私からでは後ろからのご主人様が指した足枷は解らない。
「ちょっと右足を浮かせなさい、足を動かしてあげるから」 「ぁかっぁぃ・・・」(あ、はい)
ムネ様のご命令に従い右足を浮かすと、痛く無い程度まで股を広げさせられた。 丁度15センチ位だろう・・・。
「ん〜〜あ、いや、それじゃああまり面白くないな。 ・・・ ・・・ ・・・おお〜〜そうだ、犬のシッコスタイルなんてどうだ?。」 「なるほど、いいですねぇ〜」 「よぉし右足を天井から吊るせ、あぁ・・・体制は維持させたいから一番長いのでな」 「了解でぇ〜〜すっと!」 「ぅあぉっぉ、っぉぁっぁ!!」
同じ膝立ちであるムネ様の肩に右足を乗せられ、天井の手械に右足首を拘束させられたのである。 ゆっくりとムネ様が肩から私の右足を抜いてゆくと、早くもプルプルと左足の膝が笑いだした。 両手万歳で右足も天井から吊られているという不自然な格好で、頼りは左足でしかなかったのだ。
「わっはっははははは、これはキツイ体制だなぁ」 「ですねぇ〜〜〜でも雌豚由紀は興奮してる様子ですよぉ?」 「ククッ、その様だな」
ご主人様とムネ様の会話など殆ど耳に入らない。 私は口内を雌汁で充満させたバイブを咥えて、両手右足を拘束されての、左膝立ちで何とか体制を保っているのだから。 ジャラジャラと拘束された鎖を揺らしながら私は訴える。
「はっぉ、んっぉ・・・ぁがぁ!」 「何か言ってるみたいですが?」 「ほっとけ、両乳が見えるようにドレスを捲り上げるんだ」 「あいあい、しつれいしま〜〜〜すね」 「ぁぉ!!」
ムネ様が罰ゲームで購入させられたドレスは胸が露出するまでズリ降ろされたのだった。 久々に着飾ったドレスはわずか数時間で無駄になったのである。
「でだ、コイツを乳首のピアスにつないどこうか。 そうだな、メモリは一番小さいので良いだろう。」
ワニ型電極プラグを左右の乳首のリングピアスに2つ挟み込んだ。
「ぉっぁ、ぁぃぁ!!」(あっぁ嫌ぁ!!)
そして長く伸びたコードのリモコンのメモリを1つ右回りにカチリと動かした。 ・・・その瞬間から私はビクッビクッと小さく身体を波立たせて、極太バイブを咥えさせられていた口から涎と泡を吹いた。 当然、オ○ンコは意思とは関係なく何度も潮を吹き、それはまるで壊れたスプリンクラーのみたいだ。
「ぅっぉあ、ぎぁっぁ・・・っぁはっぁくぁっぁ・・・ぉぁはっぁかっぁ!!」 「全く・・・大げさな奴だなぁ、電気は低周波レベルで肩揉み程度だというのに」
そうは言っても私はこんなシュチュエーションを受ける時点で感じてしまう変態なのだから仕方ないのだ。 脳髄や全身に電力低周波を浴びてヨガリ苦しみ、ガクガクと身体を震わせて快楽を貪る操り人形。 このままだと、本当に本当に・・・本当に狂ってしまいそうなくらいだ。 だが、ご主人様はお構いなしである。 そう・・・私は変態家畜雌豚由紀なのだから。
「さて最後の仕上げとして、そこの掃除機型のをマ○コと尻穴に嵌めようか」 「これは?」
ムネ様がワザワザ尋ねる。
「雌豚由紀の糞尿を搾取するものだ」 「んでも、この無色透明なホースに入りきりますかねぇ」 「念の為に小便の方の容器が大きい方だ」 「いやはっはっはっは・周到ですネェ」
2本の長く太い透明のホースをそれぞれオ○ンコと尻穴に深く捻じ込まれる。 片方のホースの先端にはガラス製の、病院でよく見る容器だ。 そこに排泄物を溜め込むようになっているらしい。
「フフフ・・・今暫く変態家畜の雌豚由紀はここでヨガリ狂って待っているがいい。 そうだ、そう・・・・次のステージまでなぁ。」
私は拘束された黒塗りの内部まで解らない車内に放置されたのだった。
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.72 ) |
- 日時: 2011/06/09 00:11
- 名前: 非現実
- 〜主役は後から5〜
只でさえ暗い地下駐車場だし、ウインドウにも黒いシートが貼られている為か車内は凄い暗さだった。 次第に夜目が聞いてきた私だったが、訪問客が駐車場に現れる様を視覚で確認出来ることに恐怖を覚えた。 振り向く事が出来ない後ろからの靴音にヒヤヒヤしたりと、無意識に神経を尖らせている。 いっその事、目隠しと耳栓もしてもらいたかったと心からそう感じたくらいだ。 もっともご主人様の事だから、脅える私を期待しての処置だったのかもしれない。 そして案の定、私は脅え苦しみもがきながら神経を磨り減らす苦痛の時間を過ごした。
窮屈な拘束の中で、私は既に一番楽な体制を見つけている。 拘束や縛られる事が普通になっているこの身には、待機させられるその状況で一番楽な体制を見つけられる特技が身に付いた。 出来る限り拘束リードの鎖を鳴らさないように心がけつつも、不自然な左足1本での膝立ちは安定している。 両乳首のピアスに電極を噛まされて常に微弱な電気が流れているが、ボールギャグのお陰で声は漏れていない筈だ。 ダラダラと冷や汗と快感での汗が滴り落ちるが、ブルーシートの上なので汚しても問題はなさそうだ。 ご主人様と寺谷様の考え通り、車内は立派な雌豚の監禁施設となっていた。 ・・・筈だった。 ただ1つのご主人様達の誤算を除いては、だ。 それについて拘束されて電力で意識と関係無く身体だけイキ続けながら、私は物凄い困っていた。
再び後ろから複数の足音が聞こえてきた。 ビクビクと恐怖に震えながら私は通り過ぎるのを待つ。 ・・・ ・・・ ・・・。 待つ。 オカシイ。 更に声を潜めて、チラチラと左右の後部座席のウインドウに目を配らせつつも身動きせずに待つ。 (な、何でっ!?) 通り過ぎないのだ。 怖い・・・怖い怖い怖い怖い。 途端カシャという音が鳴り、ドアのロックが自動的に上がった。
「どうだ、いい演出だっただろう?」 「〜〜〜〜〜〜」
後部座席に乗り込んできたご主人様の顔を見て、私はポロポロと大粒の涙を流した。
「いやぁ〜こりゃあ本当に怖かったみたいですねぇ〜〜〜ハハハハ。 ・・・って、うっわっぁ!!!。」 「んっ、どうしたムネさん?」
後部座席から真っ先にトランクへと乗り出したムネ様に続き、ご主人様がトランクに身を乗り出したのだ。 ご主人様達は顔を見合わせ、トランク内を見てから私に視線を向けた。 そんな2人の痛い視線を私は万歳された腕に顔を埋めて震える。 今度の震えは勿論、叱責されるであろう恐怖。
「・・・そうかそうか、これは迂闊だったな」 「ふぁ?」
お怒りの言葉が飛んでくると覚悟していた私は、意外な言葉に?マークだった。
「ですねぇ〜もう一工夫ってトコですかねぇ〜」 「股縄が邪魔だったのかな?」 「ホースは股縄の間に挟んでブチ込みましたから、寧ろそれは押さえになってたかと」 「そうかそれでも落ちるか・・・あ、そうだ、ムネさん何かいい方法考えてよ。 得意だろそういうエロい工作は。」 「ですねぇ〜〜・・・ではチョットお借りしますわぁ」
ムネ様がシートに転がった透明ホースを手にしのだった。 さっきから私が困っていた理由がこれなのだ。 変態家畜の小と糞を誘導させる為にオ○ンコと尻穴に突っ込まれた透明ホースだったが、時間が経つにつれゆっくりとだが抜けていってしまったのだ。
「ご主人様の帰りをちゃんとした姿勢で待てないとはとんだ変態家畜だなぁ」 「ごふぁぇあひゃぃ・・・ぃ」(御免なさい) 「どうして外してしまったのか、雌豚由紀自身の口で言ってみろ」
そう言ってご主人様はボールギャグを外した。
「ぅふぁぁ〜〜〜・・・ ・・・ぁはぁ・・・」
ボールギャグの細かい穴から次に流れ出す予定だった大量の唾液がドロリと口から溢れ出た。 真っ白く泡にも似た粘着性の唾液は下顎を伝いゆっくりと、まるで滝のように糸を引いていた。
「言え、雌の涎など必要ない、言うんだその口で」 「・・・ぁ、ぃぃ・・・ご主人様ぁ」
新鮮な空気で息を整えながら私は口上を述べるのだ。
「変態家畜の雌豚由紀は、はぁ・・・変態的行為を味わい放置プレイを楽しみました・・・ぁ」 「で?」 「雌豚の変態乳首に挟まれた電気で雌豚由紀は意思とは関係無く身体が勝手にイッて・・・。 何度も何度も心は満たされないまま潮吹きしてしまい、ホース・・・抜けちゃいました。」
ご主人様が要求する変態的な、人が使う言葉では無い、背徳的や羞恥などとうに捨てた言葉がスラスラと口から出る。 既に言葉を選ぶという事も無く当然の事だ。 もう頭の中はご主人様に捨てられる事が死同然に恐ろしいし、人でなくペットでもない変態家畜雌豚と自覚しているのだから。
パァン
乾いた音と共に左頬がヒリヒリと痛みと痺れを感じた。 そして次の瞬間・・・ ・・・。
「うっぁ、んんぅっぉっ・・・んぅうぅうふふっぁぁあああっぁ!!!」 「ムネさん!」 「っぁ、はぃいい!」
ガクガクと震える拘束された私の口を手で塞いで後ろから羽交い絞めにしたムネ様。 この場所がどんな所であるかも忘れ、手足を吊った鎖をジャラジャラと鳴らしながらガックンガクンと全身を波打ちたつ。 そして蛇口の栓を一気に開いたみたいにオ○ンコから大量の雌汁を噴出させた、それは今日初めて身体だけでなく心からイッた瞬間であった。
「・・・コイツ、白目まで剥いてやがる」 「どうします?」 「鎖は外して寝転がしておけばいい、この次が我々の本番だ」 「え、でも・・・ブルーシートは小便や雌汁で凄い汚れてい・・・」 「気にする必要など無いだろう、ソレは変態の家畜だ」 「は、はぁ・・・」 「さぁムネさん、運転頼むよ?」 「は、あ、はい了解です〜っと」
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.73 ) |
- 日時: 2011/06/20 13:44
- 名前: 非現実
- 〜主役は後から6〜
薄暗い地下室という名の調教部屋は、ゆらりゆらりと僅かな灯火で静寂な時を奏でていた。 中央に集まる炎の灯火以外他の光は無くて、室内は何かの儀式のよう・・・いや、これは儀式なのだろう。
「むぅぐぅうぅぉふうっ・・・アッァ〜〜ンゥむっぉっっぅ!」
灯火の中心である私が悶え苦しむ度に炎は更にゆらゆらと揺れ、それでも消える事なく煌々と周囲を照らす。 この異常な関係を共にする者達にとっては、密かなる3次会の儀式に持って来いのシュチュエーションなのかもしれない。
1時間位・・・雌汁と小便に塗れた車内のブルーシートに横たわりながらも尚続いて襲う電流に身体をのたうち回った。 車内に放置されてから数えると数時間も生殺しの状態な訳である。 ようやく車が我が家に到着した時は自らの足で立てないほどまで快楽の坩堝に堕ち、まるで薬漬けにされたような状態で、 半開きの口から涎をダラダラと垂らしつつ、両脇をご主人様達に抱えられて地下室へ戻ったそうだ。 そんな放心状態の私を「清めてやる」とご主人様が言い、地下室に備えてある簡易シャワー室へと引きずり込んだ。 そこでようやく電極クリップが外されたが、あの弾けるような刺激が無くなると今度は妙に物足りなくなる気分にもなる。 足を折り曲げお尻をぺたんと床について、危うい目付きと半開きなだらしない口で見上げていた。 途端、シャワーの温度調整を終えたご主人様が顔面にシャワーの水飛沫を叩き込んだのだ。
「っっぴゅぁんくっはぁっぁ、あぶっぅンんぅぅあ!!」
火照った身体には程好い温度であるが水量も半端じゃないシャワーは、快楽の余韻を一気に醒ました。 目も口も開けられない程のものであったが従順かつ服従を誓った私には平気。 顔を逸らすことなく、甘んじてご主人様の「水責めめ」をお受けするのだ。 「水責め」と感じられる私には夥しく叩き付ける水が、何でご主人様の小便じゃないのだろうとさえ悔やめる。 だが変態家畜には要求は許されない。 (私はご主人様の意のままに生きる雌豚・・・) そんな私の願望を解っているのかご主人様はごく普通に嬲る事も無く、ボディウォッシュをふんだんに掛けたタオルで私の身体を隅々まで洗い言いう。
「自身の家畜臭いのが消えてしまってスマンなぁ。だがなぁ・・・これからがお前の本番だからな」
(あっはぁ、これからが始まり・・・なの?) ・・・正直、そのお言葉だけで私は疼いてしまう。 折角ご主人様に綺麗にして頂いたオ○ンコと尻穴は、シャワーの温水と混じりシトシトと粘膜帯びた液で溢れていた。
「雌豚由紀にも楽しんでもらえるような趣向を考えてあるんだ。 だから、精々お前は身体を張って今日という日を祝ってくれよぉ?。」 「ぁ・・・い、ご主人様ぁぁ・・・」
最後に頭からシャワーを浴びせられつつ、ご主人様のお言葉に私は甘えた口調で述べたのだった。
私とご主人様がシャワー室から出てくると、今朝方久々にお会いした佐治様が笑顔で出迎えてくれた。 佐治様は自身のオ○ンポはとうに現役を過ぎて尚、女を縄と刺青という技術で美を追求する職人の方。 その表情や姿勢は年相応だが、いざ女を縛る・刺青を彫るとなると目の輝きや繊細かつ確かな技術は現役そのもの。
「ではな、まずはドレスを着直すんだ」 「ぇ?」 「聞こえなかったか、ドレスを着ろと言ったんだが?」 「ぅ、あハイッィ!!」
ご主人様の意図がイマイチ解らずも慌てて私はムネ様からプレゼントされたドレスに身を包む。 もう一度、着飾った私を見ながらご主人様が佐治様に言うのだ。
「コレで頼もうか」 「えらく高そうじゃが、この服は処分品かね?」 「あぁ、存分にやってくれて構わんよ」 「ふぅむ、そういう趣向かね、ヤレヤレ服を引き裂くのは骨が折れるわぃ」
佐治様がニヤリと笑みを作り、意味深な言葉を呟いた。 その佐治様の手によって縄化粧は新たな変化を施される。
「まずは邪魔なその手じゃ、な」
そう呟くように言った佐治様が、私の両手を合わせて両手首を縄で縛り付けるのだ。 この状態ならまだ手は自由が利く訳だが、佐治様の要求する美学はさらなる拘束。 すぐさま拘束された腕が頭越しに誘導され、肘を折り曲げた状態でもう一つの縄で首輪の後ろ側にあるフックに縄を固定された。 全て計算された美の追求なのだろうか、縄はギリギリの採寸で腕は動かす事も出来ず、ギチギチと悲鳴を上げる寸前まで短かった。 生きているかのうな変化自在の縄の操り方で、あっという間に新たな拘束で身を固められてゆく。 両足を正座状態にさせられ太股と足首とで縛り付けて、左右の足が正座状態で拘束される。 これで仕上げと言う様にビシッビシと新しい縄を手で扱き、私の上半身は慣れ親しんだ亀甲縛りに仕上げられた。
「さぁて、これからが力仕事じゃな・・・」
佐治様が手にしたのはごく普通のカッター・・・なのだが、道具に頼らない佐治様が持つと妙に違和感と恐怖心が湧く。
「暴れるでないぞ?」 「ひっうっ!!!」
合図も無くいきなりだった。 ドレスの胸元、お腹の中央を、オ○ンコの箇所、尻の辺りを、両脇腹を、太股の箇所、様々な所にカッターの刃は切れ目の痕跡を残した。 真剣そのものだった佐治様の表情が一瞬緩み、切れ目が入った箇所を手で強引に無造作に引き千切る。 寝転がらされたりうつ伏せにされたりと様々な体位にされながら、ドレスの生地を引き千切る度に肌が露出する。 引き千切られたそれぞれの箇所の生地は、そのままブラブラと垂れてゆく。 こうして生地の殆どが破かれたのだが、両胸・オ○ンコ・尻の部分は完全に剥ぎ取られてしまった。 一息付いて額の汗を拭った佐治様がご主人様達の方へと振り返った。
「おおぉお〜〜〜エロいエロい、実に卑猥ですなぁ〜」 「うむ流石は佐治さんだな、よく解ってらっしゃる」 「あまり老人をこき使いなさんなよ」 「はっはっは、これは失礼した、では最後の仕上げは私がやろうか」
ご主人様がハサミを手にして私の前に立った。
「雌豚が上品なロングドレスなど似合わんからなぁ」
そう言って、オ○ンコの部分までロングスカートの中央を大胆に引き裂いた。
「これでよし・・・と、後の総仕上げとして佐治さん」 「んん?」 「コレを寝転がして、両足開いた状態で足を天井に吊ってくれないか?」 「やれやれ、注文が多いのう」
そう言いながらも佐治様はゆっくりとその身を起こしたのだった。
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.74 ) |
- 日時: 2011/06/22 19:21
- 名前: かおる
- 参照: http://www.pandora.nu/summer/
- ここまでを小説ページにアップしました。
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.75 ) |
- 日時: 2011/07/24 22:34
- 名前: 非現実
- 〜主役は後から7〜
「ふっぅむぐぅっぉ・・・ふっぁおおふうぅ〜〜ふぅぅう〜ぃぎっぃい〜〜」
薄暗い地下室の中で唯一集中的に灯りがあるこの場所で、私はボールギャグからくぐもった声で呻き続けていた。 時折逃れるが為に身体を揺するが、強固な戒めはジャラジャラと鎖の虚しい音が響くだけ。
「むぅうう〜〜〜ンンンぅうくぅぅう〜〜・・・」
だけど私はこの責めから逃れようと必死に身体を揺すり続ける。 無意味と解っていても、だ。 涙と蝋と雌汁は留まる事を知らない。 ・ ・ ・ 仰向けに寝転がらされた私は太腿足首とで縛られた足に、別々の太い鎖で天井の滑車に吊るされてているのである。 絶妙な長さで調節した佐治様の手腕によって、地で支えとなっているのは頭と肩のみでしかないのだ。 更に佐治様は膝裏に3〜4m位のバーを宛がい、縛り付けて股の開きまで固定したのである。 これによりオ○ンコを隠す事も出来ず、尻を天に突き出したまま放置されたのだった。
「これで満足かいの?」 「いやいや上出来です、佐治さんのお陰で随分といいオブジェに仕上がったものだ」 「ワシは酒でもやりながらオブジェをどう使うか、 魅せてもらおうとするかい」 「どうぞどうぞ、頂き物ですが純米のいい酒用意してありますよ。 おおぃムネさんっ、次は我々が佐治さんに答える番だぞ!。」
佐治様と入れ変わるよう席を譲り立ったご主人様が手元に置いていたバッグを、ムネ様に投げて寄越した。 これだけでは終わらない、いや終わる筈がないと思っていた私は色々とそのバッグの中身を想像する。 指し当たって定番の鞭が数種類だろう。 バラ鞭に一本鞭、九尾とか・・・お2人に挟まれて、身動きできないこの身体に家畜以下の変態雌豚として刻み付けられる乱打の嵐。 (あハァんうぅ・・・はっぁ・・・逃れる事が出来ない鞭責めなの?。 あぁ〜〜〜・・・う、嬉しいデスご主人様ぁぁ。) 決して嫌なんかではない、私は誘うように拘束された身体をくねらせてご主人様方に媚を売る。 艶かしく肢体を魅せて、潤んだ瞳で訴えて、ボールギャグを咥えた半開きの口から甘い吐息を吐いて、私は全身で「下さい」と訴えた。
「いやはや、何もしてないのに既に夢中ですねぇ〜雌豚由紀ってば」 「最早コイツはパブロフの犬と同じでな、普段も近寄っただけでもうマ○コを濡らすんだ。 若干、精神が壊れかけてるのかもしれんね。」 「え、精神病?」 「今日の繭の結婚式で思い出したのだがね、私はコレを壊す為に色々とやってきたんだ。 開発に夢中になり過ぎた時もあったが、もっと壊してやらんとなぁ、なぁムネさん。」
ムネ様が持つバッグのファスナーをゆっくりと開けてご主人様は言い放ったのだ。 (ええ、そう・・・もっと虐めて欲しいの) トロンとした視線をお2人に向けつつ、快楽を欲するがゆえ殆ど思考が回らない頭で私は疼き続ける身体を曝け出す。 酷い事をしてくれないと、もう・・・我慢出来ない身体になってしまったのだ。
「ムち・・むちぃ、ほひぃですぅ・・・鞭ぃぁっぁンンぅくぅ〜〜」 「んふっふっふっふ・・・違うんだよ雌豚由紀ぃ、今回のなぁコレなんだよ」
バッグの中身を取り出して見せ付けるようにご主人様は言った。
「さぁさ、コイツで変態家畜を彩ろうか」
両手に翳した責め具は何と、蝋燭。 赤・黒・紫どう見ても普通の用途で使わない蝋燭は、長い物で1m短くて30cmと長さまで豊富なバリエーションが揃っていた。 (っぇ!?) 一瞬の私の歪んだ表情を見逃さなかったのはムネ様だった。
「おんやぁ〜大野さん大野さん、雌豚由紀はチョット嫌そうですよぉ〜?」 「うぁ〜ふぃぃ〜〜」
(・・・ ・・・うぅ、ムネ様意地悪ですぅ) 一匹の変態家畜の雌豚として、ご主人様の責めは悦んでありがたくお受けするのは当然の筈だ。 そんな事は百も承知であろうムネ様がワザワザご主人様を煽る。 私は懇願するように固定された顔を動く限界までふるふると首を横に振った。 それを眺めながらご主人様は早くも一本目の黒い蝋燭にライターの火を付けながら言う。
「そう言えばだが、蝋燭プレイはあまりしてなかったから少し抵抗があるかもな。 まぁ家畜以下に拒否権など無いからな、そのうちヨガり狂うだろうよ。」 「・・・で、すよねぇ?」
赤黒く炎を灯す黒蝋燭を手にして、炎の揺らめきの奥でご主人様のドSな微笑みが怖い。
「どうだい馴れてなくとも、受け入れる準備は万端のようだよムネさん」
そう言ったご主人様は黒の蝋燭を、パックリとヒクつかせたオ○ンコに突き立てたのだった。
「ぅっぁあ、ぎぁ・・ぉおおぁっぁはあ!」
ズブズブと強引にオ○ンコの最奥まで捻じ込まれ、とうに濡れていた雌の膣内は簡単にソレを受け入れる。
「はっぁ・・・はぁはぁぁ・・・ぁ、ぁぁあ・・・」
異物挿入は慣れているものの、炎が出ているモノを挿入されたのは初めてだった。 でんぐり返しの状態で足を吊られ、真上に突き出したオ○ンコには熱いであろう蝋が突き刺さる。
「次は尻穴だな」
ご主人様が次なるのを赤色の長い蝋燭を選び、火を灯す。 怖い怖い怖い・・・ふるふると身体がわななく。 確かに私は色々な責めを頂戴してきたが、蝋燭という火責めはあまり馴れていない。 どういう訳かご主人様は蝋責めをあまり好まないらしいというだけなのだが・・・。 だけど今日という日のご主人様は遠慮が無かった。 真っ赤な蝋燭は前戯無くして、捻じ込むような強引な手口で尻穴に突っ込んだのだった。 窄む尻穴がメリメリと突き崩されて、尻穴に長い赤蝋燭を突き立てられた。
「ふうむ、キャンドルサービスとしてはまだまだ弱いかねぇ、ムネさん?」 「ぇ、あぁ〜そうですねっ!」
ご主人様の意向をようやく詠んだのだろう、ムネ様が言う。
「そうですねぇ〜まだまだ部屋は暗いですよねぇ」 「だねぇ」 「それに三次会のキャンドルサービスも豪華に立派な物が良いですよねぇ〜」 「そうそう、式のアレには到底負けるだろうが変態家畜に相応しいものがいいね」 「では〜こんな所もぉ〜」
ご主人様の言葉を受けてムネ様が短めの紫蝋燭2本に火を付けた。
「やっぱ、この立派な胸に突き立てないと・・・全体的に明るくないのでは?」
そう言いいながらムネ様は、紫の蝋燭2本を左右の乳首目掛けて蝋を垂らすのだった。
「ぅっぁっぁ〜〜あぁ・・・あふっ・・・ぃあっぁ!?」
敏感な左右の乳首に蝋を垂らされて思わず私は声を上げて身体をくねらせる。 だが拘束された身体ではどうにもならず、垂れ落ちる紫の熱蝋は確実に乳首を捕らえ続けるのだった。
「あひゅっいっ、あぁひゅぃ・・・ああっぁ〜〜ぃあっぁあ!!」 「でしょうねぇ〜〜でもまだまだ行きますよぉ〜倒れたら大変ですからねぇ〜」
ムネ様が卑下た笑みで乳首のみを執拗に蝋で塗り固め続けると、次第に2つの乳首は紫一色に染まってしまった。
「はっはっはっは、雌豚らしい乳首になったなぁ、えぇおい」 「ですねぇ〜〜で、コレをと」
垂らした蝋が冷める前に、乳首であった蝋溜まりに2本の蝋燭を立て付けた。
「ぃあ、ぁぁおぅ、んんぅんぅぐぁああ!」
黒い蝋と赤い蝋燭、揺らめく炎の恐怖に虐められている感覚。 オ○ンコに、尻穴に、両乳首に・・・蝋がチロチロゆらりゆらりと私を中心に灯していた。
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.76 ) |
- 日時: 2011/07/26 00:26
- 名前: 非現実
- 〜主役は後から8〜
・・・全身を束縛されての決して逃れる事が許されない蝋責めは尚続いていた。 空調こそ効いているものの、身体に突き立てられた蝋燭の炎は殆ど揺られる事ないのはせめての救いだろう。 だが、じわじわと確実に蝋は熱され、熱い雫となって垂れ続ける訳だ。 そんな私の状況を横目に、ムネ様が拍手一つ打ってにこやかに言うのである。
「さてと、じゃぁ〜ボクからのもう一つの結婚祝いですよ〜」 「雌豚由紀を燭台にしたいと発案したムネさんの祝い物か、何だろうな」 「フフフ、いい表現ですねぇ〜燭台かぁ〜〜さすがは大野さんですよ。 実にボクのプレゼントには持って来いの素敵な明かりかもしれませんねぇ。」
そう言いながら、ムネ様は地下室の全てのあかりのスイッチを消したのだ。 途端、視界が闇に染まり一瞬の恐怖感を覚える。 そんな緊急化において動かざる人以下の燭台と化した私の身体が、小さな黒と赤の灯火を照らし続けていた。
「おぉっ、まるで本当の燭台さながらだな」 「ウンウン、こりゃぁ思った以上に上出来な燭台ですよぉ〜〜。 これなら小さい画面でも十分に見える見える!!。」
どうやらご主人様にすら知らせていないらしいサプライズのようである。 キョトンとしているご主人様を他所に、ムネ様が手持ちのバッグからノートPCを取り出した。
「怒らないで聞いてください、繭さんから了承は貰ってますケドねぇ〜。 今から流すのは父親の大野さんが繭さんに愛情を注いだフォトを纏めたものです。」 「いつの間に?」 「いやぁ〜少し詳しい分野で楽しんでいただけたらってね。 ホントはプロジェクターとかで大画面でお見せしたかったのですが用意出来なかったのですよぉ。」 「どれどれ・・・ぉお、これは繭の入園式に撮ったものだよっ!」
ご主人様がノートPCに食い入る。
「あ、はぃ〜〜写真をPCのツールで編集して合わせてみましたよぉ」 「ほっほぉう・・・んン、これは・・・お遊戯の写真か」 「かぁいいですよねぇ〜〜〜繭さん」 「ぁあ、ホントに自慢の娘だよ」
少し涙声になりつつあるご主人様が答えた。 ノートPCからはおあつらえ向きな(何処かで聞いたことのある)音楽が流れており、より感傷的になっているのだろう。
「おっ、コレは繭の入学式の時のだよ、ほらランドセルが大き過ぎてなぁ。 これはうちの・・・あいや繭の母親の形見でね、結局6年間ずっとコレを使ってたんだよ。」 「ハハ、まだランドセルに背負わされてるって感じですねぇ〜〜」
地下室は暗く自身の身体で灯される蝋燭が頼りの光の中、ご主人様は場面が変わる毎にハシャイでいた。 拘束されたままの私には見えないものの、繭様が了承した写真はさぞかしご主人様にとってはかけがえない成長の証なのであろう。 フォトの説明を口にするご主人様の声は時折涙交じりであった。 随分と刻は経った筈だ・・・そう・・・随分と。 大小の身体に立てられた蝋燭は短くなる度に次々とムネ様に代えられた。 熱蝋は乳首とオ○ンコ、尻穴の周囲をまるで塗り固めるかのように厚く盛り続け、今では既に熱蝋の熱さすらあまり感じられなくなっている。 だけどそれでも私は短くなる毎にボールギャグから呻き声を発してそれをお二人に知らせる。 悪魔なる・・・炎。 プレイ用と言えど炎は動物的感覚で恐怖する。 消して止まぬ燭台の灯火は段々と短くなり、そしてオ○ンコや乳首を焼くまでに近付くのだ。 ご主人様はソレすら意とせずに、ご自身で育てあげた繭様の成長記録に釘付けで・・・燭台となった私は懸命にその役割を務める訳だが、人間以下の最下等の生き物でも火は怖い。
「ぅっふぅぅ〜〜〜っふぉっぁふっぅふっぅふぅううふぅっふぅ!!」 「ヤレヤレ・・・またか、ムネさん」 「いやいや〜〜残念ながらもう少しでこのフォトも終わりなんですよぉ〜。 ですから・・・ ・・・ねえ?。」 「・・・ふぅむ・・・ふふっ!」
何やら耳打ちするムネ様の趣向に不安を覚える。 そして絶妙に編集されたフォトは音楽が緩やかに終えると共に終了した(らしい)。 そして素早くムネ様はマウスをクリックして、最後と思われるフォト場面で停止させた。
「コレ、見るとどうです?」 「いやアンタは本当に客商売に向いてるよ、うん」 「と、言いますと?」 「相手の心理をよく読んで、その気にさせてしまうところが秀才だっていう事だ。 コレみたら流石にな・・・ ・・・アノ時の気持ちが込み上げてきてしまうよ。」 「これはこれは、ありがたい言葉ですねぇ〜〜んふうっふっふっふ」
ご主人様がノートPCを手にして、ツカツカと拘束された私の目の前まで歩み寄る。 ・・・そして徐に私の視界に入る位置にノートPCを置いて言うのだった。
「コレ・・・懐かしいだろう?」 「!?」
ご主人様からのご解説は要らなかった。 最後のフォトは繭様の少し強張った笑顔と、見覚えある制服姿。 そう、以前私も籍を置いていた会社の制服姿の繭様は、社会人として不安と期待に満ちた大人になりきれていない笑顔だった。 ・・・ ・・・私は理解した。 最後にムネ様がこのフォトを選んだ理由を。 よくよく考えてみれば私は燭台程度で済まされるような立場ではないのだ。 ご主人様は言うた「これからが私達の二次会だ」と。
「従順な変態家畜の雌豚と育て上げ、この怒りの感情を忘れてしまっっていたよ。 私の大切な大切な娘を・・・ ・・・随分と虐めてくれたのがキッカケだったなぁ。」 「ふぁ、ふっぉあふぅ!」
首を横に振る仕草は弱々しく、それは大概事実だった。 ムネ様はとてつもない仕掛けを御用意していた。
「だろうなぁ・・・再度、人権などないお前の身体で聞いてみようか?」 「ぅぐぶぅぅう〜〜〜ぁっぁふぁふ〜〜〜〜」 「ではでは、コレなんてどうですかねぇ、汚い雌豚由紀の蝋をこれで剥がすとか?」
シナリオ通りという感じか。 ムネ様が間に入り、バラ鞭を手にして言うのだった。
「ほぉう、随分とまぁ用意が良いな」 「繭さんの幸せは私も同意ですからねぇ、忌まわしい事は全部雌豚由紀に擦り付けましょ」 「ふむ」
バラ鞭を手渡されたご主人様は、グリップを丹念に確かめながら言う。
「ふふっ雌豚由紀の蝋だからな、コイツで思い切り叩かないと取れそうにないな」 「ノートPCはそのままにしておきますねぇ〜〜な・ん・で、思い切りどうぞ〜」 「アンタを味方に引き付けておいて良かったよ」
ご主人様が呟くように言い、シュンシュンとバラ鞭で空を斬った。 久々に拝見する残忍な表情のご主人様はゆっくりと近付いてくる。 タイミングを計らってか、4本の熱蝋がムネ様の手によって引き抜かれる。 ヌゥルゥウ〜〜〜と、深く突き立てられたオ○ンコと尻穴から蝋燭が抜かれ、蝋によって固められた両乳首の蝋燭はボキリと音を立てて剥がれた。
(あぁぁ・・・下さい、はぁはぁはっぁどうかコノ雌豚にご主人様の愛の鞭を存分に叩き打って下さいませぇえぇ!!) 駄目だ、ボールギャグで言葉は発せないものの私は潤んだ瞳で鞭持つご主人様を見上げて待っていた。
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.77 ) |
- 日時: 2011/07/27 18:55
- 名前: かおる
- 参照: http://www.pandora.nu/summer/
- ここまでを小説ページにアップしました。
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.78 ) |
- 日時: 2011/08/21 02:59
- 名前: 非現実
- 〜主役は後から9〜
「おいおい、見てみろムネさん、コヤツ!」
おねだりの言葉を発する事が出来ない状態であった私の取った行動に、若干不満の声を漏らすのはご主人様が言った。 その口調はかなりご立腹と言ったところである。 ヒュンヒュンと空を切り裂くバラ鞭に対して、自然と下半身をクイクイッと動かしてしまったのが勘に触ったようであった。 (えぇっと一体何故に、ですか?) あらゆる調教を経て、私はどんな責めに対しても従順かつ至福の思いを込めて言葉や態度を示せるようになれた。 寧ろ、変態家畜にそぐわない態度は絶対認めない筈だった。
「駄目ですよぉ雌豚由紀、今の大野さんは娘さんの為に鞭を振るうんですから〜」
ムネさんが少しニヤケ顔で言う。 正しく「興がそがれた」そんなご主人様は鞭を振るう事無く、眉間の皺を寄せながら佐治様の隣に座り直した。
・・・ ・・・ ・・・よく解らない。
それよりも、何だかチョット面倒な事など考えてられなかった。 ただ、熱蝋による低温火傷からくるこの疼いた身体を強く鞭打って欲しかった。 私は必死の思いで拘束された身体が許される最大限の動きで下半身を淫猥に動かしておねだりする。
「いやいやいや〜〜駄目駄目駄目っ、それじゃあ駄目なの雌豚由紀ぃ。 あぁ〜〜なんでこう解らないかなぁ〜〜ていうか、相当空気読まないネェ?。」 「んぁぅあぁ、ぉっ?」 「いっやぁ〜よぉくこれで繭さんと同じ大手の会社に入社できたなぁ〜ねぇっ?」
大げさなりアクションをしながら後方に座るご主人様と顔を合わせるムネ様だった。
「ショウとしてはちょっとばかり面倒だわい」
そこに仕事を終えて日本酒を口にしていた佐治様が割って入った。
「ですねぇ〜」
ご主人様も合いの手の言葉である。
「ショウは魅せる事が肝心、面倒な経緯は客も欲求不満に感じてしまうもの。 魅せるSはソレを感じさせずに更なる演出を施すものじゃ。」 「ようはサ、長いんだよムネさん」
佐治様の言葉を要約してご主人様が言い、更に続けて言う。
「アンタならず、いや私が一番良く知っているんだよ、この変態家畜をね。 あぁ良く解っている、でだ・・・ムネさんには新しい何かがあるんだろ?。」 「あれ、あれあれ・・・バレました?」 「ったく、解るも何もチョット面倒臭いんだよそのシュチュエーションはさ、ようは!」
そう言いながらご主人様はテーブルに置いていた飲み掛けの酒を一気に煽り、ゆっくりとした動作で鞭を構えた。 ビシイイィイイイッッッ。 正に懇親の一撃といったところだろうか。 冷たい床を叩き付けたバラ鞭は地下室の空気を一瞬にして変えた。 そして無表情のままご主人様は再び口を開く。
「繭がされた・・・された数々の、された繭の虐めの数々はこんなものではなぁ」 (ぁぁあ、そかっ・・・私、わたひぃわたしは本当に迫害されなきゃ駄目だったんだ)
咄嗟に私は理解した、いや・・・理解出来た。 そしてご主人様の家畜に対する普段の感情とは違う事を察したムネ様が慌てふためきながら奥に置いていたバッグを取りに行った。
「でだ、それを踏まえて面白い芸を考えているのだろうムネさん?」 「ぇえ、ええとははっははは、たっ只今!」
バッグを手にしながらムネ様が誤魔化し紛れに言いながら私の前に戻ってきた。
「もう長い説明はいらんぞ?」 「・・・ ・・・ぇえぇ〜〜〜そりゃ勿論ですとも!。 これ、これを付けて変態家畜の蝋剥ぎなど〜〜如何でしょうかねぇ〜〜。」
ムネ様がバッグから取り出したのはラバー製の全頭マスクであった。
「これはその、被せれば全く見えない聞こえない喋れない・・・」 「解るよ、そんな事」 「で、ですよねぇ〜〜」
語尾にあははと乾いた笑いを続けながら、ムネ様が焦っている手口で無理矢理私にラバー製全頭マスクを付け出した。 焦っているせいか、グイグイと押し込むラバーマスクが肌に擦れて凄く痛い。
「こっ、これで雌豚由紀は全く見えず聞こえず喋れずの状況ですよっ、ハハハハハ」 「・・・なるほど、これで確かにどう逃げようとも鞭からは逃れんわけだ」 「ですですっ、こうなったら最後、牛追いのソレと同じくですねぇ〜」 「ふむっ、これは中々面白い趣向だな」 「でっですかぁぁっ、いっゃあ〜気に入っていただいてよかったぁ〜」
全頭ラバーの窮屈なマスクで何の会話がなされているか全く解らない・・・。 私は首を左右に振りながら状況を少しでも理解しようと必死だった。 見えない聞こえない声も出せない、これは本当に恐ろしい暗闇の世界だ。
「だが、これだけじゃぁ面白くないな・・・そうだな雌豚を放牧させようか?」 「ふむぅ〜〜今度は縄を解けと言うかね、でもまぁよかろうて」
最初、見えず聞こえずの状態で最初に私の身体に触れたのは誰だかは解らなかった。 だが、拘束された縄がスルスルと解けてから、これは佐治様なのだと私は理解した。 拘束が解けたのは正直嬉しい。 だけど、思考の全般はそれを恐怖と快楽で鬩ぎ合う狭間にいた。 そうなのだ。 これは周知の上。 これからの私へのソレだ。
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.79 ) |
- 日時: 2011/09/27 03:53
- 名前: 非現実
- 〜主役は後から10〜
職人佐治様の華麗なる縄でギチギチに固め縛られた身体は、ようやく自由の身となった。 だが、長時間の無理な格好での緊縛は体力を大分消耗しているようで・・・。 全身が筋肉痛みたいに軋み、ガクガクと身体は振るえている。
「くっぅ・・・んぅぅ〜〜ああぅ」
それでも私は私の在るべき態度を取らなければならない。 それが勤めであり、選んだ道なのだから。 ふるふると戦慄く両腕で身体を支え、ゆっくりとだが雌豚のスタイル四つ這いの体勢をとった。
「おいムネさん、コイツ今喋ったんだが?」 「あいたたた〜〜〜〜ミスったぁ〜忘れてました忘れてましたよ。 実はコレちょっと不良品でして、その〜声漏れちゃうんですよねぇ。」 「何だそりゃ、折角褒めたと思ったらこの様か、大丈夫かねムネさんのショウは?」 「いやぁはっはっはっは・・・面目ない・・・です〜〜」 「ぁ、あのご主人ひゃぁま〜?」 「・・・ ・・・ ・・・煩いっ黙ってろ雌豚ぁっ!!」
ピッシィッィイィイィイイイイ
「あっぁぎっぁひゃっぁ〜〜〜ぁぁ・・・ぁぁああぁぁぁ〜〜〜ぁふぅ〜」
まるで電撃が走ったかのような尻への一撃に、私は一瞬にして撃沈してしまった。 耐えていた両腕はガクリと落ちて顔を床に埋め、下半身をビクンビクンと波打たせイッてしまったのだ。 久々の鞭の痛打は素早く脳内を溶かし快楽へと変換させる。 それがご主人様の手による鞭であれば尚更だった。
「もぉっとぉぉぉ〜〜もっぉぐくぁさぁぃぃぃ〜〜〜」 「・・・どうすんだ、ショウは失敗は許されないんだぞ?」 「いやスイマセンスイマセン・・・それは解っているのですが・・・」
(ぇ・・・あの・・・何で、ですか?) 私は前頭ラバーのせいでご主人様達の声が聞こえず、状況も見ることが出来ない。 何故かご主人様の鞭が来ない。 (もっと、もっともっと変態家畜の姿を晒さないと満足いただけないの?) そう感じた私は無理な姿勢で緊縛されて痛む股関節を庇いながら腰をグラインドさせながらご褒美を請う。
「ふぁあ、ぁんご主人様ぁどうか雌豚由紀の尻に鞭痕を残してくださぁいぃ〜」 「〜〜〜ちぃコノッぉ、まだ喋るかっ!」
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.80 ) |
- 日時: 2011/09/28 19:35
- 名前: かおる
- 参照: http://www.pandora.nu/summer/
- ここまでを小説ページにアップしました。
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.81 ) |
- 日時: 2011/10/16 21:45
- 名前: 非現実
- 〜主役は後から11〜
ご主人様の声は私の耳には届かない。 だけどこの鞭の乱打はさぞお怒りなのだという事は理解できる。 だけど解らない、解らない。 私は懸命に鞭を受け続け既に感覚が無くなった腰を振り、淫らな言葉で鳴き続けた。 だけど解らない・・・ ・・・解らないの。 家畜である事が嬉しくて喘ぎ求めているのに、家畜である事にこの身全てを晒している筈なのに。 ・・・ ・・・一向にご主人様の鞭から愛情が感じられなかった。 (じゃっ、じゃあいっその事・・・!!)
アゲハチョウ!。
ご主人様のお許し無く仰向けに体位を変えて、恥丘に彫っていただいたアゲハチョウを晒してみようか。 この鞭乱打なら両太股の付根に伸びた紫羽のドギツイ色のアゲハチョウも凄い羽ばたいているように見える筈。 (これなら・・・ご満足頂けるのでは・・・ ・・・) 私は背中・尻の交互の合間に体位を入れ替えようとした。 その瞬間だった。
「誰が動いて良いと言った!」 「っうぁ!?」
背中に重い衝撃を受け、私は体位を変えることもままならずに地に突っ伏してしまった。
「あぁ〜ハイハイハイ、ありましたありましたよぉ〜コレ付ければ大丈夫!。 それと、コレも付属品で如何ですかネェ〜へへへ。」 (・・・ ・・・止んだ、の?)
これが台風の目というのは理解している。 だからこそ、私はこの小休止を全力で息を整える作業に入るのだ。 だけど暗転は落ちないらしい・・・肩で息をしている私の前に誰かがしゃがみこんだ。 ラバーマスクが一度脱がされて、初めて眼の前がご主人様だと知るや否や私は顔面をコンクリートに押し付けて言う。
「っぁ、あの、ごご主人様ぁ・・・お許しをぉ」 「あぁこれはムネさんのミスだから雌豚由紀に非は無い、だから許す」 「あぁ〜〜有難う御座いますご主人様ぁ、でもでも雌豚由紀はぁ・・・」
変態家畜にとってはどんな理由とかは関係無いのだ。 飼育して頂いてる、ご主人様の機嫌を損ねた事に関しては全面的に雌豚が悪いのだ。 だから私はご主人様のお言葉を優しいお言葉を頂いても顔を上げる事が出来なかった。
「いいから顔を上げろ、ボールギャグを付けてやるから」
ご主人様の言葉と同時に、ガシャンと地下調教室の重いドアが開かれて寺谷様が入ってきた。
「やぁやぁ皆さんやってますなぁ」 「あっれぇ・・・は、早かったで・・・す・・ねぇ」 「早いと何か不都合でも、ムネさん?」 「あ、いや、その・・・ま、待ってましたよぉ〜はは、ははは」
やはり一度着替えに戻ったのだろう、寺谷様は普段着なのは理解できる。 だけど・・・ ・・・ムネ様同様に・・・大きな鞄を持参してきていた。 最早あれに何が入っているかは聞くまでもないだろう。
「しかし本当に早かったね、大丈夫なのかい付き合いの方は?」 「大野さんまで私を除け者かい?」
珍しくおどけた言葉だ、どうやら今日の寺谷様は非常にご機嫌のご様子である。 一人息子の結婚、やはり嬉しいものなのだろう・・・。 そして晴れて親戚同士となったご主人様も笑みを浮かべて口を開いた。
「まさか、駄目駄目なショーを仕切り直すには持って来いの助演男優さ」 「ほぉぉ〜〜いいねぇ、何があったのですかな?」 「それがねぇ〜ムネさんの・・・ ・・・」
事の顛末をご主人様が説明しだして・・・放置された私はチラリとムネ様を盗み見た。 案の定である、巨体な身体が見る見るうちに小さく畏まってゆくのだ。 ・・・何だか少し可愛い。
「なるほどね、ソレでそのボールギャグと言う訳か」 「ムネさんには自ら試着してちゃんと喋れない前頭マスクを買ってもらうとするよ」 「ぇぇぇえ〜〜〜」 「ふむ、前頭マスクにボールギャグねぇ〜〜ふぅむ、んんん!?」
ご主人様の言葉に少し考え込む寺谷様が、途端に紳士的だった表情からサデェスッティックな笑みへと豹変したのだ。 それを察知したのだろう、ご主人様もニヤリとしていた。
「ならば、コイツを使ってみては如何かね?」
寺谷様が持参した鞄を漁り、1つの器具を翳して見せたのだ。
「そいつは、えぇと点滴だよな?」 「そうただの普通の点滴だ」 「それでどう雌豚の口を塞ぐ?」 「実演してみせようと思うのだが、良いかね?」
言いながら寺谷様が顎で私を指した。 黙って頷くのはご主人様。
「ショーの続きをやるぞ、いいか動くなよ?」 「ふっぅあンむ!!?」
言うや否や、前頭ラバーマスクで再び顔面をスッポリと覆われた。 不完全(らしい)といえどこうなればなす術は無いわけで、ただじっと待つ他はないのだ。 ご満悦そうな寺谷様は前頭ラバーマスクに次々と鋏で改造を施してゆき・・・ ・・・。
「こんなものかね」
被されたままの前頭ラバーマスクは幾分か楽になっていた・・・が、これが次なる過酷な調教の前触れなのだろうか。 鼻と口部分のラバーが刳り貫かれ、口と鼻で息は出来るようになった。 見えず聞こえずは相変わらずだが・・・。
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.82 ) |
- 日時: 2011/10/18 01:37
- 名前: 非現実
- 〜主役は後から12〜
ドキドキしてしまう。 あの医療器具をどう使うのだろうか?。 視界を奪われる前に見たアノ点滴は私をどういぢめるのだろう。
「んぅんぐぅむむっぅ!?」
興奮冷めやらぬ私の口に強引に、なにやらやわらかい物質が突きつけられた。 (ぇあ、ゴム?) 歯と舌でようやくソレは点滴の細いチューブだと知る。 ようするにコレは点滴のチューブであって、プレイが終わるまでは絶対に口から離してならないものだと理解した。 先程よりはまだマシだが口で咥えている以上、鼻で空気を欲するほかは無い。 簡易的な手段だが口を塞ぐという事にも的を得ており、即座にこんな事を思い付く寺谷様にはいつも感心してしまう。
四つ這いのまま、私は展開を待った。
だが、次の展開は全くの予想外の出来事だった。 数分の放置プレイの後だ。
(んぅむぅううぷぁぁ〜〜〜・・・ぁんぐんぐんぐんん!!)
苦く、口内をピリピリと刺激する、粘着質な液体が口内を襲ってきたのだ。 無論、コレが荷かは簡単に把握できる。 私の主食でもある、ご主人様方の濃いザーメンだ。 (あぁなるほど) コレは絶対に喋る事は出来ない、ご主人様方の愛するザーメンなのだ。 私はチュウチュウとそして適度に口内で弄んだあとコクコクと喉に流し込み続ける。 恐らくご主人様・ムネ様・寺谷様が搾り続けたザーメンなのだろう、これを即喉に流し込むのは失礼極まりない。 出来るだけ舌で転がしながら口内で味わい、少しずつ私は喉に流すのだ。 (でも・・・ ・・・ザーメンの補充はしてくれるのかしら・・・) ふと頭にそんな事すら過ぎらせていると、途端に首元が重くなる。 何かが首輪の前部分に付けられたのだろう。 (あぁ、コレは!) 剥き出しになった鼻腔は、ソレが何であるか的確に判断した。 ツ〜〜ンと独特の臭気はザーメンであり、今の状況から首輪の前に掛けられた重石はザーメン入り点滴なのだろう。
「どうだ、えぇ、お前の大好きなくっさいくっさいザーメン袋がぶら下がってるんだぞ?」
耳部分のラバーを引っ張って多少の空間が生まれて、微かながら寺谷様のその声が聞こえた。 なるほど、こうすれば外部からの音は聞こえるようだ。 私は喋る事は出来ないのであるから・・・コクコクと2・3頷いて喜びを表現してみせる。 尚も寺谷様は続けて言う。
「まぁ〜雌豚由紀の喜ぶ事だけしてもショーは成り立たない訳だからな。 装飾品も色々付けてやるからじっとしていろよ?。」
コクリと大きく頷いて四つ這いのまま、されがままに待つ私。 準備に余念が無いのだろうか・・・暫し待たされた私の身体に異変が現れたのはありとあらゆる箇所だった。 両乳首のリングピアス・クリ○リスピアスには重力の過程で痛みが走るほどの錘を付けられた。 更に大小を縫い合わせたバータイプのラビアピアスには複数の錘を付けられ、秘肉が千切れんばかりの痛みを受けた。 その錘の招待は身体を振るわせる事で何であるかは、前頭ラバー越しでもかすかに聞こえる音で理解できた。 ・・・全ては鈴であることに・・・ ・・・。 それも軽いものではない、かなり重く作られた鈴だった。
「ぬぅんんぐぅ、ぷぁんんくんくんく!」
途端に鼻のラバー部分が開放されたと云えど苦しくなる。 動きに相当な枷が掛けられるのだ。 だが主様方はそれを望み、ソレを要求する。
「さぁさ、変態家畜雌豚由紀のお散歩の準備は整った、後は大野さん、あんたの出番だ」 「ふふふ・・・なんともいかに・・・ ・・・極上の舞台だねぇ、面白いっ!」
パァーーンバッシィイィイイイ・・・ピッシィィイ
荒ぶる鞭の音がかすかに聞こえる・・・。 恐らく・・・私にその鞭の存在感を示しているのだろう。 (ぁぁ・・・駄目ぇ〜〜・・・ ・・・ゾクゾクしちゃうの) 見えず聞こえず、そして大事なザーメンを口にしつつの喋れず。 私は尻を振り振りと誘いながら次なるステージを心待ちにしていた。
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.83 ) |
- 日時: 2011/10/19 19:26
- 名前: かおる
- 参照: http://www.pandora.nu/summer/
- ここまでを小説ページにアップしました。
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.84 ) |
- 日時: 2012/04/02 22:11
- 名前: 非現実
- 〜主役は後から13〜
「おぉっとっと、危ない危ない、せっかくの高級 ワインが台無しになるところでしたよぉ」 「それ、ムネさんわざとらし過ぎだ」 「え、あ・・・ハハハ、でしたねぇ〜」
ご主人様に指摘されて照れ隠しっぽく言いながらであるが、ムネ様の右手は乳首弄りは止まない。 乳首に彩られたリングピアスを引っ張ったり、直に乳首を弄られる度に私は身体を仰け反らせて反応してしまう。 ただ、四つ這いの体制だけは崩すことは許されないのだから辛い。
「まぁ・・・値の張るワインを提供するのはいつでもできるがね、しかしまぁムネさんは似合わんな」 「えあ、はは・・・ですねぇ〜私みたいな庶民じゃこんな良いワイン滅多に飲めませんよぉ、いやぁ寺谷さんが羨ましい」 「いや、そこまで値の張るもんじゃないんだがな・・・それに・・・」
寺谷様がボトルを一度持ち上げてから、再度やや力強くガラス製のテーブルに置いた。
「っぅ!?」 「どうせ楽しむならこれ位じゃないと、な?」 「ハハ、ハハハ・・・」
振動に覚悟はしていたものの、ふいに置かれる衝撃は度々緊張が走る。 そう、今の私はテーブル。 手足は四脚、背中に置かれたガラス製のテーブルを支えている。 少しでも体制が崩れれば高級ワインとワイン専用グラスは瞬く間に瓦礫と化すのだ。 四つ這い故に自然と視覚も前しか見えない状況下で、目でその動向を確認することが出来ないから尚更恐ろしい。 常に神経を尖らせて背中のガラステーブルを平均に保たねばならないのだ。
全頭ラバーでのご主人様による鞭打ちはそれは凄惨極まる程のご褒美であった。 だが、私は雌豚であり変態家畜として調教された身。 泣いて鳴いて・・・許しを請う言葉は口にせず、ひたすらに「ありがとうございます」「もっと下さい」との言葉を吐き続けおねだりし、 終いにはご主人様の体力の限界までプレイをし続けてしまったのだ。 今は全頭ラバーマスクは脱がされており視界と聴覚は復帰したが肢体を殆ど動かせないのはあまり変わっていない。 「ったく、雌豚由紀ばかりが楽しみやがって」とご主人様はお仕置きとして私をテーブルにさせたのだが、熱を持った背中やお尻は ひんやりとしたガラスで心地良い。 もしかしたらこれはご主人様の配慮なのかもしれない、ふと思う。
「ショーに出す前にちょっと提案があるんだがね?」 「なんですかな、また医者の技術が必要な事があるかね?」 「手術云々ではないから寺谷さんだと専門外かもな・・・」 「・・・と、言うと?」
ご主人様がグラスをガラス台に置いてから、一息ついて口にした。
「人格崩壊なんだが」
それを聞いた寺谷様は顔をしかめながら口を開いた。
「やり方は知っているしメンタルケア関係も医者として当然熟知してる処だ。 だがね・・・ ・・・これ以上雌豚由紀にソレを求める理由は何かね?」 「そう、その雌豚というのがな・・・以前快楽に溺れるのが我慢ならず薬でオ○ンコの神経を殺したんだがねぇ。 さっきの鞭打ちで分かったんだが、雌豚由紀はどんな調教でも自身の快楽にさせちまうんだよな。」
黙々とテーブルになりながら、ご主人様の言葉の意味する所を考えたがどうにもよく解らない。 とにかく、ご主人様のどんな調教でも嬉々と受け入れられるようになったのだが、それがご主人様には気に入らないようだった。
「なるほど、それで人格崩壊させて正に家畜みたいにか・・・恐ろしいな大野さんは」 「正に家畜みたいにされるがまま扱われるがまま、自分の価値も存在も解らないくらいにはしたいんだが」 「あ、あのぅ・・・それはちょっとやり過ぎでは・・・」
私の乳首弄りを中断してムネ様が口を挟んできたが、ご主人様はきつい口調で制するのだった。
「所有物は俺なんだがな、ムネさん?」 「あ・・ぅ、ででですよねぇ〜ハハ・・・」 「そう家畜としての所有物、それを覚悟の上で言ってるかね大野さん?」
寺谷様が手にしていたワイングラスを私の上に置いて尋ねた。 その言葉は・・・慎重を促しているようなそんな口調だった。
「無論だが?」 「人格を壊すという事は、責任持ってこれから死ぬまで管理と飼育しなければならない。 これまで以上に多大なリスクと危険が待っている・・・と言ってもかね?。」 「覚悟の上だ、元々繭が自殺を図ろうとしたした憎き奴を拉致監禁してこれまでやってきたんだ。 これからも、この先ずっと・・・俺は犯罪を続けていくつもりだ。」
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.85 ) |
- 日時: 2012/04/08 01:50
- 名前: 非現実
- 〜主役は後から14〜
ふうぅぅ・・・と、大きく酒臭い息を吐いて、寺谷様はゆっくりと言った・・・ ・・・
「よく解った、そこまでの覚悟の上であれば所有者の言葉を尊重しようではないか」 「物分りの良い仲間がいてくれて助かるよ、ムネさんも良いよな?」 「ぇ、ええ・・・ええ、はい・・・」 「では、更なる雌豚由紀の進化に向けて乾杯しようじゃないか」
ご主人様達がグラスを手にした。
その頃繭は・・・・ ・・・・・ ・・・・・・
「うん、良い初夜だね繭、素敵だよ」 「ぅふゅぅう」
繭は頭を垂れて震えている。 口からはだらしなく涎の糸がつぅーっと垂れ続けていた。
ビィィィビィィィィッィィ
トイレには不似合いな淫靡な音が個室から漏れ始める。 断続的にタイマー式のローターがまた作動したのだ。
「ぉぁっはぉ!?」 「ふふふ、いけない花嫁だなぁ〜〜こんなに淫らにヨガっちゃって〜」 「ふっぉふぃふっぁ!??」
弱々しく繭は首を横に振るが、振動し始めたローターのせいで腰がまたも勝手に動いてしまう。 これまでずっとだ・・・イクにもいけない程度の微弱で動くローターで繭は何度も絶頂の寸前まで追いやられているのだった。 結婚式を挙げた地元一番のホテルのトイレの一角は極めて稀な変態的な行為が行われていた。 繭は着ていた二次会の時に着ていたカクテルドレスを脱がされ、頭には花嫁の象徴であるブーケを付けたまま、後ろ手に縛られ 洋服掛けのフックで吊るされていた。
「おぃおい〜〜ここは部屋のじゃなくてさぁ、客用のトイレなんだよ〜声大きいって」 「〜〜〜〜ぉ・・・ふぁ」
そんな夫となった言葉ですら、新婦の繭にとっては極上の甘美な言葉なのである。
「さぁ、僕達の初夜は始まったばかりだよ、夫婦水入らずってやつだ、存分に楽しもうよ」
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.86 ) |
- 日時: 2012/04/07 09:32
- 名前: かおる
- 参照: http://www.pandora.nu/summer/
- ここまでを小説ページにアップしました。
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.87 ) |
- 日時: 2012/05/05 19:23
- 名前: 非現実
- 〜主役は後から15〜
この数日の間、由紀は至極の一時だったであろう。 由紀が由紀でいられたたった3日間の中で、彼女はよく笑いよく喋り私が許可した愛の言葉を何度も囁いた。 2つの足で立ち歩き、椅子に座りテーブルで一緒に同じ食事をして同じテレビを見て笑いあった。 毎晩普通に由紀を抱き、互いに愛のあるセックスを求めた。 汚れた改造された身体と首輪はそのままだったが、確かに彼女は由紀として女性として過ごしただろう。 だがもう・・・そんな事も思い出す事すらなくなるのだろうが・・・ 私は修羅となる。 一方的な都合で、由紀は由紀でなくモノとなる。 だからこそ最後に由紀が生きた証を私自身に植え付けたかった・・・といえば一種の贖罪となるだろうか?。 愛する愛娘に対しての復讐は個人的な趣向へと変化した。 今までも復讐の度はとうに超えている、だがこれからは戸籍はあるものの彼女という由紀という女性は存在しなくなる悪魔の儀式。 そう考えると、膝がガクガクと震える。 呼吸が荒くなり、ジワリと嫌な汗でシャツが張り付く。 頭の中で何度も何度も良心が囁く。
「今ならまだ間に合う」
いいや、いいのだ、その度に首を振る。 良心の声を振り払い雑念を掻き消すように私は心の中で叫ぶ。
「最早繭はいいだろう?お前がしたかったのだろう?最高の素材を悪魔の所業で完成させたいのだろう?」
沸々とドス黒い邪念が蘇る。 自殺未遂まで犯した繭は苦しみ悩んだが、最高の伴侶を得て今幸せとなった筈だ。 ならば後はコレを私が自由にしていい筈。 もう繭にはいらない玩具を回収して細工するだけだ・・・。 一切の邪念は捨てて、私は修羅となる。 私は地下室へと踵を返した。 ・ ・ ・ 地下室の手前の鉄扉の前で2人が待っていた。
「おっ、来ましたか大野さん〜」 「・・・ ・・・覚悟は、良いかね?」
お気楽なトーンで出迎えたムネさんとは違い、寺谷さんは察したのだろうかそんな言葉を投げかけてきた。 寺谷さんの口にした言葉の意味をじっくりと噛み締めて、私は力強く頷いて見せる。
「後戻りは出来ない儀式は準備出来ている、ここにいるムネさんも了承した」
そう言って胸ポケットから紙を取り出して見せた。
「ん・・・せいや・・誓約書?」 「念の為のな」 「まぁ〜もうここまで来たら後戻り出来ませんからねぇ〜ハハ」 「あんたの署名はいらない、ドアを開けた時点で決まりだ」
私はゆっくりとドアノブに手を掛けた。 準備一切は寺谷さんとムネさんに任せっきりだったので私は部屋に入って初めて状況を見たわけである。
「え、え・・・これ、は?」
さも凄惨な状態なのだろうとタカを括って入った訳だが大分拍子抜けした感じだ。 由紀は地下室の洋式便器に万歳の体制で座らせられており手は後ろ手に、足は便座を抱え込むように鉄枷で拘束されていた。 身体は腰縄で便器のタンク部分と括りつけられている程度である。 だがよくよく観察すると、両の乳首のピアスは外され代りにローターで挟まれており、オ○ンコと尻穴にも極太の変態家畜お気に入りのバイブが 突き刺さっている。 顔は目隠しをされ両耳にはヘッドホン、口にはボールギャグといった至って「普通」の恰好だったのだ。
「これで、こんなんで・・・どうにかなるのか?」 「ショック療法の真逆をするだけだからな、だがね少しばかり順序を誤ったかもしれん」 「とは?」
私の投げかけに小さく頷いた寺谷さんはポケットから2つのリモコンを取り出して、スイッチを入れてみせた。
「ぉぁぅふぐっぁ!!」
便器に括りつけられた雌豚由紀が小さく痙攣する。
「ご覧の通り変態家畜は2つずつのバイブとローターで感じてるわけだ、実際に感じてるのは乳首のローターと尻穴のバイブのみだ」 「・・・ ・・・あ!」 「そう、先にオ○ンコの神経を薬で殺してしまっているからオ○ンコのバイブは役ただず、というわけだ」 「だ、大丈夫なのか?」 「ふむ、まぁ結果的にどこぞかで永続的に感じれば問題ないだろうと、思う」 「何だか引っ掛かる言い方だが?」 「それは無理もないだろう、こんな事やるの初めてだからな・・・だが人が精神を復旧させるのと壊すのは全て環境次第なんだよ」
やや不機嫌そうに言った寺谷さんを刺激させるのは得策ではないだろう・・・。 医学や洗脳的なものは一切解らないゆえに、誓約書まで作ってきた寺谷さんを信じるしかない。
「目隠しは何の為に?、これだと雌豚が変わってゆく表情が見えれないのだが?」 「視界が塞がれる、それも四六時中いつ外されるかも解ったものじゃない・・・これは本当に恐怖なんだよ。 時間も状況も解らない中で絶えずバイブとかで敏感な個所を弄られ続けている・・・これが恐怖でないとしたらロボットだな。」
想像してみれば確かに恐ろしい話だった。 真っ暗闇の世界で何も状況が解らずに手足を拘束され、叫ぶ事も許しを請う事も出来ないでくすぐられ続けている・・・考えるだけでゾッとする。
「ちなみにヘッドホンから流れるのは美しいクラシックだ」
寺谷さんがヘッドホンの片方を手に取って見せた。
「・・・ ・・・な、なるほど・・・確かに素晴らしい選曲、だな」
耳に嵌めなくても聞こえる位の大音量で流れる曲はまさに狂気の唄だった。 「女の喘ぎ声」と「チ○ポ美味しい」と、「ザーメンがご飯」や「私は家畜で雌」「私は公衆便器」といったフレーズがエンドレスで大音量で流れ 続けているのだ。 (これは気が狂うな・・・)
「ちなみにコレ作ったの私なんですよぉ〜〜」 「・・・ムネさんの持ってるAVが何となく解ったよ」 「でだ、これが取説だ」
寺谷さんが1枚程度のレポートを手渡してきた。
「よく読んで、これを必ず実行してくれ」 「ん・・む」
雌豚変態家畜完全計画
一、1日3食はザーメン入りの流動物系の食事(噛むという動作は与えない事) 一、大小の便は垂れ流させ、一切流さない事 一、精神の調教が終わるでバイブ・音声は一切止めない事 一、オ○ンコ・尻穴・口の3穴を使った際は雌豚由紀が喜んだ時、厳しく折檻罵倒する事・無表情を振舞ったら大いに褒めてあげる事 一、拘束中はあらゆる感情を持って接しない事・拘束中は必要最低限の中で声を掛けない事 一、セックス以外で身体を触らない事
「これはいつまで掛かるのかね?」 「さぁ・・・いつまで雌豚由紀の精神が持つかによるが、解っていると思うがコイツは見かけによらずドMの性質だ。 期間は解らんがまぁ・・・人は誰でもいづれ崩れ落ちて楽な方へと心が傾くんだ、コイツの場合そう時間は掛からんかもな。」 「相解った」 「医者としてだが・・・人間がどうなったら壊れてしまうのか、それは大変興味深いしそんな研究はまず出来ない。 だが、ここに最高のクランケがあったわけだが、私はどうやら人として間違った考え方をしているらしい。」
少し重い空気だった。 寺谷さんの言いたい事はよく解るのだ。 医者として、この町にして唯一総合の名を一代で築き上げた医院長でもある。 人を救う立場ながらも、邪過ぎる性癖に加担した。
「大丈夫だろ・・・ここに集う人間は全てが狂ってるんだから・・・」
私自身も壊れているのだろう。 いや、ここに集う者全てがか。
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.88 ) |
- 日時: 2012/05/09 19:26
- 名前: かおる
- 参照: http://www.pandora.nu/summer/
- ここまでを小説ページにアップしました。
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.89 ) |
- 日時: 2012/05/14 00:34
- 名前: 非現実
- 〜衝撃のデビュー1〜
「ああうん、そう・・・多分そっちに着くのは17時位かな・・・いや、いいよ別に。 あーでもちっと大野さん家に寄ってもいいかな・・・ ・・・いやそんな違うしっ!!違うっての!。」
ユウジは後頭部に手をやりながら誤魔化す。 チラリと隣を見ると、新妻の繭は案の定不機嫌そうな表情でこちらを睨んでいた。
「まぁそのそういう事で、あのっ飛行機出ちまうからもう切るわっ」
電話の向こうで父親が何か喋り続けていたが、今は拗らせると大変なお相手をなだめなければならない。
「飛行機がすぐ出る訳ないでしょぉ〜電車あるまいし」 「いやまぁまぁ、そこは言葉のアヤというやつで」 「で、何?、実家に私戻ったら良いの?」 「おぃおぃぃ〜勘弁してよ繭ぅ」
相当甘やかされて育ったのだろう、繭は一度機嫌損ねると納得がいくまで治らない性格なのだ。 簡単に言うと非常に子供。
「やっぱお義父さんに帰ってきました報告はしないと駄目だろ普通にさぁ〜大事な娘さんを貰った身なんだし俺」 「別に今みたいに国際電話で良いじゃん、何なら私が今するし」 「いやいやいや、ここはちゃんと2人で顔を見せるのが常識的でしょ?」 「じゃあ私もユウジのお義父さんに顔見せる必要がある訳よね?」 「それはいつでもいいとは思うんだけどさ・・・あ、いやっ」
言い終え掛けて慌ててユウジは訂正する。
「確かにそれはそうかもしれんね、俺ら新婚なんだし」 「・・・ ・・・遅いから、言い直すの」 「いやだからさぁ〜〜・・・ ・・・はぁ〜機嫌直してくれよぉ繭〜〜」
傍から見ればペアルックの男女がいちゃついているようにしか見えない状況なのだが、繭は大変なご立腹なのである。 そしてユウジからすれば正論である筈なのに、何故か新妻のご機嫌を損なうという理不尽な立場になってしまっていた。 ユウジは「アレ」が来なかったとしても、新婚旅行を終えて真っ直ぐに義父の家に報告するつもりだったので大変なとばっちりなのだ。 (オヤジの奴〜〜〜空気読まずに変なモン送ってきやがってからに〜〜) 面白半分で「アレ」の画像付メールを送ってきたのだろう父親に、心の中で毒付くユウジ。
「解った繭、ホント言うと確かに見てみたいよ・・・でもねでもなっ、ちゃんと報告をしないと駄目だというのもとうぜ・・」 「やっぱりじゃんっ、やっぱりそうなんじゃんっっ、浮気だよっ浮気っそれも立派なっんむ!?」
咄嗟の出来事だった・・・ユウジが今にも泣きそうに喚く繭の口を唇で塞いだのだ。 ここが異国の地であるからこそ為せる、どんな言葉すら意味も無くす対処法。 途端にトロンと酔った様な目で無抵抗となる繭。 そんな危なげで不安定な繭が更に愛おしいとユウジは感じてしまう。 数十秒後、2人の脇を通り過ぎた外国人が「ヒュゥ」と口笛吹いたのを合図に唇と唇が離れた。 視線と視線がぶつかり合う中で、最初に口を開いたのは繭だった・・・。
「・・・御免ねユウジ・・・また私、嫉妬しちゃった、よ」 「俺こそゴメン、いっそ正直に言えば良かったんだよな、アレはもう人じゃないんだし・・・俺らの手には負えないんだから」 「ん」 「嫉妬してくれる俺は幸せもんだよ本当に・・・」
そう言ってユウジは繭の背中に手を回し、再び唇を重ねた。 今度は周囲にも見せ付けるように、濃厚な甘い甘い口づけを・・・。 ・ ・・ ・・・
「うちの馬鹿息子が挨拶に来るそうだ」 「それは感心だな」 「まぁ常識だけはちゃんと備わってたようで少し安心したよ」 「うちの繭はその辺苦労かけるかもしれんな、ユウジ君には」 「手塩にかけて大事に育てた娘さんが巣立って少しは楽になれたと思ったのに・・・大野さんは益々大変になったな」 「まぁ・・・これは覚悟の上だしなコレがこうなったのも」
コレを眺めながら大野は呟くように言った。 家畜小屋と命名された小屋に住まうコレは調教という生易しいものではない、悪魔の儀式ともいえる人格・精神崩壊措置に置いて完全に壊れてしまった。 由紀という名の変態家畜・雌豚由紀は今や自身が人ですらないと思い込んでしまっている程だ。 自らの意思で四つ這いで動き、羞恥心などどこ吹く風という感じで平気で何処でも糞尿を垂れ流し、オ○ンコやケツ穴を使われてる最中でも何のリアクション 無しにただ腰を動かし、仕舞には平気でボウルのドックフードを頬張る。 目は焦点が合っておらず、言葉は喋るが願望的な事は一切口にしない。 自身がモノであり、使われる事が使命と完全に脳がインプットされたようだ。
「しかし・・・わずか数日にというのは驚いたな」 「プライドが高いとかそういうのは徹底的にへこませて叩くとトラウマを産みやすいと言うが、本当だったようだ」 「まさに由紀だな」 「メンタルの弱い部分を隠そうと強気に振舞う、本人はそれを解っているからこそブレ易い・・・由紀は正に典型的だったな」 「今じゃアレですしねぇ〜」
ムネさんですら少し引くような展開が小屋では繰り広げられているのだ。 家畜小屋と称された雌豚由紀の住まいだが、今も雄豚が10匹同居している。 大野は同格として住まわせた訳だが流石に人間以下として扱いを受けている雌豚であっても豚達からしたらそれは力のある人と見る。 どんなに全裸で四つ這いで動き回っても、近付けば雄豚達は逃げ惑う次第だったのだ。 だが、正気を失い自身が何者かも解らなくなってしまった今の雌豚由紀は雄豚達に大いに受け入れられている。
上々の過程と寺谷が判断して、今回の調教(悪魔の儀式)を一旦終了としたその日、1匹の大きな雌が誕生した。 雌は9日間ずっと目隠しをされていたので、失明しないようにと暗室で目隠しをゆっくりと外された。 雌の耳は9日間絶えず「私は便器・私はモノ」といった洗脳に近い卑猥な言葉を聞かされ続け、そのヘッドホンが外されて不安感を覚えた。 雌の両乳首は9日間休まる事無くローターのぬるい微動で性感を刺激され続け、感覚がなくなるまで蛇の生殺しのようにイカされ続けた。 ボールギャグで何度となく泡を吹き、涎を垂れ流し、最初は呻き喚いたものだが・・・どれくらい時を重ねた辺りからその声は理解出来ぬ言葉となった。
瞳に正気がなくなり、自身の価値がモノとして存在すると思考が書き換えられた雌豚由紀は見るも無残な精神と化していた。 全てに怯えおののき、命令を心待ちにする常に不安定な心の持ち主・・・寺谷は精神年齢が壊れたと言っていた。 そんな雌豚由紀が家畜小屋に戻ってから、立場が一気に逆転してしまった。 以前なら怯え逃げ惑う雄豚達なのだが、雌豚由紀の方が部屋の隅に縮こまってしまい怯えていたのだ。 そんな壊れた雌豚由紀を代わる代わる使っているのが10匹の雄豚なのである。 己の欲望と性欲をなりふり構わず使うだけ使う雄豚達は、ヘタり崩れ落ちる雌豚由紀に乱暴に跨ってはいきり立つ獣の肉棒を付きたてる。 雌豚由紀は「許して」とも「勘弁して」とも拒絶に言葉を一切口にせず、ただ涙を流しながら雄豚の腰使いに合わせるように腰を淫らに振って自身も獣染みた 喘ぎ声を漏らしながら無意識にイキ続けるのだった。
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Re: 家畜な日々(続きの続き) ( No.90 ) |
- 日時: 2012/05/16 18:57
- 名前: かおる
- 参照: http://www.pandora.nu/summer/
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